こんにちは。現役風俗嬢のnekoです。
いきなりですが、みなさん。カンジダという病気をご存知でしょうか。
カンジダはいわゆる性感染症の1つなのですが、実は、性交渉のみでかかる病気ではなく、誰しもになる可能性があるものです。
今回はそんなカンジダの特徴や注意点などを、過去一度経験した私がお伝えしていこうと思います！
※私が女性のため主に女性に向けて書いていきます。また違和感がある場合は、すぐさま病院へいきましょう
目次
カンジダになる原因について
まず、なぜカンジダになるのか、原因を知る必要があります。
原因がわかれば、それに対する予防策を立てやすいからです。
では、カンジダになる原因とは何なのでしょうか？
これはもしかしたら意外かもしれません。
答えは「カビ」です。
カンジダとは、性交渉だけで発症（移る）するものではないと言いましたが、つまりは、健康な人でも誰しもが持っているカビの1つがカンジダの原因となります。
例えば、体調の変化により膣内の環境バランスが崩れたとしましょう。たったこれだけで、性交渉もしていないのに、発症することがあるのです。
他にも、強い抗生物質を服用していたり、膣内を過剰に洗い過ぎることで、カンジダが発症するかもしれません。
なので基本的に通常の性感染症とは異なると考えてください。誰しもに発症リスクがあります。
カンジダの症状とは！歩くのも痛い...
では、カンジダにかかると「どのような症状」が出るのでしょうか？
男女で症状が異なるので、男女別で紹介しますね。ちなみに、このカンジダですが、実は女性の方が圧倒的に罹患数が多いみたいです。（膣カンジダと言ったりする）
女性の場合は比較的わかりやすい
女性のカンジダは、比較的にわかりやすいです。
よく言われる症状は以下の2つ。
- いつもより、おりものが多い
- ヨーグルトやチーズのような白いものが出る
他にも、
- 膣やその周りの強い痛み
- 膣やその周りが赤くなる
- おしっこをするときの痛み
- 性行為時の痛み
などがあげられます。
私がカンジダになった時は、おりものの量が異常に多くなり、臭いもいつもと違ってパンツに白いカスがつくようになりました。
「生理前だからかな？」と放置していたら、膣が腫れて痛みが増し、歩くのもやっとのレベルになってしまいました。
皆さんは絶対に放置などせず、違和感を感じたらすぐに病院へいきましょう。
男性の場合は気付きにくい
そもそも男性がカンジダを発症することは稀です。
ただパートナーから移らないよう、覚えておくのもいいと思います。
- 陰部の軽いかゆみ、ただれ
- 陰部の先端（亀頭）が赤くなる
- 白いカスがでる
そして比較的男性は症状が軽く、気づかないことも多いよう。
移さないよう、常に変化をチェックしておくべきだとは思いますよ。
カンジダの感染について
では、カンジダは性感染症といいますが、どのようにして感染していくのでしょうか。
みなさんの身近なところにも原因が潜んでいますので、しっかり確認してくださいね！
すぐには症状がでない！潜伏期間がある
まず、性感染症には潜伏期間があるので、移ってもすぐに症状がでるわけではありません。
カンジダの潜伏期間は、1週間〜何年にも及ぶことがあると言われています。
意外な感染経路について
カンジダは、温泉に一緒に入るだけでも移ることがあります。
既に発症しており、カンジダ菌が大量に繁殖している方といっしょのお風呂に入ってしまうと、そこから自分の膣内に入り、発症リスクがあがるのです。
そして当たり前ですが、男女の性交渉でも移ります。
コンドームをしていても、絶対に防げるわけではなく、女性の膣内を触った手で男性が陰部を触るとそれだけで移ることがありますよ。
私がいつも行うカンジダの予防法や注意点
常在菌として膣内に存在するカンジダ。
コンドームをつけて性感染症を予防しても、女性はストレスや体調の変化により発症しやすくなります。
では、どのように予防すればいいのでしょうか？
私たち風俗嬢は体が資本であり、性感染症にかかってしまったら治るまで出勤停止＝収入0。なので必死で性感染症を予防しているのですが、結果、4年間かかったことのない人までいるので、それはビックリですね。
そんな、風俗嬢直伝の予防法を今回はお伝えしていきます！
体調管理がすごく大事
まず、どんな病気でもそうですが、体調が悪い時や免疫力が低下しているときは危ないです。
例えば、大人より子供が病気にかかりやすいのは免疫力が低いからですよね。そういうこと。
さて、私たちが体調管理をするために気をつけていることは以下です。
- 3食しっかり食べること
- 睡眠時間を確保すること
- 体を冷やさないこと
- 時間を見つけて部屋の掃除をすること
- 少しでも運動すること
これら当たり前のようでできていない人が多いのではないでしょうか。
とくに睡眠の確保。しっかり寝ていますか？
忙しい社会ですので、急に全てをこなすことは不可能に近いかもしれません。
しかし、1つずつできることを増やしていくと、モチベーションもあがって続けやすいですよ！
私は3食食べてよく寝ることから始めました。
見逃しがち！衣服の注意点
夏はよく汗をかきますし、特に陰部が蒸れる時期ですよね。
さらに生理なら最悪。血がついたナプキンや生理用ショーツによって膣の周りは蒸れまくりです。
その蒸れた環境は、カンジダ菌にとって大好物なので、すぐに繁殖する原因となってしまいます。
ではどうしたらいいでしょうか？
生理ナプキンをタンポンに変える
タンポンは、膣内に直接挿入するものなので、ショーツ内が蒸れにくくなります。
慣れるとつけ心地もすごく良くてつけているのを忘れるほどです。
しかし定期的な交換が必須で、交換せずにそのままにすると、結局、菌は繁殖してしまいます。
もしタンポンに抵抗がなければ、ナプキンからタンポンに変えてみてもいいとおもいますよ！
通気性の良い下着をつける
特に夏などの蒸れやすい時期ですが、ショーツだけ通気性の良いものに変えてみてもいいと思います。
勝負下着の日以外はしめつけが少なく、通気性のいいものにすると効果抜群ですよ。
生理用ショーツも、通気性の良いものがありますし、探してみると可愛いものもあっておすすめです。
私カンジダかも...？どうしたらいいの？
私たち風俗嬢でしたら性感染症が身近なものなので、発症した際の対処に詳しい方が周りにいて安心ですが、そんな人ばかりではないと思います。
始めてのカンジダなら尚更不安ですよね。
「もし私はカンジダかもしれない」と思ったらどうしたらいいのでしょうか？
誰にもバレない！検査キットを使う方法
実家に住んでいるから婦人科に行ったことがバレたくない。性病になったかもなんて相談できない...。
そんな時におすすめなのが「性病検査キット」です。
「家に届いたら困る」という不安をなくせます。
サイトによっては郵便局留め、コンビニ受け取りが可能ですし、まずバレることがありません。
検査キットの手順通りにおりものを採取し、返送すると、ネットで結果が見れるようになっています。
くれぐれも、購入前に郵便局留めやコンビニ受け取りができているかをチェックしましょうね！
下記サイトにて、カンジダのみの検査キットがあるので、そこだけが心配な方はそれを。
他の性感染症も一緒に調べてみたい方はそのキットを購入しましょう。
はじめてはやっぱり病院が安心
はじめてのカンジダであれば、どのみち一度婦人科に行ってみることをおすすめします。
カンジダは再発のしやすさもあり、市販の塗り薬などもありますが、やはり最初は婦人科に行ってみましょう。
検査キットでカンジダだと発覚したら、結局病院に行くことになりますしね。
想像より怖い場所ではありませんし、病院によっては女性医を選ぶこともできます。
まとめ：誰しもになるリスクがある
誰しもなる可能性があるカンジダですが、体調管理や衣服に気を付ければ発症リスクは低くできます。
また、発症してもきちんと治療すれば治る病気ですので、怖がらずに、まずは病院にいってみましょう。
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