お肌の悩みとして、よく挙げられるシミ。
美白成分配合の化粧水や美容液を使ったとしても、簡単に改善するものではありませんよね。
そういった時に試していただきたいのが、美容クリニックにおけるシミ治療です。
ただシミ治療と一口に言えど、現在はたくさんの治療法があるので、今回はそれらを一つずつ合計8つを淡々と解説していきたいと思います。
今回みていくシミ治療法8つ
- ピコレーザートレーニング
- ケミカルピーリング
- レーザートレーニング
- フォトフェイシャル
- 水光注射
- 内服薬、外服薬
- エレクトロポレーション
- 白玉点滴
関連記事:【覆面レポ】品川スキンクリニックで、痛いと噂のFCRトリートメントを体験してみた!
目次
ピコレーザートーニング
ピコレーザートーニングは、比較的新しいシミ治療です。
ピコ秒のレーザーで皮膚へのダメージを少なくしながら、肝斑やでシミを破壊していきます。
さて、そもそも「ピコ秒」とは何なのか。
ピコ秒とは、ナノよりももっと早く細かく照射するということです。いわゆる数の単位からきており、皆さんご存知の「センチ」からはじまり、「ミリ」→「マイクロ」→「ナノ」→「ピコ」となります。このピコです。
このピコ秒により、レーザーが顔に当たっている時間を短くすることができます。
これにより、まず肌へのダメージが少なく済み、刺激が加わることでシミが濃くなったりしてしまうこともありません。
なので入院等もいらず、その日のうちにメイクをして帰ることができます。
更に、ピコレーザーを照射することで、肌細胞が活性化し、ハリや潤いもアップする効果が期待できるのだとか。
私も受けたことがあるのですが、治療中は少しチクチクするくらいで、痛さは全然我慢できる程度です。
ピコレーザートレーニングを受ける前
ピコレーザートレーニングを受けた後
個人的に感じる効果としては、少しづつシミが薄くなっているように思います。
勘違いされがちなのですが、脱毛等と同じで一回でとれるわけではありません。
5〜6回を1クールとして照射し、徐々にシミを破壊して無くしていきます。
ちなみに、シミが大きく濃い部分には「ピコレーザースポット」がおすすめです。
ピコレーザートーニングよりも強い出力で照射することで、薄いカサブタにしてシミを除去する治療法です。
従来の機器では、炎症後の色素沈着が表れてしまうことがありましたが、ピコレーザースポットは色素沈着を起こしにくいのが特長。
1回で効果を得られるというメリットがある反面、ダウンタイムが1か月程あるのでそこを考慮して判断しましょう。
各費用を見てみよう!
- ピコレーザートーニング 1回 45000円前後
- ピコレーザースポット 1mm 3000円前後
ケミカルピーリングとビタミンC導入
ケミカルピーリングとは、皮膚の角質をはがしターンオーバーを早める治療です。
関連記事:ケミカルピーリングや漢方薬。夜職で肌がボロボロになった私が実際に試した美容法
シミは、ターンオーバーが行われないことで、古い角質やメラニン色素が蓄積されることが原因で次第に濃くなっていきます。
なので、ターンオーバーを早めることでシミを徐々に薄くしていくことができるという理屈です。
関連記事:シミや黒ずみの原因はターンオーバーの乱れにあった?その改善法と共に紹介!
さて、どうやってターンオーバーを早めるとかというと、グリコール酸というものを顔に塗り、古い角質を融解して剥がしていくのです。
少しピリピリとした刺激を感じますが、フルーツ酸の一種の薬剤なので安心して利用できます。
美容クリニックでは同時に、高濃度のビタミンCを導入することが多いです。
ケミカルピーリングで角質を取ったお肌には、高濃度のビタミンCが浸透しやすく、よりシミを薄くしていくことができます。
ただしその効果は、ピコレーザートレーニングと同じく、1回では実感できません。
月2回程度施術を行い、トータル5回くらいで、どんどん変化が見られることでしょう。
ターンオーバーを早めて、メラニン色素を浮き上がらせ、シミを消していくというイメージです。
ぜひご参考ください。
各費用を見てみよう!
- ケミカルピーリング 5000円〜8000円前後
- 高濃度ビタミンC導入 3000円前後
レーザートーニング
レーザートーニングとは、『肌のトーンを整える』治療法です。
最新のシミを除去する機械を使用し、皮膚の深い位置までレーザーを当てることによって、メラニンを少しずつ破壊していきます。
そのため、ダウンタイムもありません。
治療中は、ハリで軽く刺されているような感じがしますが、我慢できる程度。
出力はお肌の様子を見て看護師や医師が決めるので、出力を下げてもらうことも可能です。
一般的には、回数を重ねるごとに、徐々に出力を上げていき、だいたい6回程度で効果を実感できるのだとか。
少しづつ破壊していくので、濃いシミの方よりは、うすくボヤっとしたシミに対しての方が向いている治療かもしれません。あと、費用が安いので続けやすいのではないでしょうか。
各費用を見てみよう!
- 1回 5000円前後
フォトフェイシャル
10年程前からシミ治療として人気のあるフォトフェイシャル。
機械によって効果が変わるのですが、おすすめは「フォトRF」です。
フォトRFは、アメリカで開発された機械で、シミやキメに効果が期待できます。
光エネルギーと高周波エネルギーを組合せた光を真皮層に伝えて、メラニン色素を排出させていくのです。
治療中は、あったかいと思う程度で、痛くありません。
お肌に余計なダメージを与えることもなく、なのでダウンタイムもないのです。
シミの濃い部分は少しかさぶたのようになり、1週間程で剥がれます。
はじめ若干濃くなったように感じますが、その後、新しい皮膚が再生されてシミが薄くなっていくという感じの治療ですね。
各費用を見てみよう!
- 1回 10000円前後
水光注射
あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
こちら、水光(すいこう)と読みます。
水行注射とは、粒子の細かいヒアルロン酸を顔全体に広く浅く注入することで、ハリや潤いを出す治療法です。
最近、芸能人もこの水光注射をし出したことで注目が集まってきています。
元々、水光注射は、整形大国韓国で人気の治療法。
芸能人のほとんどが行っていると聞くほどなのですが、正直、それに関する真偽はわかりません。
こちらのメリットは、悩みに合わせて成分を変えることができる点です。
そしてシミには、水光注射の中でも「美白水光注射」というものがおすすめ。
ヒアルロン酸の他にビタミンCを合わせることで、お肌に透明感が出現。
光り輝くような美肌になりますよ。
お肌に直接注入するので、吸収率も高いです。
治療後、2~3日赤みが出てしまう方もいますが、徐々に消えていくのでそこは心配ないと思います。(治療前に必ずこの部分を先生に聞くようにしましょう)
各費用を見てみよう!
- 初回 22,500円程
内服薬、外用薬
内服薬は、ドラッグストアで販売されているサプリメントとは違い、クリニックで診察をして処方される薬です。
クリニックでしか処方が認められない内服薬や外用薬を組み合わせることで、シミ治療をしていきます。
トランサミン
トランサミンは、トラネキサム酸が主成分となっている内服薬です。
メラニン色素の生成を抑える作用があるので、シミや肝斑を改善する効果が期待できます。
シナール
シナールは、ビタミンCを中心としたビタミン剤で、内側からメラニンの生成を抑えてシミや肝斑の改善をしていきます。
美白効果やシミを予防する作用があるので、シミを薄くして、お肌に明るさを出してくれますよ。また抗酸化作用が高いことでも知られており、美肌効果も期待できるのだとか。
ユベラ
ユベラの成分は、主成分がビタミンEです。
ターンオーバーを促進させて、メラニン色素を排出させることで、シミ予防やお肌をワントーン明るくしてくれる効果があります。
エレクトロポーション
エレクトロポレーションは、シミに有効なビタミンCやトラネキサム酸を電気の力で瞬間的に目に見えない微細な孔を開けて、皮膚深層に導入する方法です。
パックやイオン導入よりも20倍の浸透力があると言われています。
電気の力で導入していくので、施術中は少しピリピリした感じがありますが、ダウンタイムもなく痛くない治療なので、導入中は寝てしまう人もいるのだとか。
注射にて美白成分を注入するのが怖いという人に、おすすめです。
シミ改善効果を実感できるまでには、だいたい6回程受けるといいと言われています。
特定のシミというよりも、お肌全体に対しての治療ですね。くすみを取り、シミを目立たなくするといった感じです。
各費用を見てみよう!
- 1回 5000円前後
白玉点滴
白玉点滴とは、シミ改善に特化した成分が配合される栄養素を点滴する治療です。
点滴をすることで、血管を通じてお肌に行き渡るので、化粧水や美容液を使うよりも効果が期待できるのだとか。
主な成分は、強力な抗酸化作用やメラニン生成抑制作用のあるグルタチオンです。
他にも、クリニックによって異なりますが、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンCを配合されていることもありますよ。
シナールやトラネキサム酸の内服薬は、胃が荒れてしまう方などに、おすすめです。
治療中は、点滴が終わるまで自由。例えば、スマホを使っても良いですし、寝ていてもOKです。
例えば、ピコレーザートーニングと同日に治療することも可能なので、合わせてやると、よりシミに効果が期待できるでしょう。
ただし即効性がある治療ではないので、続けていく必要があります。
各費用を見てみよう!
- 1回 4000円前後
最後に:美容クリニックで治療をした際のダウンタイムやリスクは?
これまでのシミ治療といえばダウンタイムがあることが、通常でした。
しかし最近の治療では、ダウンタイムも少なく、お肌にも優しいものが多くなってきた印象があります。
ただもちろん、全部が全部そうではないので、必ず治療前に先生に詳細を聞いてから判断するようにしてください。
またピコレーザースポットなどの1回でシミを除去するような刺激が強い治療に関しては、ダウンタイムも長いので、長期休暇などを利用してやるのがいいのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。
寄稿者
最新記事 by 寄稿者 (全て見る)
- コスパ良好!みんなが気になるプチプラの日焼け止め3つを試してみた - 2021年6月22日
- 【2021年最新版】ラブドールの選び方とおすすめのラブドール10選を紹介 - 2021年6月9日
- クッションファンデーションが崩れやすい理由と崩れを予防するためのポイントを紹介 - 2021年5月9日