みなさん、こんにちは。きじ田とらみと申します。
28歳独身、社会人7年目のメーカー広報のOLです。
仕事・恋愛・生き方、いろんな岐路に立ち、つねにプレッシャーと戦っていませんか?
毎日、ストレスと隣合わせで、息が詰まってしまうことはないでしょうか?
仕事で大きなミスをしてしまった、恋人から大事にされていない気がする、家庭環境が上手くいかない、特に大きな悩み事があるわけではないけれども気分が落ち込んでいる…… 日常生活には悩みが尽きません。
私は感情の起伏がかなり大きく、大爆笑していたかと思えば、突然が顔面蒼白になるくらい絶望したり、身近な人にも驚かれるくらい忙しい性格をしています。
なので、セルフコントロールが大変です。
すごーく落ち込んでしまったとき、みなさんだったらどうされるでしょうか?
私の場合は、手っ取り早く3大欲求の一つ、「食欲」を満たそうとします。
手間をかけず、満足感があって、おいしいもの…… 少し前までは気分が落ち込んだ時には、「お菓子」とか「ファーストフード」をよく食べていました。
食べているときは満足するものの、食後の罪悪感はとても大きかったです。
あと、そういうものって、たいてい炭水化物の比率が大きく、食後に血糖値が上がって急降下するので、しばらくすると身体がだるくなって、余計に落ち込んでしまっていました。
気力があるときだと、気にならないような体の変化も、弱っているときだと敏感に受け取ってしまって、さらなる負のスパイラルに入ります。
だからこそ、心と身体が弱っている時こそ、インプットするものを選ぶことが大切だと考えるようになりました。
季節の変わり目は肌が荒れやすいから、低刺激のコスメに代えるとか、ちょっと落ち込んでいる時には、にぎやかなディズニーランドではなくて静かに海を眺めたいなあとか、そんなイメージです。
私の場合は、衣食住ならぬ、「食」「住」「衣」の順番に整えていきます。
知人に話すと、「意外とよく考えてるね」とか「やってみたいかも」と言われる、私のセルフメンテナンス方法。よかったらぜひ、ご参考ください。
目次
ランチ休暇を奪取せよ!まずは『食』腹が減っては戦はできぬ
おいしくて、身体にいいものを取れたらそれが一番いいですよね。自炊もする方なんですが、材料を買ってきて・調理して・片付けをして…… 元気じゃないときには、なかなかハードルが高いですよね。
そんなとき、私は外食に頼ります。でも、コンビニやファーストフードは利用しません。
外食を選ぶ条件は、こんな感じです。
- おいしいこと
- 栄養バランスが整っていること
- 落ち着ける空間であること
- 丁寧につくられたものであること
おいしいことは前提条件。さらに、栄養バランスが整っているメニューは、食後の罪悪感を払拭し、身体に負担をかけずに欲求を満たすことができます。
落ち着ける空間というのも、とても大切でどんなに美味しくて身体にいいものを食べていても、散らかった部屋であったり、混雑して慌ただしい空間で食べていては、「食べる」という作業になってしまい、せっかくの特別な食事を心から楽しむことが難しくなってしまいます。
私のお気に入りのレストランやカフェは地元が観光地にあって、休日だと混雑することが多いので、心が弱っていると感じた時には、定期的に「ランチ休暇」をとるようにしています。「おいしい食事をとる」という行為と向き合う時間を意識的に作ります。
よくヨガでも、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返すことで、普段は意識をしないような身体の内側を観察してメンテナンスしていくのですが、その行為に近いと思います。
あと、「作り手が丁寧に作ったもの」というのが、とても大事だと思っています。
例えば、業務用の冷凍食材ではなく、自家製のオーガニック野菜を使っていたり、お店独自のこだわりのレシピだったり、食べている人のことを考えて大切に作られたものは、弱った心にとても滲みていきます。
自分で自分を大切にするって、なかなかできないのですが、自分以外の誰かが大切に作ったものを取り入れることで、間接的に自分を大切にすることにつながるのではないかと思っています。
片付ける!『住』元気がなくなる空間の反対をめざす
お腹と心が満たされて、少し元気が出てきたら、次は住居空間を整えていきます。
私は、身体が疲れて心が乱れると、200%部屋が汚くなります。(これは、私の特性でもある、発達障害「ADHD」にも起因しています。)もちろんそんな風にならない方もいらっしゃるかと思いますが。部屋の乱れは心の乱れ、家に帰るのもおっくうな気持ちになります。
そんなとき、私は「風水」の考え方を取り入れるようになりました。
「黄色い財布だと金運が上がる!」などひと昔前に流行った、正直後世の後付けでは?と疑ってしまうような観点ではありません。
風水とは、中国の長年の歴史の中で、いい土地を探して家やお墓を建てたり、街づくりや国づくりのための学問として使われてきました。
発祥元の中国では、名だたる有名企業が、社内に専用の風水師をおくというエピソードもあるほど。
私の場合は少し勉強をしてから、実感のあったものだけを、継続的に取り入れるようになりました。
重要視されていることの一つが「日当たり」。不動産会社に勤める友人から、自殺者の多いテナントは、「日当たりが悪い」「湿気が多い」という特徴があると聞いたことがあったので、その逆のことをすれば、元気がみなぎる空間になると考えたのです。
まず、窓を開けて、新鮮な空気を室内に取り込みます。明るい時間であれば、玄関のドアも半開きにして、空気が抜けるようにします。
もし窓際に、洗濯ものが干しっぱなしになって部屋が暗いな~と思ったら、その日は1時間でも2時間でもいいので干さずに日光が入る時間を作ります。
あとは、生花や観葉植物を飾ってパワーをもらったりしています。
掃除機をかけた後に、床を水拭きするととても気持ちがいいです。
私は片付けが苦手で、日常生活を送りながら器用に掃除ができないので、平日ではなく、休日に時間をとることが多いです。
意識的に気持ちのいい空間を作ると、そこにいる自分も大切にできるような気がします。
心を震わせる!『居』正装をして向き合う
私は心身ともに好調な時は「表現活動」をすることが多いです。絵を描いたり、文章をしたためたり、手芸をしたり、舞台に立ったり。
自分の外側に何かを発信する行為は、エネルギーを使いますし、そこから跳ね返ってきた反応を見て、自分の存在を再確認できます。
表現活動をしようとすると、「インプット」がないとアイデアを引き出すことが難しかったりします。自分の心が震えるようなインプットが必要だと思っています。
私の場合は、「読書」「ライブ鑑賞」「宝塚鑑賞」がありますが、最近では特に「宝塚鑑賞」に支えられていることが多いです。
とびきり美人で才能にあふれたうら若き乙女たちが、何年も青春のすべてをかけて厳しいお稽古に耐えて、作り上げてきた素敵な舞台。
その全身全霊のパワーを受け止められるよう、自分の姿勢を整えます。恋人とデートするときよりも、念入りにメイクをして、新しいストッキングを下ろして、舞台のテーマに合うような服装をコーディネイトします。
みすぼらしい格好をしていると、周りの雰囲気や熱量を受け止められず、申し訳なかったりみじめな気持ちになってしまい逆効果なことがあるためです。
自分の内から溢れてくる熱を実感しながら、素晴らしい舞台を鑑賞します。
また、インプットを最大限に生かすためにも、前章で述べた住居空間を整えておくことはとても大切です。夢のような気分を味わった後に、淀んだ空間に戻ってきたら、その落差でかえってダメージを受けてしまいます。
運動をする!精神の衛生は運動から作られる
公務員ランナーが元カレだったとき、恋人の気持ちを理解したくて、夜にランニングをしていました。
はじめの5分はとてもきつくて、徐々に心と足がハイになって、夜風が気持ちよくなっていきます。恋人と別れて、夜道が暗い地域に引っ越してからは、すっかりランニングとご無沙汰になってしまいましたが、振り返るとそのころはとてもポジティブだったと記憶しています。
タレントのローラさんも、最近ワークアウト動画を配信されたり、ワークウエアをプロデュ-スされていますが、インタビューで語られていたのが、「辛かった時期に、運動すると気持ちが前向きになれた」ということ。
定期的な心と身体のメンテナンスとして、運動を日常に取り入れるのはとても大切なことなのです。
私は、週末にオンラインヨガのクラスを入れたり(部屋が散らかりにくくなります笑)、バレエのレッスンに通っています。
定期的に身体を動かすと、姿勢がよくなり、考え方も前向きになった気がします。
やけ食いに頼らない「セルフメンテナンス法」、いかがだったでしょうか?
ストレス社会で戦う乙女たちの、ヒントの一つになればうれしいです。
きじ田 とらみ
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