ただの風俗嬢です。こんちは。
先日はクラミジアについて書きました。今回は「トリコモナス」という性病についてです。
関連記事:女性のクラミジアは気づかない?経験からその症状(おりもの等)や発症経緯を紹介する
目次
トリコモナスって?
トリコモナスとは、先ほども言いましたが性病のひとつです。
男性と女性どちらもに発症しますが、男性はあまり症状が出にくく、女性は痒み、痛み、オリモノの変化などの症状が現れると言われています。
他の性病と同様、性交渉によって感染。
稀に性交渉のない子供や性的経験のない女性にも感染することがあるのだとか...。
【体験談】トリコモナスに感染した時のこと
私が初めて感染したのは、20歳のときでした。
当時、毎晩クラブで遊んでワンナイトラブが多く、経験人数をいかに増やすか…などといった馬鹿みたいな遊びを友人達としていた時のことです。
コンドームを使用して性行為を行うことも多かったのですが、時々酔った勢いでコンドームをせずSEXすることもあり...。
酷い時は起きたら隣の人誰!?なんてこともありました。ハハハッ!
膣への違和感
ある日を境にオリモノの量が増えたことに気付きます。
色も、普段は透明か少し白っぽいのから黄色のオリモノへ。
初めは生理前かな?と思っていたのですが、とくに臭いがいつもと違い、鼻をつくようなドギツイ臭いだったため、そこで若干違和感を覚えます。
ただオリモノに関しては、普段から体調によって変化があったので、そのときはそれ以上気にはせず、結局、数日間放置することに。
そして数日後、普通に寝ていたときのことです。
いきなり猛烈な痒みと熱さを膣に感じ、思わず飛び起きました。
それは本当に痒くて熱く、まさに初めての経験でした。
耐えられるレベルではなく、恥ずかしながら下着を脱いで掻きむしるほどです。
その日、痒みが治まるまでかき、そのまま就寝したのですが、今思い出しても本当に地獄でした。
だだ、本当の地獄はこっからだったのです。
朝起きて、学校に行くためにシャワーを浴びたのですが、夜に掻きむしったせいで、膣の周りが傷付いたのか、シャワーがとても染みて酷く痛い...。
ただ洗わないわけにはいかないので、涙を堪えながらボディーソープで洗っていました。
そしてパンティーライナーを付けないと下着が汚れるほどに、オリモノの量が増えていたのです。
ただそれでも、性病とはおもわず病院に行かなかった私...。笑
そこから1週間が経った頃です。
いつも通り夜中に猛烈な痒みが襲ってきたのですが、その日はある程度かいても全然痒みが治まらず、ついに血が出るほどに掻きむしってしまいました。
ここで「流石におかしい、生理でもないのに...。」と思った私は、オリモノの変化が出てから2週間くらい経ってやっと産婦人科に出向いたのです。
初めての性病検査と治療!そして絶叫
その頃既に経験人数は50人を遥かに超えていましたが、それまで1度も運良く性病にかからなかった私。
ここで初めての性病検査を受けます。
まず病院では問診。
そして触診、検査の流れでした。
問診では、最近の性交について、パートナーの有無、出産経験、生理の状態など詳しく聞かれ、その後に膣の状態を聞かれました。
その後「内診台へ」と言われ、皆さんが想像される通りの台へ向かいます。内診台にあがるのは、もちろん初めてだったのですが、恥ずかしさと緊張でパニックになるかと思いました。
いざ、触診が始まると、私からはお腹のところでカーテンが引かれているので、先生が何をしているのか分かりませんでしたが、特に恥ずかしがる必要がない程淡白な感じでした。笑
そして言われたのが、「だいぶ掻きむしっちゃったね~」という内容。
続けざまに「今から器具入れて中を見て、検査するからね~」とサラッと言われました。
器具を入れて、中をみて検査…。イマイチ分からなかった私は適当に「はーい」と答え、ぼーっとしていたのですが...。
次の瞬間、カチャカチャと金属がぶつかり合う音と何か膣に入ってくる感触と同時に、猛烈な下半身への激痛!!
痛みには強い私(注射楽勝、色んなところにピアス空いてる)ですが、その時ばかりは『ぐぅっだだ!!!!』と言葉にならない言葉で叫んでしまいました。
しかし先生はお構い無しで、「あー、もうちょっとねー、力抜いて~」と。
本気で「私のことを殺す気だ、膣が壊される」と思いました。
これは、大袈裟じゃありません。本当です。
おそらく叫び声は、待合室にも響いてたでしょう。
検査では、膣にクスコというものを入れ、そして広げて中の細胞を取り…という流れだった様ですが、それどころではなかったですね。本当に痛かったです。
性病検査って、こんなに痛いんか!?と懲り懲りしました。
検査の結果、トリコモナス膣炎と診断!治療の道へ
検査の結果、「トリコモナス膣炎」と言われましたが、聞いたこともないし、なんじゃそりゃ状態。
何より検査?診察?が痛すぎて先生をぶっ飛ばすのを我慢していた記憶があります。
その日は膣洗浄をしてもらい、膣剤を入れてもらって、最後に受付の方から自宅用の膣剤を貰い帰宅しました。
皆さん、地獄はまだ終わっていません...。
その日の夜から寝る前に膣剤を自分で入れなければならなかったのですが、これがまた大変なのです。
濡れてもいない膣に異物(薬)を入れる微妙な痛み(多分検査の時の痛みがまだ残っていた)と、入れている自分の間抜けな姿…。本当にみすぼらしい姿だったと思います。
何より、入れても入れても出てくる膣剤にイライラ。
小指の第1関節位までの大きさなのに、慣れるまでは一苦労でした。
そして1週間毎日繰り返し、再び病院に検査へ。
またあの地獄か…と思いましたが、夜中の痒みも辛いし何より、性病を治さないとSEXが出来ないという気持ちから嫌々再診に行きました。
2回目ということもあり、問診はすぐに終わり、即内診台へ。
また金属の音とヒヤッと何かが入ってくる感触と共に、激痛が走りました。
この時やっと気づいたのですが、初診でのあの痛みはクスコを入れるときの痛みだったのです。
2回目の診察でもまたクスコで膣を広げ、綿棒のようなもので細胞を取って検査。まだ完全に治っていないという事だったので、再び膣洗浄をしてもらい、「自宅で膣剤をいれて来週来てください」とのことでした。
その頃には痒みもだいぶ治まっており、オリモノも通常通りだったので、日常生活には何も支障が無かったのですが、来週もあの検査…と考えると、胃が痛くなる毎日でした。
翌週の検査では2回目と同様の検査で、「完治してますよ」と言われ、そこで通院、治療は終了したのです。
トリコモナスの辛さ
トリコモナスに感染して辛かったのは
- 夜中にくる猛烈な膣の痒み、熱さ
- 掻きむしってしまいシャワーが染みて地獄
- 膣剤を入れるのに慣れるまでに時間がかかる
- 掻きむしってしまい膣の周りの皮膚がボロボロになると、下着などの摩擦でも痛くなったり痒くなったりするので歩くのが辛い
などなど。当たり前ですが、絶対にならない方がいいです。
もし膣に違和感を感じたら…
オリモノの変化や痒みなど、何かいつもとは違う膣の違和感を感じたら、すぐに産婦人科に行くことをオススメします。
私のようにしばらく放置すると、治療にも時間がかかりますし、掻きむしったりしてしまうと日常生活にも支障をきたしてしまいます。
そして変化がでた時から1人、2人くらいは、性交相手を遡って検査を受けてもらうようにしましょう。
最後に:あの謎の痛みの正体!病院選び結構大事かも?
検査中に感じた私の強烈な痛みの原因は、先ほど、「突っ込まれた器具」だと言いました。
普段、Sexをする時って、膣が濡れている状態にブツを入れますよね。
しかし、検査の時は病院によっては全く濡れていない状態で、潤滑ジェルなども無しに器具を入れる産婦人科があるようです。
私が行った病院はそのパターンだったため、絶叫するほどの痛みが生じたのかと思います。
内診では、力を抜いてリラックスすること。また潤滑ジェルを使用してくれる病院の方が、身体への負担も少ないので、そういった病院を探すことをおすすめします。後回しは結局自分を苦しめることになるので、勇気を出して病院へいきましょう!おわり。
寄稿者
最新記事 by 寄稿者 (全て見る)
- コスパ良好!みんなが気になるプチプラの日焼け止め3つを試してみた - 2021年6月22日
- 【2021年最新版】ラブドールの選び方とおすすめのラブドール10選を紹介 - 2021年6月9日
- クッションファンデーションが崩れやすい理由と崩れを予防するためのポイントを紹介 - 2021年5月9日