国民の9割方経験したことがあるであろう、免許証の更新忘れ。
そもそも最も信頼性のある公的身分証明書が、「車の運転能力を持つこと」を前提としている点に大変腹を立てているわけですが、まあ、そんな話は置いておきましょう。
この「免許証の期限が切れる=効力をもたない状態」は、大変に不便でして、例えば「海外に行きたいなあ」なんて思うこともあるでしょう。
そんな時、パスポートの発行が必要なわけですが、そこには必ず免許証等の顔写真付き公的身分証明書を求められます。
また「旅行は国内派!」なんて浮かれた方にも、それはそれは残酷な現実があり、例えば、賃貸不動産の契約時にも基本求められますよね。
つまりは、引越しをすることすらできなくなってしまうのです!
このように、現日本においては免許証を持っていないと、まとも生きていくことすらできません。
前置きが長くなりましたが、今この長々とした駄文を読んでいるそこのあなたも、きっと免許証の期限が切れてしまったのでしょう。
でも、もう大丈夫ですよ!
今回はそんな堕落人間のために、顔写真付き公的身分証明書を手に入れる3つの方法をご紹介していきます。これであなたも闇っ子から卒業だ!
目次
その免許証は本当に期限が切れているのか
そもそも論ですが、その免許証の期限は本当に切れているのでしょうか。
再度きっちり確認してみましょう。
免許証の表面にデカデカと「平成〇〇年〇〇月〇〇日まで有効」と書かれているはずです。
それが有効期限となります。
ちなみに免許証の更新は、誕生日前後1ヶ月で行うので、あなたの誕生日から1ヶ月後が更新期限日となっているはずです。
顔写真付き公的身分証明書を手に入れる3つの方法
さて、何度確認しても切れている...なんて方は、やはり顔写真付き公的身分証明書を取り直す必要があります。
その方法は大きく分けて二つです。
- 免許証を取り直す
- 免許証と同じくらい効力のあるものを発行する
単純なのは、免許証を取り直すことですが、お金も時間もかかります。残念。
なのでもし、もう車を運転する必要性を感じていないのであれば、もう一つの方法を検討してもいいかもしれません。
再度免許証を取り直す
有効期限が切れた日(失効日)から6ヶ月以内であれば、実は講習と適正試験のみを受けて再取得することができます。
なので6ヶ月以内であれば、これが一番簡単です。急げ!
面倒なのは、6ヶ月以降であり、6ヶ月から1年以内だと、仮免免除の、本試験・適性検査・講習を受けることで再取得できます。
1年を超えてしまうと仮免すら免除されません。(やむを得ない理由がある場合は、その限りではないのですが、今回は堕落人間に向けて書いているので、うっかり更新を忘れてしまっている方を前提)
6ヶ月以上1年以内までは許容範囲かと思われますが、この時の本試験は、ほぼほぼ一回では受からないと言われています。
なので個人的には6ヶ月を超えてしまうと、他の方法での顔写真付き公的身分証明書の取得を考えてもいいのかもしれません。ま、どの道、今後も運転したい!って方は両方を進めるのがいいのではないでしょうか。
この次に紹介する方法は、再取得よりも幾分早く手に入れることができますよ。
(期限切れ6ヶ月以内であれば、それが一番早いし、免許も復活するのでそっちをおすすめします)
小型特殊免許証を取得
免許証の再取得以外で、顔写真付き公的身分証明書を手に入れる方法、その1は、同じく免許となる小型特殊免許の取得です。
適正検査と学科試験(原付取得レベルのもの)を受け、合格。最後に実技講習を受ければ、その日に取得することが可能。くっそ楽ですよね。(原付でもいいのですが、実技試験があります)
料金も安く3550円。
持っていかなければならないものに、身分証がある(身分証がないから身分証を取得するのに、そこで身分証を求められるなんて...)のですが、それは保険証、マイナンバーカード、パスポートなどでオッケーです。
ま、パスポートがあればそもそもこんな話になっていないと思うので、だいたいの方が保険証で対応するのではないでしょうか。
保険証もない!って方は、また今後書きますね。
ちなみに住民票も必要なのですが、住民票はありますか?もしも「ない!」って方は、後半に書いているので、そちらをご参考ください。
運転経歴証明書を取得
続いては、近年問題視されているお年寄りの交通事故から作られた制度です。
運転経歴証明書という、免許と同じ効力を持つ公的身分証明書があるのですが、これがまさに免許の更新忘れに対応されました。
更新をし忘れて失効になってしまった...。
そんな方は、各都道府県警察の免許センターに問い合わせましょう。
料金は、手数料として1100円。返納する期限の切れた免許証と写真を持参します。
たったコレだけで、即日身分証をゲット!よかったですね。
住民票がない!身分証を発行するために、身分証が必要となる罠
さて、先ほどチラっと言いましたが、この国では身分証を発行するために身分証が必要となっており、つまりは何も身分証を持たない人は一生かけても身分証を取得できないように(表上)なっています。
例えば先ほどの小型特殊免許を取得する際には、住民票という身分証が必要です。
いやいや、住民票は普通みんな持ってるだろ!と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
私も一時期はどこの地域にも在籍しておらず、住民票を発行できないようになっていました。(借金取りから逃げていたので)
免許証を取得するのに住民票が必要で、住民票を取得するのに免許証が必要。
ということは、転出届けを出してどこの地域にも在籍せず、そのまま免許証が失効すれば、エスカレート式に闇っ子確定というわけです。
じゃあどうすればいいのか。
これは各役所の対応にもよるので一概には言えないのですが、キャッシュカードや保険証、公共料金の支払い領収書、病院の診察券、ここら辺をすべて持っていってください。これらを複合的に判断し、住民票を発行してもらえるかもしれません。
各役所のホームページなどで公に以上のことを書いていただけたらいいのですが、書いてないんですよね。
でも日本ではおそらく闇っ子は認められていないので、どうにかして身分を確認し発行してくれると思います。諦めずに頑張ってください。
まとめ:面倒がってはいけないよ
今回、公的身分証明書を手に入れる方法をご紹介しました。
一番は免許の更新を忘れないことです。また一つ一つの手続きを面倒がらずに行うことで、後々からくる大変ややこしい事を避けることができます。
だから君、面倒がってはいけないよ。
借金女子
最新記事 by 借金女子 (全て見る)
- ガチで使えるプチプラマスカラ5選!実際に使ってコスパ抜群のものを紹介します - 2021年6月13日
- 免許証の更新忘れ!公的身分証明書(顔写真あり)がすぐ必要な時、どんな方法があるのかを紹介する - 2020年4月10日
- 今月末まで!ミュゼの100円脱毛が復活しているので、改めて解説 - 2020年1月25日