考え方

おっちょこちょいOLの脱パワハラ奮闘記「過去、私が受けてきたパワハラについて」

みなさん、こんにちは。

おっちょこちょいOLのきじ田とらみです。

みなさんは、自分が何かしらのハラスメントにあっていると感じられたことはありますか?

私は現在の職場に勤めて6年目、就労当時から違和感を感じながら生活をしていました。

 

今回は、パワハラを認識してから、会社に相談、転職活動、元気に生活できるようになるまでの記録を綴りたいと思います。

 

会社ではいつもお腹がゆるい私

さて、私は6年前より、某上場企業に入社し、経理部に配属されました。

当時の私の上司は、辺鄙(へんぴ)な田舎の中小企業には似合わない、外資から引き抜かれたばかりのバリバリのキャリアウーマン。ここでは「パワハラ部長」と呼ぶ事にします。

ポンコツを文字って「ポン田さん」と呼ばれたり(私の名前は「きじ田」です)、しかるべき承認ルートを通っても、なぜか仕事の後戻りが多かったり。

フロアで大きな声で罵声を浴びせられることは日常茶飯事でした。

 

叱咤される事が増えると、だんだん自分が萎縮して、普段しないようなミスが増える悪循環に。

特に入社してからの3年間は、部門の中でも孤立していたと思います。

 

ただ、その時、自分は人よりも注意散漫状態にある「ADHD(注意欠陥多動性障害)」だと診断されていたので、「私がこういう状態なのは、全て自分のせい」だと思っていました。

関連記事:ADHDな私が、何とか社会人として自立できた奮闘記

 

少しずつ、パワハラの勢力図が変わり、違和感を感じ、自らで行動を起こしたことで、今は楽しくやり甲斐を持って仕事をできています。

立ち向かったからこそ今があると思うのですが、過去、私が実際にどんなパワハラにあっていたのか、そしてどう対処したのかを綴っていくので、今同じような境遇で苦しい思いをされている方は、ぜひ参考にしてみてほしいです。

 

どんなパワハラを受けていたのか

職場のパワーハラスメントとは、以下の通り定義されています。

同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの「職場内での優位性」を背景に、「業務の適正な範囲」を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為。

(引用元:あかるい職場応援団–パワハラの定義

暴力がふるわれるなど「身体的苦痛」であれば、あからさまに分かるのですが、「精神的苦痛」は明確な指標がないと難しいですよね。

私は5年半の間、「精神的苦痛」を受けていました。

 

実際にどのような状況であったかを書いていきます。

 

自分の目標管理の項目業務が口頭で否定される

目標管理とは、期初に設定される「自分のなすべき業務」に関して、「当事者である社員」と「その上司」が設定する目標のことです。

その目標の「達成率」に応じて、ボーナスの支給額が変わります。社員にとっては死活問題に関わる、大切な評価です。

 

その期初に設定した目標管理の業務に関して、私は日常的に否定され続けていました。

 

毎月、部内会議と呼ばれる会議が実施されます。私はその会議が毎回憂鬱で仕方ありませんでした。

する事と言えば、自分の目標管理に対する進捗を伝達し、上長を含めた部員からアドバイスを貰い改善していきます。こうして書くと、とても有意義に思える会議です。

 

ところが、私の場合、「期初に設定した目標管理」に上がっている項目に対する進捗を報告すると、決まってこんな言葉を浴びせられていました。

 

「ポン田さんはいつも、自分の好きなことばかりやっているわね。」

「どうして意味のない業務をやり続けるのかしら?」

 

もちろん、他の業務もしっかり実行しています。

こんなことを言われれば、その業務をさっぱり投げ出せばいいと思われるかもしれませんが、会社が重要視している戦略なので、辞めれば会社の業務が回らなくなってしまいます。

間に挟まれている課長は、私が罵声を浴びせられてもそれを黙認し、目標管理に項目を上げ続けていました。

 

得意先の人の前で罵声を浴びせられる

パワハラ上司と直接の業務をすることがあり、一緒に出張し打ち合わせをすることがあります。

そんな中でよく言われていたのはこんな台詞。

 

「うちのポン田は本当にアーティスト肌で、社会人の適正がないんですよ(笑) 何卒よろしくお願いしますね! ほほほ」

 

唐突にこんな事を言われたら、得意先の人も困ります。

変な空気が流れるのを感じながら、この一言は打ち合わせに必要なものなのか、いつも疑問に思っていました。

 

業務の私物化と妨害

業務を進める中では、スケジュール管理がとても重要視されます。

特に、他部門や他社を巻き込む場合は、いつも以上に重視しなければなりません。

 

まずは着手前にスケジュールと承認ルートを確認し、そこから着手していきます。

その業務が進みだすと、必ず発生することがありました。

 

「私これ好きじゃない。やり直し。」

「え?スケジュールがおしてる? あんたのスケジュール管理が悪いのよ。どう責任とるつもり?」

 

もちろん、スケジュールは遵守していますし、承認ルートも通っています。

 

こちらが「この案は以前に承認をいただいていますよね?」と言えば、

「こういうクリエイティブなものは、状況に応じて判断が変わるものなの。社会人なら覚えていなさい。」

 

なんて言葉が返ってくる始末。

何の為の事前スケジュールの開示と承認ルートの策定なのか。田舎の中小企業の経理部を、パリコレのバックステージだと思っているのでしょうか……。

  • 残業申請をした際、舌打ちされる
  • 過密な業務に対して、必要な人員を割いて貰えないにも関わらず、名ばかりの「働き方改革」で、定時退社を強要される
  • 面談にて人格や家族の事を否定される
  • 人事考課(ボーナスの評価に繋がる成績表)を書き換えられて、ボーナスの支給額を減らされる
  • 私が却下された案件に関して、<他の部員>が打診した際はあっさり承認する
  • 無茶な要求を協力会社に強要させられる(下請けイジメ)
  • 個室で罵声を浴びせられながら、威嚇される(近くにある段ボールを蹴る)

こんな状況が続き、私は5年半の間に急性胃炎を2回と、メニエール病を発症しました。

 

どうしてパワハラだと思えなかったのか

それは、私が「私自身の能力が低いから、このような状態になってしまっている」という暗示にかかっていたからです。

  • 能力が低いから、得意な経理の分野から離れてしまったら、もっと迷惑をかけてしまう ⇒ 「部署異動願」を出せなかった
  • 今の会社でも仕事ができなかったら、きっと他の会社でも仕事ができない
  • 実家が貧乏なので、万が一転職に失敗すれば、人生詰む(妹の学費、奨学金720万円……)

ところが、おっちょこちょい特性な私も5年半も同じ業務に就けば、ある程度したたかに、仕事も回せるようになってきます。

世渡り術や失敗をカバーする術を覚え、社内外で評価されることも増えてきました。

従業員数500名ほどの小さな会社ですが、

私の唯一の長所であるコミュ力のお陰で、社内には仲の良い人が多く、いつも同情の声がかけられていたのです。

 

「また、パワハラ上司に虐められたんか? きじ田はいつもがんばってるよ。」

 

また、他社に勤める労務に詳しい友達にもこんなことを言われました。

「明らかに、この上司は『黒』。早く人事部に相談しな。」

 

幸い、社内にも社外にも味方が多かったことが、自覚へと繋がりました。

 

当事者にパワハラの自覚はない

「パワハラ」が問題になる昨今、もちろんパワハラ当事者たちも耳に沢山入っていることでしょう。

どうして是正されないかと言えば、それは当事者に「パワハラの自覚がない」ことに尽きると思います。

 

以前、社内でパワハラ研修が実施された際、パワハラ部長からこんな事を言われました。

 

「<誰かから>パワハラを受けたら、真っ先に私に相談してください。」

 

絶句しました。

 

はなから、自分がパワハラをしているという自覚がないのです。

 

あとこんな台詞もよく聞きました。

「今の子にこれを言ったらパワハラになるのかしら。ほほほ」

 

人事部の門をたたく私

昨年夏、2度目の急性胃炎を発症した私は、心身共に限界を感じ、人事部へ相談することにしました。

その中で教訓とこうしておけば良かったと思う反省点がいくつかありました。

 

次回は、その経験に関して綴っていきます。

 

つづく

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きじ田 とらみ

きじ田 とらみ

28歳。中小企業で経理を担当する猫好きのOL。 モテないをこじらせ、自意識過剰気味。保育士免許と学芸員免許をもつ。趣味は宝塚とお絵描きと読書。精神の衛生を保つ為、ヨガとランニングに励む。5頭身。

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