この前しらみの話をして皆をドン引きさせた、ただの風俗嬢です。こんにちは。
今回は最も有名な性病と言っても過言ではない「クラミジア」についてお話します。病気に関わることなので、基本的には医療機関のサイトを見ていただければと思いますが、経験者にしかわからない事もあると思うので、そこら辺を中心にご覧ください。
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目次
クラミジアとは?
さて、“クラミジア”は、皆さんご存知だとは思いますが、性感染症の一種です。
「クラミジア感染症」とは、一般的にクラミジア・トラコマティスという細菌による感染のことをいいます。病気の詳しいことについて知りたい場合は、下記の病院のホームページをご覧ください。
参考:済生会のページ
私たちが普段生活する中では、あまり聞き慣れない名前かもしれませんが、現代では性感染症の中で、最も発症率が高いと言われているんですよ。
また女性患者の数は、男性の二倍以上にも上ります。そんな現代だからこそ性感染症のリスクを知り、対策が必要となってくるのです。
今回は、実際に私が体験したクラミジア感染症の話とともにクラミジアについて詳しくご紹介します!
いつ、どこで?発症経由がわからない
クラミジアは発症率が最も高いとはいえ、実はとても弱い菌と言われています。
体外接触でうつることは、ほぼなく、ほとんどが性的接触による感染です。
私は若い頃から風俗嬢をしていることもあり、気付かぬ間にクラミジアになっていた経験があります。
お店では膣性交は禁止だったため、私の場合は、口腔性交(オーロラセックス)によるものだと判明しました。
この他にも肛門性交(アナルセックス)による感染症もあるみたいで、そっち系が好きな人気をつけてくださいね。
不特定多数の人と性交をすることにより、次から次の人へ、木の枝が分かれるように感染が広がっていきます。
クラミジアに感染したらどうなる?経験から語る
感染してすぐに体調に変化が現れるのか?というと、実は、そうではありません。
なんと約8割の人が感染に気付かないのだそう。その無自覚さがさらに感染を広めていくことになり、まさに負のスパイラルです。
実際に私も症状がまったくなく、検診に行くまで気づくことができませんでした。
クラミジアに感染すると、初期症状に、おりものや軽い下腹部痛、性器のかゆみなどが症状として挙げられます。しかし、女性なら排卵日周期によりそのような体調変化って、よくある事ですよね。
なので見落としがちになってしまうんだと思います。
風俗嬢じゃなくとも、日頃からの検診って大事ですね。
知識を持つことで、異変に気づく!二回目は気づいた
一度目は産婦人科の検診で気付きましたが、二回目のクラミジア感染症になった際は、身体の異変にて気づくことができました。
クラミジアに関する知識を持ったことで、些細な変化にも敏感に反応できたのだと思います。
私の身体の変化は、おりものが急激に増えたこと、さらにそのおりものが悪臭だったことです。
追加で言えば、確実な性交痛がありましたね。
膣性交をした際に、子宮内が「あいたたたた…」となりました。
例えていうなら、ズキンと何かに刺されたような鋭い痛みです。
明らかに生理痛のズーンとするような鈍い痛みとは違いました。
終えたあともズキズキと痛みは残り、お腹が熱を持っていたので、いち早く変化に気づくことができた感じです。
クラミジアを放置するとどうなるの?
そんなクラミジアですが、疑いに気づいたとして放置していた場合、どうなるのでしょうか?
大切な身体のために病院に行くことが先決だといえますが、軽度な症状であればつい後回しになってしまうものですよね。(それでも本当はダメですよ?)
クラミジア感染は弱い感染とお伝えしましたが、決して侮ってはいけません。
症状が進行すると、子宮外妊娠、不妊症、さらには流産にもつながる危険性をもっています。
将来大切なパートナーとの子供がほしい願ったときに、上手くいかないなんてことにならないよう、今から自身の身体を大切にしておきましょう。
クラミジア感染症は、実は若い人に多いらしい...
特に若い人に多いとされるクラミジア感染症。
大人と行う行為は同じなのに、なぜ若い人に多いのでしょうか?
そこには知識の差があると言われています。
まだ知識の浅いうちに好きな人と性交をしたいと思うのは、人間の本能であり当たり前のことですよね。ただ若気の至りという言葉があるように、覚えたての頃は、その嬉しさと楽しさにハマり性交数も多くなることでしょう。
身体が活発な年代であれば尚更。
さらには、不特定多数の人と行うことにより、感染のリスクを更に上げてしまいます。
性交渉をする際は、若いから、大人だからなどは関係なく、みんなが正しい知識を持つことが大切になってきますよ。
クラミジアは100%防げる?
クラミジアを始めとする性感染症の知識を持つことで、自らの身を守ることに繫がります。
若い時だけではなく、大人になってからも性交する限り、少なからずリスクはついてまわるもの。なので油断せず、常に予防することを心がけましょう。
例えば、クラミジア感染症に限らず性感染症は、事前の準備にて、ある程度防げるものです。
不特定多数の人と性交しない、大切なパートナー以外は断る、妊娠希望以外は避妊用具を用いる、などです。性器が粘膜に直接触れることを避け、感染症リスクを大きく下げることができます。
ただ!100%防げるということは絶対にないので、そこは十分に注意してくださいね!
お互いに注意し性交渉をした場合であっても、ひとりが症状無自覚の感染症だとしたら…。確実には防ぎきれないこともあるのです。
個人的にもっとも注意してほしいのが。冒頭でもお話したオーラルセックスや、ディープキスによる感染です。
特にオーラルセックスを複数の男性に行う風俗嬢は、喉に症状が現れることが多いとされています。ディープキスも同じく体液の交換。親しい人としか体液が触れ合うことはないですが、キスくらいなら感染しないよねと安心するのは危険だといえますよ。
パートナーがクラミジア感染症だったら
もしあなたが(女性)クラミジア感染だったとします。
そのことを、パートナーに言えますか?
私だったら言えないかもしれません…。
だからと言ってずっと性交渉を拒み続けるのも違う意味で疑われ、ふたりの関係を悪い方へ導くことになりかねません。
もしあなたがなってしまったなら、若しくは疑いがあるのなら、結果が違っててもいいのでパートナーにまず打ち明けることが大事!
そして、早急に病院へ行きましょう。大切なパートナーなら理解してくれるはず。
そして、二次感染を防ぐ事にもなります。放置してても治る病気ではありません。
後々、後悔することにならないよう早めの検診をオススメします。
まとめ:クラミジアは常に身近に潜むもの!自分の身は自分で守ろう
実際にクラミジアの感染が分かった際、抗生剤が処方され、一週間後無事に治りました。
性交渉を必要とする限り、常にどこかに潜むクラミジアをはじめ、恐ろしい性病のリスクから逃れることができません。しかし、クラミジアという性感染症を知ったことで、自身の身体の変化にいち早く気づけるようになりました。
今、一緒にいる大切なパートナーや、これから巡り合う大切なパートナーのためにも、一度性病の検診に行ってみるのもいいかもしれません。
性感染症の正しい知識をもち自分の体を大切に守っていきましょう。
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