唇がカサカサになって口紅のノリが悪い、切れて血が出てしまった、なんてお悩みを抱えている方はいませんか?
実は、唇が荒れる原因は「乾燥」だけではありません。
乾燥する冬の時期、唇ケアを徹底していても、その唇荒れが治らないという方は、乾燥以外の原因によって引き起こっている可能性大です。
そこで今回は、乾燥以外で唇が荒れる原因とその対処法についてお伝えしていきます。
目次
乾燥以外の唇が荒れる原因について
まさかの日焼け
乾燥以外で唇が荒れる原因の1つが、まさかの日焼けです。
顔や体は日焼け対策をばっちりしていても、唇の日焼け対策まで徹底しているという方は少ないと思います。
唇は、皮膚の一部なので、顔や体と同じように長時間外にいると日焼けを起こしてしまいます。
日焼けをした肌は、皮が剥けてカサカサしますよね。
日焼け肌と同じように、日焼けをした唇も皮が剥けてカサカサになってしまい、唇荒れに繋がるのです。
紫外線は真夏だけでなく、4~5月の春や残暑が厳しい9~10月の秋も要注意ですよ。
暴飲暴食に注意!内臓疲れ
これまた意外かもしれません。内臓に疲れが出ているときも、唇に症状が現れることがあります。
寒い時に唇が紫色になった経験をしたことはありませんか?このように唇は身体の変化が表れやすい部位なのです。
唇が荒れたり、できものが現れたときには、内臓疲れが唇に出てきているかもしれませんよ。
暴飲暴食や刺激物を食べた時は、特に唇の荒れに注意しましょう。
女性ホルモンの変化によって...
女性は生理前や妊娠中、更年期で大きくホルモンバランスが崩れますよね。
ホルモンバランスが崩れた時、唇に不調が現れるということはよくある事です。心当たりあるのではないでしょうか。
これにおいては決まった対処がないのですが、知っておくだけで精神的に楽になれるでしょう。
毎月の生理前後の唇に少し注目してみてください。
定番のストレス
ストレスを感じることでも、唇荒れに繋がることがあります。
というか、ストレスって病気全般に関わるほど厄介なものですよね。
身体や心が疲れている時、肌荒れしやすいという方は、特に要注意となります。
ストレスを感じると血流が滞り、唇まで栄養が行き渡らなくなってしまい、唇荒れに繋がるのだとか。
難しいかもしれませんが、疲れを感じたら早めにケアをするよう気をつけてください。
皮膚病は即病院へ
口唇炎や口唇ヘルペスなどの皮膚病によって唇が荒れていることも考えられます。
病院で治療が必要な場合もあるため、カサカサした状態が長く続いたり、大きなできものができた時には、即座に病院で診てもらうようにしましょう。
皮膚病だった場合、口紅やファンデーションなどのメイクで悪化する恐れがあります。
なのでメイクは極力控えた方がいいですね。
そもそも何で唇が荒れやすいのか
そもそも、なぜ唇は荒れやすいのかの理由も少しお話していきます。
まず唇は皮膚が薄いため、水分保持力が少なく、少しの刺激でも乾燥してしまう荒れやすい箇所です。例えば、唇を少し拭くといった動作があったとしましょう。これでも、唇には刺激がかかっています。
つまりは、あまり触れすぎてはいけない、デリケートな箇所なのです。
そうなのにも関わらず、唇という箇所には癖が出やすく、唇を噛んでしまったり、舐めてしまったりする人が多いですよね
結論、唇は性質上荒れやすい上に、荒れを悪化させやすい部位でもあるということになります。
唇が荒れた時のNG行動3つ
唇を舐める
先ほど言った通り、唇が荒れた時に癖で舐めてしまう人も多いですが、それはただただ悪化してしまうので即やめましょう。
唇を舐めると、唾液によって潤ったように感じますが、そのうるおいは一時的なもの。時間が経つと、唾液といっしょに水分が蒸発してしまい、舐める前よりもさらに乾燥した状態となってしまいます。
みんな大好きピーリング
ピーリングは古い角質を落として、肌の循環(ターンオーバー)を早める美容方法ですよね。
画期的であり、美容女子は大好きなことでしょう。
関連記事:ケミカルピーリングや漢方薬。夜職で肌がボロボロになった私が実際に試した美容法
ただ、唇が荒れている時に、無理に角質を落とすのはダメ!
まだ未熟な角質が、外的刺激を防御できず、唇荒れがさらに悪化してしまいます。その荒れが治った頃に、少しずつ様子を見ながらピーリングを行うようにしましょう。
やりがち...。メイクで隠す
メイクで隠したくなってしまいますよね。
それは非常によくわかるのですが、化粧品ってそもそも肌への刺激がとても大きいのです。なので、唇が荒れている時にはメイクで隠そうとせず、保湿量の高いリップクリームなどをつけ、ツヤっぽさを出すようにしてください。
唇が荒れた時にするべき対処法について
リップクリームをちょっと塗る
ズバリ、保湿をするのが、もっとも有効的な唇ケアの方法です。
そのために刺激の少ないリップクリームを少量こまめに塗りましょう。
食事をしたり、しゃべるとリップクリームが取れてしまうので、1日に5~6回塗り直してください。
また、寝ている間は乾燥しやすい環境になっているため、寝る前には少々多めかつ保湿力の高いリップクリームを塗ると良いですよ。
ラップパック&ホットタオル
リップクリームだけでも十分に唇の保湿ができますが、より高い効果を求めるならラップパックとホットタオルを使うのがおすすめです。
リップクリームを塗った唇をラップで覆い、ラップの上からレンジで温めたホットタオルを乗せて5分ほど置きます。
ホットタオルで唇を温めることで、唇の皮膚が柔らかくなり、リップクリームの成分がより浸透しやすくなるのです。
1週間に1度でも良いので、寝る前のケアにラップパックとホットタオルをプラスしてみましょう。
手間がかかって大変という方は、ラップパックをするだけでもぷるぷるの唇になるので試してみてくださいね。
どこ行ったらあるの?マスク
コロナウイルスが原因で、どの店舗にも見当たらないマスク。
これから花粉もくるというのに、本当、転売屋野郎かったるいですね。
話は逸れましたが、マスクも唇荒れ対処に有効的です。
寝ている間など、乾燥しやすい時間に、マスクをして唇を保湿させるのです。
ただ、長時間マスクをつけていると、肌にこすれてしまい、逆効果となることもあります。
なので、長時間つけるのではなく寝る間や冬の移動時間だけなど、時間を区切って使うようにしてください。
保湿フィルターの入ったマスクは、唇だけでなく、喉のケアもできるので、イガイガ喉で違和感のある時など、特におすすめです。
ちなみにマスクでメイクが取れてしまうのが気になる方は、メイクがつきにくいマスクも一応販売されているので、探してみてください。
全季節に!日焼け止め
顔や体用の日焼け止めではなく、唇専用の日焼け止めがあります。
それを使うようにしてください。
唇専用といっても、その効果は身体用と遜色ありませんので、ご安心を。
SPF10くらいの弱い日焼け止め効果のリップクリームで充分なので、外出先でもこまめに塗り直してくださいね。
夏のレジャーなどで強い紫外線を浴びた時はもちろん、日焼け止めは全季節必須が常識ですよ。
あと海やプールで火傷並に日焼けした場合には、氷や保冷剤で冷やしてから使ってください。
万能!サプリメント
暴飲暴食や内臓疲れが原因で唇が荒れている場合、サプリメントを飲んで栄養補給をしましょう。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの美容保湿成分を摂ると唇だけでなく、肌や髪のツヤアップにも繋がるかもしれません。一石二鳥なので、ぜひやっときましょう。
ちなみにプールなどでよく見かける唇が紫になりやすい冷え性な方は、ビタミンBなど血流をよくする成分や高麗人参など体温を高めてくれるサプリメントがおすすめです。
とはいっても、サプリメントだけで完治させるのは難しいので、身体を休めて良質な食事を摂り、根本治療を心がけることを忘れないようにしましょうね。
まとめ:唇が荒れた時は正しい対処法を行おう!
唇が荒れてしまった時には、まずは保湿を1番に心がけ、唇への刺激を極力なくすようにしましょう。
また、乾燥や寒さなど環境だけが唇荒れの理由ではないので、生活習慣を見直し根本から体調を整えることも大切ですよ。
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