peak a booの読者のみなさま、はじめまして。
きじ田 とらみ(@kijitatorami)と申します。
自己紹介を少し、27歳 地方都市の金属加工メーカーで経理部をしている猫好きのOLです。
仕事は8時〜17時。休日は友人とご飯、ヨガ、ショッピング、ごくごくありふれたOL生活を営んでいます。ただ、巷のOLと一線を画すポイントが一つ…… 恋愛音痴、モテないOLだということです。
目次
筋金入りの非モテとマッチングアプリ
さて、今年27歳になる私、実は26歳の秋まで恋人ができたことがありませんでした!
驚かれる方もいれば、晩婚化が進む現代では「たまたま縁がなかっただけでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
中・高は共学、大学は女子大だったものの他校のサッカー部にマネージャーとして所属し、大学卒業後は男女比9:1の男の職場に就職。
出会いが多い環境にいて、なおかつ誘いは断らないオープンなスタイルを徹底したにも関わらず、彼氏ができなかった。
環境に恵まれ且つ努力してきたけど、恋人ができたことがなかった、いわゆる「筋金入りのモテない女子」なのです。(書いていて悲しくなってきた)
さて、みなさまは表題の「マッチングアプリ」はご存知ですか?
FacebookやTwitterなどSNS上の広告でよく流れているので、何となく知っている方、もしくはやったことがある方も多いかもしれませんね。
マッチングアプリとはインターネット上で恋人探しを斡旋してくれるアプリのことです(定義は曖昧ですが)。
ピンとこない方は、マイナビやリクナビなどの就活サイトの企業を恋人に置き換えて考えてみてください。
今からちょうど一年前、私はマッチングアプリで出会った彼と結ばれ、晴れて彼氏いない歴=年齢を卒業することができました! これから、私のエピソードを交えつつ、マッチングアプリの事を綴っていこうと思います。
少し長くなりますが、どうかお付き合いください。
結婚への危機感
アラサーと呼ばれる年齢に突入し、天性のひねくれた性格も相まって、「彼氏ほしいから一応がんばるけど、どうせ出来っこない」というねじれた気持ちで日々を過ごしていました。
宝塚で理想の男性像を妄想し、KINDLEで少女漫画を衝動買いし(後悔し)、会社の飲み会で上司にいじられる度に自分をネタにして勝手に傷つき…… そんな私が決定的に危機感を感じる出来事が訪れます。
それは高校時代の(それほど仲がよくない)友人達との「女子旅」での出来事です。一緒に旅をした6人のうち、2人が婚約、他の4人は全員恋人がいる。
ずっと恋人がいないのは私だけ。「私、本当に結婚できるのかなあ……。」漠然とした不安感に教われました。
恋バナとかけて殺虫剤と解く
非モテの私が生きている上でできるだけ避けて通りたいもの、それは「友人の結婚報告」でもなく「合コンで気になる彼に連絡先を聞かれないこと」でもなく、「恋バナ」です。
友達の幸せな報告は素直に祝福できます、連絡先を聞かれないのも「今回は縁がなかった」と(ちょっと悔しいけど)思えます。
でも。恋バナは、平等に「自分の恋愛」を語る時間が設けられ、戸惑いながらも正直に話すと、哀れみの目で見られる悔しさ。
非モテが何をしたというのでしょう、何も悪いことをしていないのにこの生きづらさ……。生きるって難しいです。
そして聞き手からのトドメの台詞、「私が男だったらと、絶対放っておかないのに〜」「理想が高いんじゃない?」。
「本当にそう思うなら、誰か紹介して………」悲痛な叫び。
恋の話に花を咲かせる…なんていいますが、非モテの私からすれば殺虫剤みたいなものです。
不意に振りかけられると、もがき苦しみ、その場から退散したくなります。
マッチングアプリとの出会い
そんな女子旅の中で、ふと友人の一人が言いました。
「そういえば、最近マッチングアプリで結婚する子すごく増えてない?」
ネット広告で何となく存在は知っていましたが、何となく縁遠いイメージを感じていました。
なんせ動画の登場人物が美男美女が出会い恋に落ちる…… なんだかキラキラしていて、非モテの私には異世界の出来事のように思えたのです。
なんと、女子旅に参加した友人6人のうち、2人の友人がマッチングアプリで恋人と出会い、いい関係を築いていたのです!
ネットでの出会いと言えば、後ろめたい印象を持っていたのですが、女子会で話題に上がるくらいオープンな存在であることにとても驚きました。
友人曰く、「趣味とか、居住地とか、条件を入れて検索できるから、手っ取り早いし、気が合う人と出会いやすい。まあ、ちょっと怖いけどね〜〜〜」とのこと。
危機感を募らせていた私はその時思ったのです。
「正攻法が無理なら、別の手段も試してみる必要があるかも…………
ロマンチックな馴れ初めはいらない、そんなもん後付でいい、彼氏が欲しい…… 」
私の中に闘志がフツフツと湧いてくるのを感じました。26歳の暑い夏の日の事です。
その日の夜、友人達が寝静まった後、温泉旅館のバルコニーで月明かりに照らされながら、スマホでマッチングアプリの情報収集する怪しい女がいたとかいないとか。
まずは登録
女子旅から帰ってから、早速マッチングアプリをダウンロードしました。
私がはじめに登録したのは「omiai」というアプリです。沢山あるマッチングアプリの中からどうしてこれを選んだのかというと、友人が実際に使っていたアプリがいずれも「omiai」だったからです。
それぞれのアプリに色んな特色があって、ネットでレビューを見る程によく分からなくなり…… やっぱり身近な知人の情報を頼ってみることにしたのです。
後々、実際に自分で色んなマッチングアプリを試すことになるのですが、それはまたの機会に。
ここから約1ヶ月、マッチングアプリ沼にどっぷりつかり、もがきながら奮闘していきます。
つづく?
きじ田 とらみ
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