CUTE 恋愛 考え方

祝!販売即重版決定!「大丈夫、君は可愛いから。君は絶対、幸せになれるから」の、三章を公開します!

2018年11月5日

3章 貴女にとってのヒーローは、白馬に乗ったイケメンじゃなくて、パジャマ姿の貴女

恋愛のお話に踏み込んで行く前に、そもそも「お前に恋愛を語る資格があるのか」って部分について、ちょっと言い訳させてほしい。

実は私って、根っからのダメ男ハンターで、「学生の時に出会った男性と、そのままゴールイン」みたいな、絵に書いたように幸せな人たちとは、全然、もう全然、違う恋愛をしてきた。

だからね、私にそういう正統派の恋愛って、多分語れない。「良いなって思います」くらいの感想しか出てこなくて、とてもじゃないけれど、いろいろな意見を書き連ねることはできない。

私ができるとしたら、うーん、そうね。みんなができるだけ、恋愛で失敗しないように、「あの道には、小石があったよ!躓かないで!」とか「あの山、そんな軽装じゃ登れないよ!」とか、「おい!そっち、断崖絶壁!すぐに引き返して!」とか、そうやって警告していくことだと思うのね。

 

これはいつも話すことなんだけど、「恋愛は辛いことを沢山経験した方が、幸せになれるのよ」って、嘘。大嘘。

恋愛は、できるだけ失敗しない方が良い。なんならね、失敗なんて、一度もしない方が良い。

恋愛の失敗って、あとにひきづるのよ。一回完結じゃない。

誰かに裏切られたら、悪いのはその「誰か」なのに、いつのまにか「男」に裏切られたっていう経験として、脳がカウントしちゃうわけ。

元カノと比べられるのが何よりも嫌いな私達なのに、無意識に元カレのフィルターを通して誰かを見て「でも、どうせ嘘つくんでしょ。だって男って、嘘つくじゃない」って、「男」って枠に、ひとくくりにしちゃって、みんなを色眼鏡でみちゃうわけ。

失敗すればするだけ、その色眼鏡の色は濃くなって。しまいには、真っ黒になる。

一番見なくちゃいけない目の前にいる彼のことが、見えなくなっちゃうのね。

ああ、なんて悲劇。

 

傷つけば傷つくほど、裏切られれば裏切られるほど。「男なんてこんなものだ」って気持ちと、「私は大事にされないんだ」って気持ちがどんどんどんどん、育っていく。むくむく育ったその気持ちは、本当に素敵な恋愛をする時に、貴女を邪魔してくるの。

「こんなに幸せだけど、相手は男だぞ!?」「疑え!疑え!きっと嘘をつくはずだ!」

だからね、私は「恋愛の失敗」なんて、誰かの経験談を笑いながら聞くくらいが、丁度よいっておもってる。

 

「失敗の経験」なんて、多分、必要ない。

 

私の看護師時代の先輩で、初めて付き合った男性と、そのままゴールインした女性がいる。彼女は運が良くって、初めて出会った彼が最高に良い人で、最高に大事にされて、最高の結婚をした。

そんな彼女にある日、「旦那さんの浮気を疑ったことってないですか?」って尋ねてみたら(なんて失礼な問いかけでしょう)目を丸くして、こう言った。

「浮気の心配のある人と、どうして付き合うの!?」

ああ、そういうことなんだなあと思った。

 

私たちは、お付き合いする前の段階で、しっかり相手を見極めて。疑わしい相手からは、離れなくてはいけない。自分にとってふさわしくない人なんだって、ちょっと高飛車でも良いから、切り捨てなきゃいけない。

それをズルズルお付き合いしちゃうもんだから、「失敗」が生まれて、後にひきずっちゃうんだよね。

私の先輩はね、一度も失敗していないから、相手を疑うこともないし、「自分は大事にされて当然だ」って、思えるの。

 

ピュアって、強い。

 

私はたくさん失敗しちゃったせいで、その真っ黒なメガネを外すのに相当苦労したから。

「恋愛は、できるだけ失敗しないこと」これ、みんなにはちゃんと、伝えておきたい。

 

さて、ということで、恋愛について一番基本的なことを話しておきたいんだけど、それは「愛の出し惜しみ」についてなの。

愛ってね、無限に湧き出てくるもの。みたいな表現をされることが多いけど、それってすごく間違えてるって思う。

愛はね、実は有限。限りある資源なわけよ。

 

愛されるって、幸せとはイコールじゃないの

それからもうひとつ。「愛される」って、「幸せ」とはイコールじゃないのね。

愛されることって実は苦痛で、しんどくて。愛を受け取る側の心にも、容量がある。

人を愛するって、すごく気持ち良いでしょう。

ドラマのヒロインにでもなったような気持ちになるし、湧き出てくる「愛」を、相手にぶつけるのって、楽しい。

だけどね、悲しいかな。恋愛って、それじゃあうまくいかないの。

 

世の中ではよく「思うままに真っ直ぐ愛を伝え続ければ、相手にきっと届きます」だなんて言うけど、本当はちょっとだけ違って、「いやいや、確かに相手には届くけど、一目散に逃げていきますよー」って、そう言いたい。

愛は、湧き出てきたぶんを湧き出たぶんだけ、そのままダダ漏れさせたら良いってもんじゃないんだよね。湧き出たものを心に溜め込みながら、ここぞって時にだけ、計算して、小出しで相手に、伝えていく必要があるの。

 

悲しいよね。本当は、ありのままに思う存分、愛して愛して愛しまくりたい。

分かる。「なんでなの!?」って、私も聞きたい。

だけどね、心に湧き出る愛を、思うがままに放出させていると、浴びせられる方も、疲れちゃうの。いくら愛している相手から貰える愛だとしても、徐々に慣れがきて、いずれは飽きてしまう。

 

そしていつのまにか、貴女から愛を与えられるのが、当たり前になる。

ううん、それだけならまだ良くって、「当たり前」を通り越して、ノイローゼになっちゃって、嫌気がさすことだってある。

 

ちなみにこれが、片思いになると、もっと著名になるよね。

ちょっと厳しい事実を伝えると、「好きでもない相手からの好意」って、基本的には苦痛だからね。

「これだけ愛してあげたのに!」って、それじゃあストーカーとおんなじになっちゃうよ。

 

愛は、対等なくらいが良い。相手の「愛」の量を見て、それに合わせて、意図的に出し惜しみをする。

恋愛で幸せになるためには、自分が放出する愛を、コントロールできるようにならなきゃ駄目。

 

それから愛って怖くってね、「与えれば与えるだけ、帰ってくる」って、無意識に思っちゃうもんなのよ。

「これだけしてあげたのに、返してくれない」ってね。なんて醜く恐ろしく、不器用な言葉なんでしょう。

自ら勝手に与えているにも関わらず、まるで頼まれて「give」しているかのように錯覚してきてしまう。そして、干からびていく。愛を出し尽くして、見返りがもらえなくて駄々をこねて、泣いて喚いて。

 

勝手に愛を与えられた方は、たまったもんじゃない。

「これだけ愛してあげたのに!」ってその「愛」、タダでくれたんじゃなかったの?

そんな醜い言葉を浴びせてしまう状況にならないためにも、愛を出し尽くして干からびるような恋愛は、絶対にしちゃ駄目。

 

「愛」とはなにか。キリスト教の聖書には、こう書かれている

 

愛は寛容で情深い。人をねたまず、自慢せず、高慢にならず、礼儀に反かない。自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません。(コリント人への手紙I 13:4~8)

 

愛は本来、見返りを求めないものなの。多分そのことを、みんなもよく分かってる。

だから口では「お返しなんて求めてない」っていうんだけど、話を聞いていくと、「あれ?」って思うの。

 

確かに、「お返しをくれ」とは言ってない。だけどその代わり、愛を喜んで受け入れてもらうことを強要してる。

それってさ、十分「見返り」なんだよね。

 

「これだけしてあげたのに」って、自分も、相手も苦しいの。

だからそうならないように、自分の愛の出し方は、相手の反応を見ながら、コントロールしなくっちゃね。

 

自分をコントロールするって、大切なんだよね。

yuzuka
書籍は、ほとんど全て書き下ろし。アドバイスをたくさん、詰め込んだよ

販売後すぐに売り切れの報告が続々(涙)

販売してすぐに本屋さんに走ってくれたみんなのおかげで、発売後すぐに売り切れが続出……。泣けました。

 

POP作成

みんなの反響を受け、「もっと多くの人に届けたい」という願いから、読者の方にご協力していただきながら、

手作りPOPを作成しました…!たくさんの方が協力してくれたPOPは、可愛すぎる仕上がりに。

来週から、少しづついろんな書店さんに発送するよ!

yuzuka
アクセサリーは、本物のピアス。読者さんの手作りなの。可愛い。

 

アマゾンレビューにも、嬉しい言葉がたくさん。ありがとう

 

 

 

この本は、貴女のための本です。

コラムでも、本でも、LINE@の返信でも。

私が恋愛や人生についてを言葉にするとき、絶対に譲れないこだわりがある。

それは、「共感だけで終わらせないこと」だ。

 

よくあることを書き連ねることは、誰にだってできる。

それを読んで、「分かるなあ」って、一時的には満足できるかもしれない。

 

だけど、それじゃあ人生は、より良いものになんてならない。

「何かを変えたい」って思って読んだって、なんの答えにもならない。

 

だから私は必ず、「答え」を書く。

 

明日から試せるような、次に彼にかける言葉を変えられるような、そういう道しるべになる文章を書こうって、決めている。

 

もしも何かに悩んだり、苦しんでいる誰かがいたら。

ぜひ、この本を手にとってほしい。

 

きっと貴女にとって必要な答えが、つまっていると思うから。

 

最後に。

この日のためにご協力くださった皆さま。

とくに読者の皆さま。本当にありがとうございました。

 

yuzuka

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yuzuka

作家、コラムニスト。元精神科、美容整形外科の看護師で、風俗嬢の経験もある。実体験や、それで得た知識をもとに綴るtwitterやnoteが話題を呼び、多数メディアにコラムを寄稿したのち、peek a booを立ち上げる。ズボラで絵が下手。Twitterでは時々毒を吐き、ぷち炎上する。美人に弱い。

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