さて、本日のお題は「浮気男」。
寄せられてくるお悩みに登場する男に、この類のモンスターが多いこと多いこと。
どんだけ多いねん、浮気男。
ということで、今日は浮気男の心理について、ちょっと紐解いていきます。
まず最初に、いつも口酸っぱく言っていることをおさらいします。
この世の中には、2種類の男がいます。
一つは、浮気をしない男。
そしてもうひとつは、浮気をする男です。
この二種類、そもそも習性が全く違う、別の生き物。
同じ亀でも食べ物から生活場所まで異なる、リクガメとウミガメくらいの違いがあります。
ということで、奇しくも自分が愛したはずの男が「浮気男」だと気づいてしまった皆さんは、「普通はこうするはずだ」という考えを、一旦、捨ててしまいましょう。
「普通の人だったら、こんなにひどいことはしないよね?」
「普通の人だったら、まさかこの状況では浮気なんてしないよね?」
大間違い。
「浮気する男」は、どんな状況であっても、浮気のきっかけさえ転がっていれば、浮気します。
そこに、一般的な常識は通用しないんです。
だから、束縛するだとか、涙で訴えかけるだとか、そういうことをしたって、ほとんどの場合は無駄な努力で終わります。
奴らにとって、浮気はかっぱえびせん。「辞められない、止まらない」
っていうかそもそも、辞める理由もない。
罪悪感だって、ほとんどありません。
だから、「どうしてこんなにひどいことができるの?」って疑問に支配されるのは、もう辞めましょう。
答えは出ています。
残念ながら貴女が愛した彼は、クズだった。それだけです。
「じゃあ、浮気を見つけてかたっぱしから辞めさせれば良いのね!」
彼らの習性が分かったところでひとつ、残念なお話をしたいと思います。
浮気男、浮気がバレたって、まず辞めません。
バレた時の彼らは、
「どうやってこの場を納めようかな。次は絶対にバレないようにしよう」ってなことで頭がいっぱい。
浮気相手に被害が及んでいないか、これからの自分の立場が危うくはないか。
っていうか、どこまでバレてるの?どこから漏れたの?
考えているのは、そんなことばかり。
貴女に対する反省なんて、ほとんどありません。
むしろ恐ろしいことに、この時貴女は、彼にとって、「加害者」だとすら思われています。
「平穏な俺の生活を、こいつが邪魔してきた」って思考ですね。(死ね)
書いてて暴言が飛び出てくるほどにイライラが止まりませんが、あいつらはそういう生き物です。
そもそも自分本意で狂った脳みそがないと、愛する人を傷つける行為である「浮気」なんて、しません。
さて、浮気がバレた時の浮気男の常套手段、逆ギレについても話しておきましょう。
「なんで俺がこんな目にあわなくちゃいけねえんだよ!ふざけんな!」
あれは、怪しいことを隠し通すためにただ焦ってその場を収めようとするために怒っているという説が濃厚で、勿論それも正しいのですが、
それと同時に、「真剣にキレている」パターンも多いと思うんです。
え?あっちが浮気をしている加害者なのに、それでいてこっちにキレてくるってなんなの?
って、頭が真っ白になりそうですが、先ほども言った通り、彼にとっては貴女が「加害者」だったりする。
「こいつの詮索のせいだ!」「こいつがいるからこんな目にあう」「黙って気づかないふりをしてろよな」
浮気相手が涙を流そうものなら、「めんどくせえ。あの女のせいでこんなにややこしいことになった!」
「っていうか、もとはといえばあいつが、女としての魅力に欠けるから悪いんじゃないか!」
そう、何度も言いますが、彼らは最低です。
あいつらの脳内は、自分のことでいっぱいいっぱい。
だけどバカではないから、そんなことを思いながらも、
「もう二度と(バレるような浮気は)しないから」って、泣いて謝る。
さっさと逃げたいから。さっさと解放されたいから。
泣いて謝るのは、貴女のことを思ってではなく、「早くその場をおさめたい」という気持ちでしかないんですよね。
それからもうひとつ、「浮気男が浮気を辞められない理由」があります。
それは、彼自身が「浮気相手」に今まで散々ついてきた嘘を、回収できないということです。
浮気相手だって、人間です。
その子にとっては、自分達が主人公。
そして、ふたりの間にも、積み上げてきた思い出や、「辻褄」ってもんがある。
そんな、自分を信じて脳内にお花を咲き散らかしている可愛い浮気相手。
「彼女とはもう、別れたいんだよね。」「君が一番だよ」なんて都合の良い言葉をしてきた相手に、「彼女にバレたからお別れしよう」なんて、口が裂けても言えないのです。
「え?どういうこと?彼女とはもう別れたいんじゃなかったの?」なんて、絶対に言わせたくはない。
だって面倒くさいもん!彼女とも険悪なムードなのに、浮気相手とまで険悪になるなんて、面倒くさすぎる!!
何も知らずに「今度は中華街に行こうね♡」って送ってきている浮気相手には、できるだけ何もバレたくはない!中華街も行きたい!
彼らの一番の願いは、貴女を二度と失わないように、浮気を辞めて一途に生きることではなく、貴女を二度と失わないように、絶対にバレない浮気をする。というもの。
大切な貴女も、大切な浮気相手も失いたくはない。
そしてできることなら、今目の前で烈火のごとく怒り狂っている彼女をさっさと手懐けて、何も知らない脳内御花畑のかわいこちゃんの元へ行き、その胸で眠りたい。
「(うまく二股できるように)俺、頑張るから!」
貴女はまだ、そんな「生き物」の隣にいることを選びますか?
ここまで書いて分かる通り、浮気男って、「最低な生き物」なんです。
貴女を大切にしたいとか、傷つけたくないよりも先に、「かっぱえびせんが食べたい」を優先しちゃう奴らなんです。
だから、そんな生き物はさっさと捨てて、「普通の生き物」を見つけた方が良い。
だけどどうしても、その彼が良い。彼の浮気を辞めさせる方法はないの!?って貴女に、ひとつだけアドバイスを送ります。
島流しすることです。
最初に述べたように、「浮気男」は、きっかけがあれば浮気をします。
阻止するには、その「きっかけ」を、物理的に遮断する他ありません。
束縛?そんなものはくぐりぬけます。
GPSまでつけられて、会社の電話から帰宅時間の連絡をしなければいけないような既婚男も、どうにかやりくりして、私のお店で腰を振っていましたから。
だからどうしても浮気を辞めさせたいのなら、遠い遠い島で、2人ゆったり暮らすほかない。
それが無理なら、浮気を諦めて心が死んでいくのを待つか、それとも、その彼を捨てて、素敵な誰かを探すかしかありません。
どうかどうか、貴女がそんな男の元から、一刻も早く逃げ出せますように。
yuzuka
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