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PMS対策を紹介!ホルモン由来の情緒不安定で大切な人を傷つけないために

PMS対策を紹介!ホルモン由来の情緒不安定で大切な人を傷つけないために

どうもライターのサマーです。

前回の記事ではホルモンの影響で情緒不安定が起こること、PMS(月経前症候群)やPMDD(月経前不快気分障害)でメンタルがおおいにやられてしまうこと、

そしてその改善策についてお話ししました。読まれていない方はぜひ!

前回の記事はこちら(情緒不安定の原因はホルモンにあった。実際に経験したこわーい話

 

さて、本日はPMSまっただ中のときに、「どうやって過ごせばいいのか」についてお話ししたいと思います。

実は前回の記事を読んだ友人らから、「自分もコレだわ」という反応が思いのほか多くありまして、また男性からも「身近な女性が思い浮かんだ」という声を聞きました。

 

イライラや不安、抑うつがホルモンの影響によって引き起こされていることに気がついていない隠れPMSの人って少なくないんですよね。

私も気がつくまでにけっこう時間がかかりました。

 

PMS期の症状って、まるで普段の自分が持っている性質(私の場合はまだらに神経質で心配性)をいびつにデフォルメして、増幅したような感じで、まったくの別人格になってしまうというわけではないので、渦中にいるときには自分で気がつくのが難しいんですね。

メンタルが乱れる引き金も、ささいなことではあっても決してゼロではなく、 最中にはそのトリガーが取るに足らないということにさえに気がつけない。

もう溺れてるような状態で、本人は息をするだけに夢中みたいなありさまですから、客観的になることができないんです。

 

あとから振り返って、自分の思考がたどった回路を点検してみたときにはじめて、

「え、、、怖、、、、」

と、その異常さに気がつくわけです。

 

隠れPMSがある限りPMS破局は減らない

PMSやPMDDが怖いのは、何をおいても対人関係に影響が出てしまうということ。

しかも、特に身近な存在で、距離感が近く、甘えられるくらい心を許している相手、つまり「大切な人」に症状のしわ寄せがいってしまうことが多いということです。

 

思いますに、PMSが原因で破局してしまったカップルって、おそらくかなりいると思うんですよ。

症状が重いにもかかわらず治療を受けていない女性が約180万人を超えるといわれる今、PMSについて認知している男性はなんと1割にしか満たないという調査結果もあります。

 

隠れPMSレイディーたちの情緒大シケを一身に受けたPMSを知らないジェントルマンたちが(おそらく何万人も)シケにのまれて波の彼方に去っていってしまったのではないかと推測します。

いや、マジで……

笑えないです。

どこかで本格的に統計をとって研究していただきたいくらい大問題だと思います。

 

実録!PMS期の私たち!

ここで少し具体的にPMS期の女性陣にどんな理不尽な行動が見られるか、客観的にウォッチしてみましょうか。

目を覆いたくなりますが、現実から逃げていてはいけませんからね……。

 

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ある日パートナーとふたりで料理をして食事をしたA子さん。

食べ終わると、パートナーが食器を洗ってくれました。

いつもなら「ありがとう〜!」と、かわいく感謝できるはずのタイミングで、A子さん、パートナーが食器を棚にしまったあと、食器棚の扉を開けっ放しにしていたことに注目します。

 

「あーっと……また開けっ放しにしてやがる。

なんで棚に扉がついてると思ってんだよ? ほこりが入るからだろうが?

んでそんなこともわからんのだ、このたわけが」

 

A子さん、肝心の洗い物をしてくれたことをすっ飛ばして、棚を開けっ放しにしたという恐ろしく細かいことにフォーカスしてイライラしています。

 

B子さんは、PMS期になると何日もきちんと眠れません。

睡眠不足で仕事に行きますが、職場では仕事上の付き合いの人たちが相手なので、どれだけイラついていようが、イライラを表に出すことはできません。

なんとかその日の仕事を終えて疲労困憊で家に帰ってくると、「おかえりー!」とテンション高めで迎えてくれるパートナーの笑顔に、今にも人を殺めでもしそうな顔面になるB子さん。

 

「無理や……、今日は無理や……。笑顔を強制しないでくれ!」

 

心許せる距離の近い人間の前では力が抜けてしまい、笑顔でいられないほどしんどい今、自分を元気づけようとするパートナーの笑顔にさえ、笑えといわれているように感じて泣きたい気持ちになってしまいます。

 

C子さんは異常に匂いに敏感になっています。

「汗臭せーーー!近寄るなーーーー」

 

D子さんはテリトリー意識がやたらと強くなって、自分の物に触られることにムカつきが抑えられません。

「ちょっと勝手にドライヤー使わないで!」

 

E子さんは考え方が被害妄想っぽくなって、言葉尻をキャッチしまくっては勝手に傷つき半泣きです。

「どうせめんどくさいと思ってるんでしょ!」

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うーーーん、怖いですね〜。

まあ、このうちのいくつか(どれかはいいませんよ)は、私自身のことなんですけどね。うん、あらためて怖いです。

 

さて、今回の一大テーマは、こうしたPMS期の私たちの理不尽から、いかにして大切な人を守るかについてです。

 

PMS(月経前症候群)対策を紹介

「症状日記」をつける

まずおすすめしたいのが、自分のPMS周期と症状をよく把握するための記録をつけること。

実は毎回の生理で機能しているのは2つある卵巣のどちらか片方ずつなんです。そしてどちらの卵巣が働いているかでPMSの症状にも違いが出るといいます。

つまり、ひどいPMSがくるのが毎月ではなく、隔月であったり、とびとびだったりする人もいるということです。

 

大切な人に、PMSを理解してもらうために話をするときにも、「月のいつ頃、何日間くらい」など、目安になる記録は必要になります。

スマホのカレンダーにメモしておくのもいいですし、アプリを活用すると便利です。

症状を日記につけることや、手帳に心理状態を書き残しておく作業もかなり役に立つと思います。

 

オープンに話をする

生理やPMSに関する話題がデリケートだからと、話すのを避けるのはとても危険です。

話さずにどうにかやり過ごそうとするには、あまりに難しすぎる事案ですからね。

 

生理やPMSは恥じらうべき話題ではありません。

男性の方からはなかなか聞きづらいという声も聞きますので、気づいてくれるのを待つのではなく、できればこちらがリードして一度じっくり話をしてみましょう。

 

PMSのたびにあなたがその人に迷惑をかけたり、傷つけたりしてしまっているなら特に事情を説明するのはマストです。

何も知らないままに、イライラや不安をぶつけられたら相手はたまらないですよね。

 

相手に知識がないなら、PMSがどういうものか、なぜ起こるかというところから教えてあげましょう。

わかりやすくまとまった記事をネットで探して読んでもらうのもいいですね。

 

そして、具体的に自分にはどんな症状が出るのかを説明しておくことも忘れずに。

イライラするのか、精神的に不安定なのか、憂うつなのか、無気力なのか、集中できないのか、ボーっとするのか、眠れないのか、はたまたそれら全部なのか。

 

また、それらを総合的に考えて、PMSが自分にとってどれくらいつらいのか、伝わりやすいような例を引き合いに出すことは、相手の共感を呼び起こします。

「風邪よりもつらいの」

「どっちか選べっていわれたら食中毒を選ぶレベル」

「二日酔いくらいしんどい……」

特に男性は感じたくても体感することができない辛さなので、わかってもらうための 工夫は非常に大切です。

 

生理日、PMS期の共有

そのイライラがただ疲れているからなのか、それともPMSによるものなのかは本人にもなかなか境目がわかりにくいものです。

人によっては毎回ターゲットになる人が決まっていて、子どもや他人には矛先が向かないというケースもあります。

カレンダーを共有することで、注意、予期ができるようにしておくのはとても合理的です。 

 

してほしいこと、かけてほしい言葉は具体的に伝える

PMS期に相手に望むことを、口にしないまま待つことは非常にリスキーです。

相手が男性であればなおさら、伝わることはほとんどないですから。

 

私の場合は笑顔で元気に接触されることが辛かったのですが、それを言わなかったため、どんどん自分で自分を追いつめることになりました。

いわずに不機嫌になるくらいなら、具体的にお願いしましょう。

 

「つらいねって、共感してほしい」

「2、3日は家事をする元気が出ないと思うから、外でごはん食べたい」

「匂いに敏感になってしまうから、汗をかいたらシャワーを浴びてほしい」

 

相手が応じてくれたら、きちんと感謝を行動であらわすことを忘れずに。

 

離れて過ごす

私が一番にオススメするのは物理的に距離をとるということです。

 

話し合いをすっ飛ばしてこれをしてしまうと相手に心配をかけてしまうので、きちんとPMSについて話し合ってから、

「不必要に傷つけてしまうことを避けたいから、その時期は一人になりたい」

と素直に伝えるのが大事です。

 

そして生理間近の時期は一人の時間を増やし、読書をしたり、静かに思考したり、ストレッチをしたりしてゆったり過ごしましょう。

生理前の情緒が乱れ、いろんなことに感性が敏感になっているのを利用して、情操を育てる時間にあててしまうのです。

 

まとめ

PMS期に関しては特に、相手があなたを思って何か行動をしてくれたとしても、あなたが実際にどんなふうに接してもらいたいかとはズレが生じることが多いです。

そんなときだからこそ、合理的に建設的に、相手に悲しい思いをさせないように対策をとりましょう。

 

「わかって」と受け身でいるのでなく、わかってもらえるように積極的に土壌をつくることが大切です。

もちろん、PMS症状の改善対策も怠らずに(前回の記事をご参照あれ)!

 

 

PMSが難しいのは

 

症状のつらさが浸透していなくて、

男性にはなかなか体感をもっての理解がしにくく(近年、男性にもPMSに近い症状があることが報告されているそうですが)、

PMS期に入ってしまうと論理的思考が難しいから。

 

「PMSって人類にとっての大問題なんだ!」と開き直って腕まくりし、腹を決めて向き合いましょう。

「一緒に乗り越えてくれる?」とあなたが差し出したその手を、そっと取ってくれる人となら、この先PMS問題に限らず、どんなことだって乗り越えられるのではないでしょうか。

それでは。

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サマー

サマー

ライター/編集者 ジャーナリズム誌やカルチャー誌の編集者として働きつつ、フリーランスで幅広く書いています。ときどきイラストも。フェミニスト、ストレート・アライ、動物好き。ツイッターはじめました。

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