恋愛 考え方

なぜあなたは浮気されるのかという話

今回は、皆が見えているけど、見ないようにしているであろう事実について書いていこうと思う。

ちなみに恋愛のテクニック論とかではない。本質の話だ。

 

「LINEがきたら30分間をおいて返事をしよう」とか、そういう話ではない。

そして至極残酷な事実について書いていく。

 

付き合う前は彼の方からぐいぐい来ていたのに、いつの間にか連絡は私からのみ。次第に彼の私への愛が冷めていき、決まって彼の浮気によって別れる...。

そんな人に読んでほしいのだ。

 

目次

「結婚」はゴールではないし、「付き合う」もゴールではない

「結婚はゴールではない」

というのは、よく聞く言葉だろう。

 

結婚という、大きなイベントをついゴールに例えがちだが、それは実は始まりのセレモニーに過ぎず、これから1割の楽しい事と9割の苦しい事が始まることを意味している。

 

これはもちろん、「付き合う」にも該当する。

付き合った途端、彼氏と彼女の関係に発展し、それまで普通に触れられなかった手に触れることができ、「好きだよ」という、付き合う前であれば、最もハードルの高かった言葉を当然のごとく使えるようになるのだ。

これもまるでゴールのようだが、もちろん始まりに過ぎない。

 

付き合った男女は「付き合う」という、人生でそれなりに大きなイベントを終えてもなお、気を抜いてはいけないということだ。結婚と同じく、9割の苦しい事が待っている。

また個人的には、結婚よりももう少しだけハードなことだと思っている。

 

選んだ相手に常に選ばれ続けなければならない

恋愛の究極は、お互いが選び合うことである。

あなたや彼、どちらか一方のみが、もう一方を好きであっても、恋愛は成立しない。

 

あなたが選び、彼もあなたを選ぶからこそ、成立することなのだ。

こんな当たり前の話、もちろん、あなたは理解しているだろう。

 

ただ、「付き合ってもなお、この事実は変わらない」ということに、目を向けたことがあるだろうか。

どこか、付き合った途端に「選ぶ」「選ばない」という意識がぶっ飛んではいないだろうか。今回、あなたに伝えたいのはそこなのだ。

 

浮気された事は、決してあなたが悪いわけではない。

善悪の話をするのならば、100%浮気した彼が悪い。クソだ。

 

ただ、「善悪」と「原因」をごっちゃにしてはいけない。

これをしてしまうと、結果的にあなたが損をし続けることになりかねないからだ。

 

つまりは、浮気されたことの原因が、もしかしたらあなたにもあるかもしれない、ということである。

 

モノはいずれ捨てられる

結婚をしたとしても、「選ぶ」「選ばない」の関係は途絶えない。

ただ、婚約という契約を結ぶことと、当事者以外の要因(子どもや世間体など)により、「好きではなくなったから別れる」といった、単純な判断をしづらくなる。

これが良いことか悪いことなのか、一概に判断できないが、これが事実だ。

 

その点、付き合っているだけの関係の男女はどうなのか。

好きならば一緒にいるだろうし、好きでなくなったら別れるだろう。良くも悪くもたった少しの感情で、くっついたり離れたりしてしまう。

 

つまりは、婚約関係のある男女よりも、付き合っているだけの男女の方が、選んだ相手に対して、強く選ばれ続けなくてはならない。

ちょっとした気の迷いが、別れに発展するかもしれないからだ。これが、ハードということである。

 

さて、具体的な話に移ろう。あなたの浮気される原因の話だ。

選んだ相手に選ばれる。それも付き合っている相手に選ばれ続けるってどういうことなのだろうか。またその逆に、付き合っているのにも関わらず、「次第に選ばれなくなる」という現象は、一体なんなのか。

 

よく、トキメキを守るために、「家の中でも化粧をする」や「お風呂はいっしょに入らない」などの具体例が挙げられる。これは過去のpeek a booの記事でも述べたことがあるものだろう。

細かい行動を言えば、そういうことなのだが、今回はもっと広くみてあなたの意識について助言したい。

 

一番あなたが気をつけなくてはならないのは、「あなたの人生が=彼にならない」ことだと思っている。

簡単な言葉でいえば、彼の所有物になってはいけない。

 

例えばだが、彼氏に、「オレの女」なんてまるでモノみたいな言われ方をしていないだろうか。

また同棲している場合において、なんの理由もなくあなたが当然のごとく彼にしてあげていることはないだろうか。

 

そのカップルごとに様々な決まりはあるだろうが、上の例は浮気される女性によく当てはまる特徴だ。

 

あなたは一人の人間であり、あなたも彼を選んでいる、だからあなたは一緒にいるのだろう。

そのことを彼にも意識させないといけない。

 

残念ながら、モノはいずれ捨てられる。

「オレの女」という単なる彼にとっての所有物は、酷い言い方をすればお手伝いさんやオナホールくらいにしか思っていない。

 

不要だから捨てる彼。

もちろん、最低だ。

 

ただ、あなた自身から不要になり得るかもしれない、彼の所有物に成り下がってはいないだろうか、ということである。

「恋愛で上手くいくためには、恋愛以外に目を向けなければならない」といったツイートは、具体的にはこの事について述べた。

仕事や趣味、そして自分磨きに目を向ける女性は、決して他人の所有物に成り下がらない。逆に、恋愛にだけ人生の重きを置いている子は、ついついそうなってしまう。

 

それが楽だからだ。

 

また、とても性格の良い素敵な女の子ほど、この沼にハマりやすい。

「彼に尽くす」という言葉を、勘違いしているのだろう。あなたは自分自身の人生を生きなければならない。

 

そして、お互いが困っているときに、お互いが手を差し伸べるのだ。

それ以上は不要。困っている人を助ける、ただそれだけ。

 

最後に、

 

あなたの人生があるからこそ、彼の人生がある。

主役はあなた自身である自覚が、きっとあなたの恋愛を好転させることだろう。

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ぴくあぶ編集部

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