考え方

幸せになる方法

2018年7月23日

幸せってものについて、話してみようと思う。

多分、「必ず幸せになれるブレスレッド!」みたいなものよりは役に立つ。

比較対象が低すぎるって?当たり前。それくらい、謙虚でいなきゃ。

 

目次

あなたは今、幸せですか?

まずは定番の、この質問をぶつけてみたい。

あなたは今、幸せですか?

うーん、これは予想なんだけど、ほとんどの人が「そうでもありません」って答えるんじゃない?

毎日なんとなく過ごしていて、別に苦労はしていないんだけど、「幸せか?」って問われると、「別に」って。

「私は今幸せです!」って大声で言える人なんて、きっと付き合いかけの両思いのカレがいる女の子くらいじゃなかろうか。

少なくとも、peek a boo読者のみんなの場合、ね。

 

幸せってなんだろう

幸せとはなんだろうと考えると、いつも答えは出てこない。

だって人それぞれとしか、言いようがないじゃない。

 

美味しいごはんが食べられること、充実した仕事ができていること、愛する人に愛されていること。

幸せの要素はたくさんあって、その比重は、人によって全然違う。

 

ある人から見た「幸せ」が、他の人にとっては「不幸せ」なんて、しょっちゅう聞く話。

幸せに決まりはなくて、それはいつも変化する。

 

だからこそ、私達はいつも「幸せ」について、考える。

それが何かも、どこにあるかも、どうすれば手に入れられるかも、わからないから。

 

分からないけど、私たちは幸せになりたくて、だから苦しい。

ねえ、幸せって、どこに売ってるの?どこにいけば、手に入るの?

 

幸せは、探したって与えてもらえない

ここで、衝撃的な事実をお伝えしよう。

実は幸せって、呼んでも来ない。勿論、売ってもいないし、誰かにどうぞって、もらえもしない。

だから、「幸せになりたい!幸せをください!」って叫んであちこち探し回ったって、一生ソレは、手に入らない。

 

歩きまわって叫んでも、声が枯れるだけ。靴の底が、すり減るだけ。

ガラガラにしゃがれた声で、底がすり減った靴を履いていたら、モテない。女子力が低い。なにしろ怖い。

 

だからもうガムシャラに、「幸せをください!」って叫ぶのは、辞めてみる。

 

じゃあどうしたら良いの?って、思うよね。

あのね、ちょっと視点を変えてみるの。

そうすれば、あなたもきっと、幸せを手にすることができるから。

 

幸せは、意識をして「気づく」もの

ありきたりな話をするけど、幸せって、なるものじゃない。

拾って、見つけて、そして気づくもの。

 

難しいよ。三工程あるんだもん。

 

だけど、ちゃんと拾わなきゃ、落ちたままなの。

気づかなきゃ、そのまま腐っちゃうの。

だからそうやって、意識して、ちゃんと「幸せ」を自覚することが必要になってくる。

 

気づかなきゃただの石ころでも、拾って磨いてやれば、とっても素敵な輝きを放ち始めるかもしれない。

「あ、これも幸せだったんだ!」って、大切に思えるかもしれない。

 

幸せは、なるんじゃなくて、気づくもの。

これを意識すれば、ちょっとだけ、心が軽くなる。

 

「幸せ」に気づいたら、思い存分喜んで

それからね、幸せに気づいたときは、思い存分喜ぶこと。

だってね、今この瞬間喜ばなきゃ、いつ喜ぶの?

 

きりっとした顔してないで、冷静なんて装わないで。嬉しいときに嬉しい!って、

飛び跳ねてその嬉しさを存分に表現して、伝えて、実感する。

 

だって勿体無いでしょう。

嬉しさを伝えられて嫌な人はいない。だからちゃんと喜ぶこと。

大袈裟なくらいにね。

 

あなたが気づいた幸せは喜びになり、表現したその喜びは誰かに伝わり、その人の幸せになる。

そうやって、伝染させていく。「幸せ」って、そういうもの。

 

「幸せになろう」って、やけになるんじゃなくて、「幸せに気付こう」って思ってみる。

そうすれば毎日が宝探しみたいで、いつもの道も、ちょっとだけ、楽しくなるかもしれないよ。

 

yuzuka

 

photo by nomoto(cieca)

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yuzuka

作家、コラムニスト。元精神科、美容整形外科の看護師で、風俗嬢の経験もある。実体験や、それで得た知識をもとに綴るtwitterやnoteが話題を呼び、多数メディアにコラムを寄稿したのち、peek a booを立ち上げる。ズボラで絵が下手。Twitterでは時々毒を吐き、ぷち炎上する。美人に弱い。

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