恋愛 考え方

整形公表後。500件以上来た「ブス」の声に打ち勝てた理由

確かに数年前、私は「こんな世界に希望なんてない」と結論づけたのだ。

睡眠薬をたらふく飲まなければうまく笑えなかったし、自殺に最適なドアノブとロープの準備も万端だった。

そんな私が今、こう思う。「世界には希望だらけだ」、と。

 

さて、前回、美容整形についての記事を公開した。

私が整形に至った経緯についてはいろんな記事で触れてきたが、

簡単に言うならば「どうでも良い人からのどうでも良い言葉」だった。

 

大切な人に容姿のことで傷つけられたことなんて、一度だってなかったからこそ、すれ違いざまや、ネットに書き込まれた「ブス」という言葉に心底傷つき、落ち込んだ。

死にたくなったこともあった。

「美人である」というだけで、全ての言葉に説得力が生まれ、「ブスである」というだけで、全ての言葉の意味は、なくなった。

時間をかけて書いてきた幸せについてのコラムも、全て虚言に違いないと書き込まれた。

「ブスのくせに」

「ブスのくせに」

「ブスのくせに」

生まれた瞬間、いや、生まれる前から決まっている「容姿」で、全てを判断されるのだ。

 

私は、自分がブスだと知っていた。

 

知っているから、悲しかった。

知っていてもどうしようもないことだから悲しかった。

どうしようもないことを非難されるから、悲しかった。

 

昔から太らないように努力していたし、幼い頃に歯列矯正をしたし、

看護師時代夜勤でボロボロになった肌は、フラクショナルレーザーで治療した。

できるところは、頑張ってきたつもりだ。

 

だけどそれ以上は、高額をつぎ込んでメスを入れなければどうしようもならないじゃない。

 

肌の色について差別をすれば、総バッシングを受ける。

生まれた国について暴言を吐けば、下手をしたら職を失うかもしれない。

 

だけど、それと同じくらいどうしようもないことなのに、それと同じくらい人を傷つけるのに、

「差別はよくない」と真面目な顔をして言う人が、同じ口で、私のことを「ブス」だと笑う。

「ブスのくせに偉そうに言うな」と書き込む。

 

ああ、そんなこと言われたってね、自分がブスだってことくらい、ずっと昔から知っていたんだよ。

そしてずっと、ブスを治療したいって、私が一番、考えていた。

 

だからこそ、美容整形外科で働いていたんだ。

手術について勉強して、美女になってやろうと思ってのことだった。

 

だけどそこで学んだのは、「ブスは治せない」という現実。

整形をして美人になれるのは、もともと骨格が整っていて、パーツの配置が完璧な、隠れ美人だけという現実を叩きつけられた。

 

私は骨格も綺麗ではないし、鼻や目の位置も間違えたところにひっついていて、どこからどう見たって「失敗作」だった。

じゃあ土台である、骨格から直せばいいじゃんって思うよね、分かるよ。

 

前回の記事にも、「目や鼻をいじる前に先に輪郭を整えろよ」なんてコメントがたくさんあったけど、だけどね、目や鼻をいじるのと、輪郭をいじるのでは、規模が違うんだよ。

輪郭ってつまりは、骨なんだ。ちょっと切り貼りすれば整えられる目や鼻といったパーツとは、訳が違ってくる。

 

私の場合、輪郭を整えようとすれば、歯を4本抜く必要性も出てくる。

金額は数倍にふくれあがり、失敗のリスクも高まり、ダウンタイムも激しい。

そしてそれだけのリスクをかけても、美人にはなれっこないことを、私は知っている。

 

「輪郭が残念」「口元が惜しい」

そんなこと、私が一番分かっているよ。

 

たった今数枚の写真を見ただけのあなたがたと違って、私は28年この顔を毎日見て来ているのだから。

だけど、分かっていたってどうしようもないほど、「ここを数ミリ直す」ってのは、それだけ難しくて、時に不可能なんだ。

 

そうやって、何か容姿のことで傷つくことが起こるたび、心は萎縮していった。

「ブス」というハンデを背負った私は、そういう誹謗中傷を見て見ぬ振りして、静かに生きていなければならないのだと悟った。

 

そこからは、「ブスのくせに」と言われないように注力したことを覚えてる。

人に言われる前に「私はブスだから」と笑ったし、あまり可愛い言葉を使ったり、可愛い仕草を見せないようにした。

 

「顔」という、どうしようもないことでこんな思いをしなくてはならないのが、とても悔しくて、怖かった。

 

隠れていたら良いの?って思って、顔を隠した。

だけど結局、流出した写真が叩かれた。

 

きっとこんな仕事でなければ、ネットに触れなければ、そこまで悩まずに生きていけたのかもしれない。

だけど、もう遅い。

 

何度か、「誹謗中傷がいやなら辞めろよ」と書き込まれたこともある。

だけど辞めたところで、一度見聞きした記憶は、消せないじゃない。

現にあなたが書き込んだたった二文字の「ブス」という言葉が、私を何年も苦しめてる。

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さて、経緯は何度も語っているので省くとして、そんな私が「せめて自分の本当に嫌いなパーツだけは整形しよう」と決めて、整形手術をして、そのうえで美容整形への経緯やダウンタイム、結果を公開した。

 

それは整形手術が身近になってきて簡単に手を出す女の子が多い中で、

私の症例を見て、もう一度考えて正しい判断をしてほしい。という啓発的な意味もあったけど、

それよりもなによりも、「これだけ説明したんだから、顔を出しても叩かないでください」という思いもあった。

 

「私は自分を可愛いだなんて思ってないし、ブスだと自覚しています。だけど仕事柄、顔を出さないと不自然なことも多いんです。

せめて不快にならないよう、自分が治せる範囲のところは治して人前に出ますから、顔を出して仕事をしていくうえで、自分が可愛いと思って調子にのっているなんて言って叩かないでください。私は私のことをブスだと知っています」と言う気持ちだ。

 

ずるくて格好悪いけれど、それが本音だった。本当に怖かったのだ。

 

だけどそこまでしてでも、私はどうしても、顔を出して堂々と仕事をしたかった。

だって、顔が見えた方が、説得力だってあるでしょう。

 

インタビューやトークショーで「マスクで失礼だ」と言われることもなくなる。

パーティーでこそこそ隠れたり、「私が写った写真はあげないでください」と言って回って、面倒臭がられたりもしない。

 

「yuzukaさんがマスク外してるの見たことある人ー」なんて、裏で多数決を取られることもなくなるんだよね。

顔を隠しても、顔を出さないことでいやな思いをする。

 

それならばいっそ、自分の思いを説明して、美容整形で顔を変えて、自分で少しは納得してから、顔を出してしまいたかった。

 

どうせなら全部晒して、気持ちを伝えて、誰かに何かが伝われば良いと思ったんだ。

顔を出して褒められたいとか、そんな気持ちじゃなくて、堂々と仕事をしたい、それだけだった。

 

それから勿論、分かって欲しかった、という気持ちもある。

容姿について軽々しくかける言葉が、どれだけ人を傷つけるのかを。

 

そんな思いで公開した美容整形の記事。

寄せられたコメントの一部をお見せしたい。

分かっていたとはいえ、多少へこんだ。

こういった匿名性の高い掲示板やコメント欄に書かれているのは、ほとんどがこう言った内容だ。

 

この人たちは、私の記事の中身なんて読んじゃいない。

編集の方がつけた「美女ふたり」というタイトルも怒りに火をつける原因となったのか、私の顔がいかにブスか、という暴言ばかりがひとつの掲示板につき500件以上書き込まれていた。

 

ブスに親でも殺された勢いだ。

 

さて、このまま行けば「誹謗中傷を受けて辛かった」という話に落ち着いてしまうと思うのだけど、実はこの記事って、そういった内容ではない。

実は私はこの書き込みを見ても、多少落ち込みはするものの、以前のように「死にたい」とは思わなかったのだ。

 

どうしてか。

整形して自分の顔に自信ができたから?

 

違う。

 

私の心がこう言った誹謗中傷に対して少しばかり強くなったきっかけは、

実は整形、数ヶ月前に遡る。

 

ここから先が、私の本当に伝えたい「幸せ」についてのお話だ。(前置きが長いのはいつものこと)

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唐突だが、私の彼は、外国人だ。

付き合ってもうすぐで、1年になる。

(※はじめに断っておくが外国人にもタチの悪い人はたくさんいるし、全ての外国人が良いとか、全ての日本人が悪いと言う話ではない)

付き合いたての頃、私は彼に「近々整形で顔を変えるけど、大丈夫だよね?」と尋ねた。

もともと美容外科で働いていたし、周囲の友人にも美容整形をしている子が多かったから、感覚的には「髪の毛ばっさり切ろうと思うんだけど」くらいの気持ちだった。

 

だけど彼は私のその発言を聞き、顔面を真っ青にさせて、言った。

「どうして?ちゃんと話をしよう」

 

その反応に少し戸惑いながらも、内心「ああ、面倒臭いタイプの人か」と思ったのを覚えている。

美容整形について、マイナスな意見を持っている人がまだまだたくさんいることを、私は知っていた。

 

少しうんざりしながら促されるがままにソファに座ると、彼は私の手を握って、言った。

「どうして整形がしたいの?」

 

はあ?ブスだからに決まってんだろう!と思いながらも、私は、いかに誹謗中傷に傷ついてきたか、どれだけ自分のコンプレックスと向き合ってきたかを説明したうえで、「顔を変えるのが私の夢なのだ」、と伝えた。

彼は少し黙って、考えてから、こう言った。

 

「それがyuzukaの夢だったなら、僕はなにも言えないし、受け入れる。

僕は、君の全てを受け入れるつもりだから、君が整形してもしなくても、万が一失敗しても、ずっと美しいと思うと思うよ。

 

だけど何よりも、君がどうでもいいやつらの言葉のせいで、痛みやリスクを負うのがいやなんだ。

だから、覚えて置いて欲しい。君は美しい。

 

君はそれをいつも『信じられない』と言うけど、だとすると君は、顔も見えないところから君を傷つけるためだけにわざわざ汚い言葉を書き込むその誰かの「醜い」という言葉の方を、僕の言葉よりも信用していることになる。

それは正直、悔しいよ。

 

整形は、君の夢なら受け入れる。

だけど、君の外見は十分に美しいし、君が欠点だと思っているところも美しいし、それに美しさは、容姿だけじゃない。君は整形をしなくても魅力的な人なんだってことを、ちゃんと覚えておいてほしい

 

それを言われたその瞬間は、いくつか反論をしたと思う。

黄金比がどうだとか、私の顔のここが駄目だとか、お世辞はうんざりだとか、そんな感じ。

私がイライラしているのを感じて、彼は悲しそうな顔をしながら、ただ何度も何度も繰り返した。

 

「君は美しい」

 

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そこから約一年。

彼は毎日、私のことを世界一美しくて大切な女の子として扱った。

 

朝起きるたびに「愛しているよ、今日も美しいね!」と大げさに褒めてみせて、

彼の友人の前でも「本当にかわいい彼女なんだ。僕にはもったいないよ」と紹介する。

友人や家族の前でも平気で抱きしめて、「君は世界一だよ」と伝えてくる。

デートに行く準備をしていれば褒め、すっぴんでベットに横たわっていても、褒める。

 

そして毎分毎秒のように言うのだ。

「君は僕にとって大切だよ」

 

そして言葉だけではなく、常に私を気遣い、敬い、愛でた。

彼と付き合うようになってから私が触れたのは、わかりやすい言葉で言えばアメリカには強く根付いている「レディファースト」という文化だけど、彼らが大切にするのは何も「レディ」だけではない。

彼女、家族、友人、同僚。

 

彼だけじゃない。

「彼ら」は大切な人を、とてもわかりやすく大切にした

 

友人同士でも、「君は最高なやつだ」「いや、君が最高だよ」と、お酒を飲みながら抱き合うし、

仲間が困っていたら「君は大切な家族みたいなもんだから」と、すぐに駆けつける。

家族には毎週電話して「I love you」を伝え合い、フェイスタイムで笑い合う。

 

彼らは言葉と態度で、しつこいくらいに愛を示すのだ。

それも絶え間なく、息を吐くように。

 

そして気づいた。

彼ら自身や彼らの家族、ガールフレンドが、いつも自信に満ち溢れていることに。

 

彼ら彼女らは、いつも堂々としていた。

 

すっぴんでも大きなスマイルでパーティーにやってくるし、

メイクをする時は、自分の好きな色で好きなだけメイクをする。

自分が気に入った派手な色のミニワンピを着ている時には「私って最高に可愛い!」なんて、鏡の前で踊り始めることもある。

 

肌の色も、体型も、何もかもが違う人たちだった。

 

だけどその誰もが、顔が、とか、年齢が、とか、体型が、とか。

そんなことをちっとも気にしていないし、気にしていないことを、誰も非難しなかった。

 

もちろん、全ての人がそうではないと思う。

アメリカと言っても広いし、いろんな人がいる。

 

だけど私が出会った人たちは、みんながそれを「普通だよ」と笑うのだ。

 

一度、彼に聞いたことがある。

「どうしてあなたたちは、そんなに大げさなくらい褒めあうの?」

 

彼はこう答えた。

「アメリカではほとんどの場合、かなり幼い頃から子ども部屋を設けられるんだ。

『子ども』としてではなく、『ひとりの人間』として扱うからね。

 

だけどその分、日本の子どもたちのように、大きくなるまで両親と一緒の布団で寝たり、べったりひっついているってことがない。

だからこそ、顔を合わせている時間に言葉や態度で思い存分愛を伝えるんだよ。

 

その子がいかに可愛くて、かしこくて、自分たちにとって大切を、たくさん伝える。

口に出さないと、態度で示さないと、伝わるはずがないからね。

 

そんなわけで、僕は小さい頃から、両親に毎日『愛してる』と抱きしめてもらっていたし、『君は一番可愛い』と言い聞かせられてきた。

 

だから僕は自分のことをすごく大切な存在だと自覚しているし、

自分が大切だと思う相手には、同じように愛を伝える。

 

僕たちから言わせれば、日本のカップルや家族が滅多に、それも隠れた場所でしか愛を伝え合わないことの方に違和感を感じるよ。

誰の前であっても堂々と愛や感謝を伝えるのが、当然だと思うけど」

 

ああ、だからか、と、膝を打った。

実はこの「愛の示し方」の文化の違いは、最も多発する国際恋愛における喧嘩の原因であり、私を含めた日本人はもっぱら、愛を表現するのがへたこそで、違う文化を持つ彼らからすると、すごく冷たく感じるらしい。(全員ではない)

 

それまでは、「どうしてこの人ってこんなに言葉で伝えてくるんだろう」って、疑問にすら思っていたけれど、だけどもその時、ようやく理解した。

幼い頃からそういった環境に置かれているからこそ、彼らは正しい愛の伝え方を、当たり前に身につけているのだ。

 

「伝なければ、伝わらない」

その通りだ。

 

それを分かっている彼らがちゃんと愛を伝え合うから、自信を持って生活している人が、とっても多い。

 

私の世界が変わった瞬間だった。

私は、日常的に感じる「世界」というのは、人間関係のことを言うと思っている。

自分が関わる半径数メートルにいる人たちが変われば、世界は、人生は変わる。

 

私は、彼と、彼らと出会って、容姿に対する感覚が180度変わった。

 

毎日褒められているうちに、私はこのままの容姿で生きていても良いんだ、と思えるようになった。

毎日誰かを褒めているうちに、どんな体系のどんな容姿の人でも、美しいと思えるようになった。

 

誰にどう思われるかを考えて、服やメイクを選ぶことも減った。

 

そして、それぞれの美しさを持った誰かの価値を理解できずに、醜い言葉で罵るような、そんな奴らのいうことなんて、気にしなくて良いのかもしれないと、本気で感じられるようになった。

 

「誹謗中傷なんて気にしなくていいよ」

今まで言葉で言われてもどうしても受け入れられなかった言葉が、この時初めて、じわじわと受け入れられていくのを感じたのだ。

 

だからこそ、長年かけて決意した「整形しなければ」という思いに、この時初めて、歪みが生じたのを覚えている。整形なんてしなくても良いのではないか、という思いと、だけどやっぱり少しでも美人になりたいという思いが交差した。

考えて、考えて、考えて、最終的に、顔を全部変えるのは辞めて、どうしてもコンプレックスのあった「鼻」と「目」だけは整形することに決めた。

 

どっちみちするんかーい、と言いたいとは思うが、それまでは、輪郭も各パーツも全部手術して、完璧に新しい顔と入れ替えなければ幸せになれないとまで思っていた私が、

自分がやりたいところだけを整形して、自分の中で納得して、それでも非難してくるやつがいたら、そいつらは放っておこう。大丈夫だ、完璧な顔になれなくても幸せになれる」とまで思えたのは、大きな変化だった。

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整形をしてから顔出しをするまでの一ヶ月間、いくつか美容整形関係のお仕事についての打ち合わせや対談があり、同じように整形をして顔出しをしている方とお会いする機会が重なった。

その中である女の子は、ネット上の彼女に対する誹謗中傷について、こう言った。

私の大事な人は私のことを傷つけない。そういう人達の言葉や、そういう人達のことを大切にしてたら、知らない奴らの酷い言葉なんて、気にならない。

美しいな、と思った。

そして私もその頃には、その言葉に力強くうなづけるほどになっていた。

 

私には、どんな私でも受け入れてくれる、綺麗だと言ってくれる大切な人たちがいる。

今までは、大切な人たちの声ですら受け入れるのが難しかったけど、整形をして、自分の嫌いだったパーツを少しだけ好きになったことで、前よりは素直に受け入れられるようになったし、お金や時間、痛みを通して自分のコンプレックスと戦ったことも、自信となった。(それが良いのか悪いのかは分からないが)

 

だからこそ今は、こんな私のことを褒めてくれる人の言葉を、ちゃんと信じようと、そう思える。

そして私も、大切な人のことを目一杯褒めて、愛を形で示そうと思うようになった。

 

こう振り返ってみると、美容整形は、使い方さえ間違えなければ、幸せのきっかけを作ったり、後押しをしてくれると思う。

だけど本当の意味で私の人生を好転させたのは、やっぱり美容整形ではなく、自分を愛してくれる環境との出会い、そして、ずっと側で愛してくれていた人たちに気づけたことで起こったのだ。

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整形をした。

だけど、私の顔は完璧ではない。

整形してもブスかもしれないし、私よりも可愛い女の子なんて、たくさんいる。

知っているけれど、だけどもう、こいつらのことは気にしない。

だって、私の大切な人たちの中に、夜な夜な掲示板に張り付いて人を傷つけるようなことを投稿しているような人は一人もいないから。彼らは、そんな次元にはいないから。

見ろ!ブスで輪郭や口元が残念で整形した意味もないほど残念な顔面だとしても、今私は、すっぴん無加工で、カメラの前でもこんなに笑えるようになったんだ!私の勝ちだ!!

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大切な人をわかりやすく大切にすることって、人生において何よりも大切だと思うんだ。

「一緒にいるから分かるでしょう」とか、「仲が良いから乱暴でも良い」とか、そんな甘えは捨てて、言葉と態度を使って、ちゃんと伝えて欲しいし、伝えてもらってほしい。

 

家族にも、友達にも、もちろん、恋人にも。

大切な人が、自分のことを大切にしてくれていると実感できれば、人はどうでも良い言葉に、傷つかなくなる。

 

優しい愛は人を、強くするんだよ。

 

私も彼やその周囲の文化や考え方に触れたおかげで、随分と生きるのが楽になった。

28年間悩んでたことがたった1年で嘘みたいに解消されることがあるんだから、新たな環境に触れるって、やっぱり大切だ。

 

今、誰かから傷つけられて悩んでいる人や、自分のコンプレックスに負けそうになって辛い人がいたら、

まずは、自分の周りの世界を変えることから初めてほしい。

 

世界は、広いよ。ほんの真横に、全然違う世界がころがっている。

 

難しく聞こえるかもしれないけれど、単純なこと。

あなたのことを傷つける人からは遠く走って逃げて、あなたを大切にしてくれる人を、ちゃんと大切にしてね。

それだけで、世界は、180℃変わるよ。

ませ、新しい髪の毛似合ってんな

yuzuka

 

Ps.

さて、誹謗中傷についての開示請求のハードルが、随分と下がってきている傾向にある。

昔から、とってもひどい言葉を使って私の心や名誉を傷つけることを書き込んでいる人が

どんな人なのかとても気になっていたので、元気になった今、近々開示請求をして、対面したいと思っている。

時間とお金がかかっても、必ずやる。

こんな奴らには、もう負けない。

自分を大切にしない私は、もうここにはいない。

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yuzuka

作家、コラムニスト。元精神科、美容整形外科の看護師で、風俗嬢の経験もある。実体験や、それで得た知識をもとに綴るtwitterやnoteが話題を呼び、多数メディアにコラムを寄稿したのち、peek a booを立ち上げる。ズボラで絵が下手。Twitterでは時々毒を吐き、ぷち炎上する。美人に弱い。

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