どうも、ライターの田村です。若い頃は太陽なんて気にせず縦横無尽に歩いていたものですが、皆さんはどうですか?
肌トラブルに悩まされることもなく、「シミなんて、できたら消せばいい」なんてさえ思っていました。笑
ただ、最近、自分の顔にシミができ始めているのに気づいてから、鏡を見るたび、そればかりが気になり憂鬱。もちろん簡単に消せるものではないことを知ります...。
ということで、今回この憎きシミを、どうにか消せないかと必死になって調べまとめあげたので、それについてご紹介します!
私は、10代頃の私に言いたい…。
シミはそんな簡単に消せるものじゃないみたいだぞ…、と。
目次
まずはシミができる原因を知ろう
対処法を知るためには「まずは相手のことを良く知ろう!」ということで、シミができる原因・メカニズムについて調べました。
そもそもシミは紫外線を浴びることによって生成される「メラニン」という物質に深い関係があります。(ちなみにこの話は理科の授業みたいにつまらない可能性があるので、飛ばしたい人はスクロール!)
紫外線は私たちの肌にとって有害であり、肌細胞に大きなダメージを与えるんですね。
そのダメージから細胞を守る、日傘のような役割を持っているのがメラニンです。
あれ?メラニンって良いやつなの?って思いましたよね。
そう、悪者にされがちなメラニンですが、役割的には紫外線から細胞を守ってくれる、なくてはならないものになります。
でーすが、このメラニンが結果的にシミの原因になっていることも事実。
強い紫外線を浴び続けたりすると、肌を守るため過剰にメラニンが作られ、それがシミになってしまう、というわけです。
シミ対策に重要なターンオーバーについて
さて、お次はターンオーバーについて。皆さんはお肌のターンオーバーって聞いたことはありませんか?
ターンオーバーとは、表皮(肌の表面)の新陳代謝(生まれ変わり的な)のことを言い、シミ・そばかす対策には欠かせない作用です。
表皮、つまり肌の表面は刺激から細胞を守るものなのですが、役割をこなした後に、アカとなって剥がれ落ちていきます。もちろん、剥がれて落ちただけでは肌が見る見る無くなっていってしまうため、その後に新しい肌へ生まれ変わるのです。
この一連の流れ、仕組みを「ターンオーバー」と言います。このターンオーバー、部位や個人によって異なりますが、およそ28日周期で行われていますよ。
ターンオーバーが上手くいかないとシミに
日焼けは、時間とともに薄くなるのに、なぜシミは消えてくれないのか。
メラニン色素は肌を黒くしたとしても、ターンオーバーによってどんどん上へ押しあげられ、最終的には角質と一緒に剥がれ落ちるものです。しかし、ターンオーバーが上手くいかず、肌に残って沈着してしまう場合が時にあります。
これが私たちの良く知る「シミ」となるのです。
またシミだけではなく、黒ずみやニキビ、ニキビ跡、乾燥肌や敏感肌、そしてシワ。
女性を悩ませる肌トラブルの改善には、ほとんどこのターンオーバーの正常化が必要不可欠となります。
さてさて、そんな大事なターンオーバーですが、実はほとんどの人が、正常に機能しておらず乱れている状態にあるってご存知ですか?
ターンオーバーの乱れとは?
ターンオーバーが正常に機能している状態だと、およそ28日間の周期でお肌は生まれ変わります。この日数がズレればズレるほど、ターンオーバーが乱れている、ということです。
また「ターンオーバーが乱れる=ターンオーバーが遅い」と思われるかもしれませんが、実はその逆で、ターンオーバーが早まっていることこそが、肌トラブルの原因となる場合が多いです。
ターンオーバーが早いということは、イコール表皮になる過程が未熟ということになります。
未熟なので、本来の正常な機能を果たすことが難しくなり、また、その下の肌の層も同じく未熟な細胞が働くことになりますよね。そう、まさにターンオーバーがどんどんと機能しなくなっていく悪循環に陥るのです!
その結果どうなるかというと、まず肌の保湿に必要な成分が、十分に作られないという事態が引き起こります。
この保湿がなくなってしまうと角質が硬化しやすくなるのですが、このパサパサで硬くなった角質は、剥がれ落ちるための必要な酵素が不十分なため、中々剥がれ落ちることができません。
しかしターンオーバーは早まっているため、下からはどんどん未熟な細胞が、押し上げられ続けるということになるのです。
え〜、なんだか難しい感じですが、とても悪いことが起きているというイメージは掴めたのではないでしょうか。
では、次にそんな悪い状態を良い状態にするための予防のお話に移ります!
ターンオーバー乱れの改善!スキンケアを見直そう
もしかすると、毎日しているスキンケアがターンオーバーの乱れを助長し、シミや作りやすくしているのかもしれません。
まずスキンケアの大敵は「乾燥」です。肌が乾燥していると摩擦がおこりやすくなるのですが、この摩擦が微弱炎症をおこし、メラニン生成のスイッチを入れてしまうのです。
下着まわりの黒ずみも、長期にわたって衣服と肌がこすれた結果に生じる、色素沈着の一種となります。
ではここで、大間違いなスキンケアを3つ紹介しておきましょう!
洗いすぎはダメ!
肌を洗うとき、ゴシゴシと洗ったりしていませんか?
実は、洗いすぎは角質を無理やりはがす行為になるため、やってはいけません!
角質がはがれてしまと、次の角質を急いで作らなきゃ!と細胞が焦ってしまいます。
そうして、未熟な状態でターンオーバーを繰り返すことになるのです。先ほども言いましたが、「ターンオーバーを早めてしまう」=「ターンオーバーの乱れ」です。なのでむやみに角質を剥がしてはいけません!
肌を洗うときは、できるだけ摩擦や刺激を与えないよう、泡でそっと洗うことを意識してみてください。
強い成分のスキンケア用品を使ってはいけません!
洗浄力が高いメイク落としや、洗顔料。これらは「合成界面活性剤」というものをはじめ、角質除去を促進する成分が多く含まれています。
一見、良いように思うのですが、皮脂を必要以上に落としてしまい、洗ったあとお肌は乾燥状態になりがちです。
このことも結果的にターンオーバーを早める原因となってしまいます。
なので、できるだけ肌に刺激の少ない自然派のものを選ぶことも大事ですよ!
ピーリングは危険!?
ポロポロと角質が落ち、使ったあとは肌がつるつるになっている。
「これは良い!」と、私も過去ピーリングを行っていましたが、このピーリングも実は気をつける必要があります!
理屈は全て同じ。まだターンオーバーの時期でないのにも関わらず、ピーリングにより無理やり未熟な細胞が剥がれ落としてしまうと、次の角層はさらに未熟なまま働くことになってしまいます。
これだと、ずっと言ってる通り、ターンオーバーがどんどん早くなっていきますよね。
自然と剥がれ落ちるはずの角質を無理やりはがす行為ですから、やはりお勧めはできません。
ピーリングを行うときは、専門のサロンにて、ターンオーバーの周期を確認しながら専門家に施術してもらうのが良いですよ。
参考記事:ケミカルピーリングや漢方薬。夜職で肌がボロボロになった私が実際に試した美容法
他にも、睡眠不足や栄養不足、ストレスもターンオーバーの乱れにつながります。
紫外線・加齢・ストレスなどなどなど…。悲しいことに、現代女性をとりまく環境は、肌トラブルの要因であふれているんですねー。
しかし、このターンオーバーを正常な周期に戻すことができれば、加齢や老化・シミやくすみに負けないお肌を作ることができるかもしれません。
高いスキンケア商品が無くても美肌を手に入れることができる!...かも。(人工科学の力も全然信じています!笑)
ターンオーバーを正常化するためのアレコレ
洗顔は固形石鹸とぬるま湯で
まあ先ほどのダメな例の逆をすればいいのですが、具体的にどうやって正常化していくのかも書いておきましょう。
おすすめなのは余計な成分が含まれていない、無添加の固形せっけんで洗顔すること。洗顔の目的は、顔の表面についた汚れや、余分な皮脂を落とし、肌のバランスを整えることです。
洗顔に、肌の「ハリ」「潤い」を与えることは実はさほど必要ではありません。ただ、洗うだけです。
無添加の固形せっけんなら、薬局で300円ほどで売られていますよね。
価格も良心的で続けやすいです!
また朝に顔を洗うときなども、洗顔でゴシゴシというよりぬるま湯だけに変えて洗うなどをおすすめします。
強く擦るのは絶対にだめです。せっけんを使う場合は、よく泡立て優しく洗いましょう。洗い流す時も熱いお湯はを避け、ぬるま湯で擦らないようによく流してください。
少なくとも6時間の睡眠
ターンオーバーを正常化させるのに最も大切なのが、実は睡眠です。カギとなるのは成長ホルモンなのです。
この成長ホルモンが分泌されるのは、深い眠りのノンレム睡眠の時。特に眠りについた後の3時間の間に多く分泌されるため、この3時間に質の良い睡眠を取ることが重要です。
しかし、この3時間だけに集中して寝れば良いというわけではもちろんなく、この後のノンレム睡眠時にも、成長ホルモンはまだまだ分泌されるので、少なくとも6時間は睡眠するのがベストです。
ターンオーバーに効果的な栄養をとる
主に、ビタミン類の栄養がターンオーバーを整えるのに有効です。具体的にはビタミンA・B・C・Eですね。その他にも、亜鉛やセラミドなども大事な栄養素ですよ。
これらは緑黄色野菜や大豆製品、フルーツに多く含まれていますので、バランスよく摂るようにしましょう。
参考記事:栄養を効率よく摂取するのにおすすめの「青汁」。この青汁一杯にどれほどの栄養があるかを調べました!
角質の放置!
私はまだ体験したことがありませんが、角質培養(かくしつばいよう)も良いみたいです。
角質培養とは角質を剥がれ落とさないようにすることで、早まったターンオーバーを正常に戻すという方法。やり方はいたって簡単で、肌になるべく触れないようにするだけ。角質の放置なんて言ったり言わなかったり。
洗顔は石鹸で優しく、こすることは厳禁。保湿も少し重要なため、ワセリン・ホホバオイルなども付けますよ。
そしてメイクもできる限りしない方がいいです。
それか、石鹸洗顔で落とせる程度のメイクに変えましょう。
やり始めは肌がゴワゴワしたり、くすんできたり、ニキビ等ができることがありますが、それは仕方ありません。
「あー、効果出てきたなぁ」と思うのに1~2年位かかる人もいるようなので、根気よく続けることが必要ですね。ちなみに初めに書いた通り、私はまだ試したことがありません。今度試しますね。
最後に:シミや黒ずみができづらい肌へ
最後に、シミや黒ずみができにくい肌へターンオーバーを改善するのに、遅いなんてことはありません。
肌に良い栄養素を積極的にとり、睡眠もきちんと取る!まずはこの事を実践していきましょう。
そして、もう一つ。できれば、恋愛してください。ドキドキしてください。
ドキドキすることで女性ホルモンの分泌が促されますが、女性ホルモンってお肌をキレイに美しくしてくれるのです。恋してる女子を見て、キレイになったなんてドラマや映画でよく言いますが、あれはマジの話だったんです!笑
恋以外にも映画を見たり、好きな有名人にドキドキしたりと、楽しくご機嫌に過ごすことができればオッケー!
案外難しいものですが、毎日心かけることが大事。そうすれば、きっと美肌が手に入ってはいるはずです。一緒に頑張りましょうね!では。
田村 梨香
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