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ビッグダディ×yuzuka 対談 「どういうつもりで子育てしてたの?」
yuzuka 本日はよろしくお願い致します。
林下さん どうもどうも、よろしくお願いします。
yuzuka 早速なのですが、私はビッグダディという人物を、イメージだけで想像していました。イメージっていうのは、ネットに書かれている悪評ですとか、芸能人が批判したという記事ですとか、そういうものを見て、「この人ってやばい人なんだ」「とんでもない子育てをしているんだ」って、そのまま鵜呑みにしていたんですね。
林下さん あんた、自分がものを書く立場の人間なのに、ネットの情報を鵜呑みにするって……(笑)
yuzuka はい。おっしゃる通り、最低だったと思います。ただ、その後にたまたま、ビッグダディという番組を、じっくり見る機会があったんです。その時に、衝撃が走りました。「あれ?ネットで言われているのと、全然イメージが違う。子どもたちがみんな楽しそう」って。そのギャップってなんなんだろうって、素直に疑問に思ったんです。
林下さん そもそもギャップなんてないんだけどね!(笑)
yuzuka すいません……。事実、娘さんにお話を伺ってみると、世間がいう「子どもが可哀想」って、なんなんだろうって、物凄く考えさせられました。本人たちは幸せなのに、不幸だと決めつけて、世間はそれを叩く。
林下さん ようするにね、世間は俺がずーっとテレビに出たり、子どもをたくさん産むことによって、何にも知らないまま、「金とセックスが好きでしょうがないんだろう」って、勝手にそう思ってるんだよ。
だけどね、これはどこでも話してるけど、俺はあのテレビでも、お金は受け取っていないんだよ。「その代わりに俺に指図するな」ってのが条件だったから。みんな勝手に言ってるだけ。それだけ。でね、俺は見ず知らずの人に何を言われても、痛くも痒くもないの。それは、うちの子どもらもみんな同じ。全く何にも思わない。
yuzuka お子様達が何も感じていなかったというのも、インタビューをして驚きました。それに、言ってきた人に対して悪口すら出てこない。心の広さに驚かされるばかりでしたね……。
林下さん チビ達が学校で、「お父さんテレビに出てて、稼いでんだろ」って言われたことがあったみたいだけど、「何それ!そうなの?俺もしらないのに、よく知ってるな」って言ったって、ケロっと帰ってきましたから。なんにも気にしてないんですよ。みんな気が強いので。
yuzuka お父様譲りのメンタルの強さがありますよね。そして本当に、家族間の結束が強い。
林下さん 俺のところは父子家庭で、まとめあげるしかなかったんだよね。それは兄弟仲もそうだけど、勿論親子仲もそう。ちょっとまとめすぎたかなってのはありますけど、そうやって子育てしてきましたから、今でも家族みんな、仲が良いですよ。
ビッグダディの子育て観って、どんなもの?
yuzuka 今回お伺いしたいのは正にその部分で、数ある批判の中でも、林下さんの子育てについてなんです。
勿論、子育てに正解はないとお話されている記事はいくつも読んだのですが、例えば有名なタレントさんが林下さんの子育てについて「自分が楽しいからこれで良いんだって言うけれど、そんなの自分勝手だ。子どもが可哀想でしょ」ってコメントしたことがあると思うんですけど、そのことについては、どう考えられますか?
林下さん 彼は子どもを育てたことがないからね……。正しいけど、ただの理屈だよ。「俺が楽しければ良い」が受け入れられない。子どもはね、大人に与えられた環境で生きていくしかないんですよ。例えば子どもが、「俺、教師の子に生まれたかったな」って言ったとして、そこから教師になれますか?
yuzuka なれないですね。
林下さん そうですよね。子どもはね、大人が用意した環境で、振り回されて生きていくしかない。彼らは、それが全く分かっていない。勿論、彼の言ったことは間違ってはいないんです。正しい。だけど、あくまで「理屈」なの。
どんな時代にも、確固たる子育てのバイブルって、ないじゃないですか。どんなに偉い教育論者が出てきても、「正しい子育てはこれです」ってものは、存在しない。それがなぜかいうと、当てはまるはずがないからなんです。各家庭によって、正しい子育ては違うから。
彼らはね、子育てをしたこともないから、それが分かっていないんだと思います。俺の家庭では、「俺が楽しいかどうかの基準で考える。そして子どもらも、それについてこさせる。」それが俺のやり方。もちろん彼が言ってることは正論なんですけどね。
yuzuka 子どもは大人に振り回されるしかない。
林下さん そう。例えばね、俺があちこちに引っ越しすることに関して、「子ども全員にしっかり意見を聞いたんですか?」と言う人がいるけど、そんなもの、本当は聞く必要もないんですよ。俺の考えの中には、子どもにとってどうなのかという考慮も勿論あるわけで。進学についてとかね。子どもは全員、高校に進学させようと思ってましたから。
だから、そんなものはいちいち聞いて、反映してられない。それから、近所のおばさんがうちの子の前に跪いて「可哀想に。頑張るんだよ」って、涙をためて肩を抱くなんてこともあったけど、はっきり言って迷惑。うちの子にはね、母ちゃんが出ていったこととか、引っ越しすることとか。そういうのをいちいち「とても悲しい事実だ」と認識するような伝え方は、していないの。それを「可哀想」って周囲が言ってくるのが、本当に迷惑なんですよ。
yuzuka 確かに周りの決めつけで「可哀想だ」と刷り込むのは、少し違う気がしますね。
yuzuka
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