ADHDの薬治療に疑問をもった私。改善するためにやってきたこと

ADHDの薬治療に疑問をもった私。改善するためにやってきたこと

こんにちは、おっちょこちょいOLのきじ田とらみです。

入社6年目、月の手取りは19万円、年収420万円。お金持ちでもなく、貧乏でもなく、ごくごく普通のOLとして、心も身体も穏やかに生活しています。

 

ただ、普通のOLとは違うことが一つ。私はADHDという発達障害を持っています。

すごく要約して伝えると「普通の人よりもかなーーーーーりオッチョコチョイな人」です。色んな葛藤がある中で、何とか試練を乗り越えながら、時になぎ倒しながら、何とか生きてきました。(詳しくは前回の記事で)

前回の記事:ADHDな私が、何とか社会人として自立できた奮闘記

 

社会人2年目の時、生きづらさを感じた私は自分自身に疑問を持ち、病院へ行き、診断を受け、薬を処方されました。

ところが、快方へはほど遠く、治療への期待感が裏切られたこともあって、かえって症状は悪化してしまったのです。

 

ひょんなことから、食生活・毎日の習慣で、症状が抑えられることを知り、それを実行することで、社会人生活がかなり楽になりました。

今回はそのことについて、当時の私と同じように悩み苦しんでいる人に向け書いていきます。

 

ただ、あくまでも私の実体験です。

詳しい身体のメカニズムなどは専門医ではないので分かりません。その点、ご注意ください。

 

ただ確かに私の心と身体はより健康に、より生きやすくなりました。それは事実です。

その葛藤の日々を心と身体の視点から綴っていきたいと思います。

 




ADHDによる支障。初めての心療内科へ

ADHDの自覚があったものの、学生時代は日常生活に支障をきたしていなかった私。

社会人になってあからさまな支障が出てきます。どんな感じだったかは、前回の記事をご覧下さい。

 

大学時代の恩師に相談したりして、発達障害の治療実績のある心療内科を受診することにしました。

私は地方都市で生活をしているのですが、初診は2ヶ月・3ヶ月待ちが当たり前。毎日の生活が辛いのに、こんなに待てない!そんな思いを持ちながら、藁にもすがる思いで何とか耐え、病院の門をたたいたのです。

 

「この人に私の人生を預けていいのかな?」半信半疑な治療

受診したのは地方都市の一等地にある、心療内科。

子ども時代の通知表や連絡帳、日常生活で支障を感じていることを簡単にまとめたものを資料として持ち込みました。

 

問診票を書き、診断を待ちます。

「きじ田さんどうぞ~」声をかけられ、診察室へ。

 

ドアを開けると

第一印象

先生チャラそう……

 

40代前半、ツーブロック、日焼けした肌、はだけた胸元、裸足にサンダル

いやいや、見た目で判断してはいけない

 

気を取り直して、椅子に座りました。

持ち込んだ資料を提出し、簡単なアンケートに答えました。

 

軽く目を通した先生。

「辛かったね~~~。ADHDですね!」ニカッ(笑顔)

 

…… これで本当に診断できてるのかなと不安になりました。

心療内科の受診を決める前に、色々調べていた中で、ADHDの診断には色んなテストを受けると書かれていたからです。

 

処方された薬を飲む

処方された薬はコンサータ18mg。頭の働きがよくなるお薬です。

18mgでは効きが弱かったので、診療毎に強い薬が出され、最終的にコンサータ36mgへ移行。またストラテラ25mgも飲んでいました。

 

私は専門家ではないので、詳しい説明は避けますが、心臓の動きが早くなり、頭が冴える感じがありました。

例えば、日中の眠気もなくなりましたし、「めんどくさい」のスイッチが入ると、大切な仕事でもなかなか動けなかったのが、コンサータを飲むことで少しばかり改善されたのです。

 

しかし、朝昼目が冴える分、夜は屍のように動けなくなります。

何より、胃が荒れ、食欲が減り、体重は5kgほど落ちました。また抽象的な表現になってしまいますが、目の前から、キラキラするようなアイデアや、楽しくなる気持ちがしぼんでいく感覚があったのです。

 

これらを先生に相談しても、「不安だよね。投薬を続ければ、きっと良くなるよ。」と言われるだけ。

1年続けた後に、私は治療を中断することにしたのです。

 

副作用と決して安くはない治療費を払っても、肝心の仕事の要領は改善されず、得られたものがあまりにも小さかったと思います。

 

1冊の本に出会い、自らADHDの改善を始める

解決の糸口もなく、ただ治療を辞めてしまった私。

しかし、薬を辞めたことによって体調は少しずつよくなり、徐々に前向きな思考が生まれはじめていました。

 

色々と調べる中で、ある一冊の本に出会います。

 

タイトル:「いつものパン」があなたを殺す

この一冊の中で、衝撃の調査結果を目にしました。

ADHDをわずらい、6ヶ月間グルテンフリーを続けた人たちの「実践前」「実践後」についての調査です。3歳から57歳までにわたる広範囲の人たちを調べたものとなります。

  • 細かい点を気にしない  36%減
  • 注意力を保てない  12%減
  • 仕事を終えられない  30%減
  • 簡単に気が散る  46%減
  • 答えや引用文を唐突に言い出すことが多い  11%減

出展:「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (p.211-212

 

この本を読んで、ADHDの症状は点で発生するものではなく、人間の腸と脳が深い関係にあることを知ります。

これにより私は、自分の心と身体の健康を取り戻す為、様々な取り組みを開始することにしました。(専門家ではないので、難しい内容は説明できません。あくまで私の所感と思ってくださいね)

 

小麦粉を減らす

小麦粉に含まれる粘りの成分「グルテン」に耐性のある人は実は少ないと知りました。

腸内環境が荒れると、脳が炎症を起こし、ADHDの症状も出やすくなると。

 

毎日、菓子パンを食べ、ビスケットやクッキーなどのお菓子が大好きだった私には衝撃でした。

断つことは難しいので、「パンとご飯ならご飯を選ぶ」「できるだけお菓子は食べず、ストレス解消にはお肉を食べる」など、切り替えて行くと、2週間ほどたって、明らかに頭の中が健康的に晴れていくのを実感したのです。

 

糖分の過剰摂取を減らす

実は、私「リポビタンD」に代表される、エナジードリンクの常飲者でした。

朝、気合いを入れたい時に、ぐっと一本飲み、元気を出していたのです。

 

ただ、飲みたて時に湧き出る元気も、しばらく経つと無くなり、次第に頭がぼんやりしてぐったりしてしまいます。

会議ではいつも船をこぎ、怒られることも……元気の前借りは辞めました。

 

植物性油脂をオリーブオイルに変える

オリーブオイルは酸化しにくく、脳が炎症を起こしにくくなるとのこと。

確かに調理してから時間がたった植物油脂の料理を食べると、お腹の調子も悪くなるので、健康的な意味もこめて辞めてみることにしました。

 

睡眠時間を確保する

今まで、夜ご飯を食べるとぐったりしてお風呂に入れないことが多かったのですが、上記の食生活を始めると、身体がコントロールできるようになって、夜の活動できる時間が伸びました。

やるべきことをさっと済ませ、良質な睡眠がとれるよう、ヨガやストレッチなどをする時間を設けたのです。

 

また一度熱中すると、脳がさめて寝付けなくなるので、寝る前にスマホを触る時間を減らしました。

これらにより、睡眠の質を上げることができたのです。

 

適度な有酸素運動をする

当時の彼氏がガチの公務員ランナー(語彙力)だったこともあり、実は夜のランニングが趣味でした。

頭がすっきりする感覚がブースとされる感じで、心も身体もとてもほぐれていました。

 

SNSで仲間を見つけた

日常生活で同じような悩みを持っている人は実は少なかった私。

専用のアカウントを作ることで、同じような考え方を持っている同志を見つけ、時に励まし合い、傷をなめ合い、情報を交換し、心の支えにしました。もちろん、いい出会いばかりではないのですが、その時は一定の距離をおいたりして、心地のよい使い方を模索しました。

 

上記ができなくても自分を責めない

3日坊主の代名詞でもある私。

もちろん、上記が全て徹底できる訳でもなく…… 気づいた時には軌道修正し、ゆるりと続けています。

 

身体が健康的になると、心が前向きになって、持ち前の社交性が戻ってきました。

この身体の土台ができて、ようやく前回の記事で述べたような、さまざまな対策に取り組めるようになったのです。

 

前回の記事を書いた時、多くはありませんが、ADHDに葛藤されている数人の方から「前向きになれた」とお話をいただき、私の経験がもう少し役立てばと思い、今回の記事を執筆しました。

 

私はかかりつけ医の先生と相性が悪かったですが、親身になってもらえる先生に出会い、投薬治療に成功されている方も大勢いらっしゃいます。

障害との向き合い方は人それぞれです。

 

この記事を読んでいらっしゃる方で、当事者で改善の糸口が見えない方、もしくは身近にそういう人がいる方は、色んな手段でアプローチできることを知って、少しでも前向きな気持ちになっていただけると嬉しいです。

 

おまけ:私が勉強した本の紹介

タイトル:「いつものパン」があなたを殺す

(事例もあって分かりやすいです)

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タイトル:「腸の力」であなたは変わる

(上記と同著者。より身体にフォーカスされています)

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タイトル:あなたの体は9割が細菌 

(ちょっと難しめ)

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タイトル:ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版

(自分のメンタルをキープしたい時に読みました)

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きじ田 とらみ

きじ田 とらみ

28歳。中小企業で経理を担当する猫好きのOL。 モテないをこじらせ、自意識過剰気味。保育士免許と学芸員免許をもつ。趣味は宝塚とお絵描きと読書。精神の衛生を保つ為、ヨガとランニングに励む。5頭身。

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