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保育士になるには!ピアノ必須?中卒でもオッケー?疑問すべてに答える

保育士になるには!ピアノ必須?中卒でもオッケー?疑問すべてに答える

現役保育士のマリモです。こんにちは。

今回は、「子供が好き!保育士になりたい!」と、保育士を志しているあなたへ、保育士になるための全てをお答えいたします!是非参考にしてみてください。

 

ちなみに前回は保育士という『仕事の実態』について書きました。よかったらそちらも読んでくださいね。

関連記事:保育士として働きたい方必見!現役保育士が働き方の実態(給料は?休みは?等)を事細かく解説

 

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保育士は国家資格?資格を取得するためにすること

まず、保育士になるためには、保育士資格というものが必要です。

こちらは国家資格になりますが、取得すること自体は意外にもそこまで難しくありません。また専門学校等へ必ずしも通う必要もありません。

 

なので例えば、最終学歴から時間が経ってしまっている、なんて方でも大丈夫。

人それぞれ、今の立場からもっとも適した方法で国家資格を取得することができるのです。まずはそれらを把握することから始めましょう。

 

さて、もっとも一般的な方法は、保育士養成学校というものへ通うことです。

短大や大学、専門学校がこれに当てはまります。「保育士になるためには」と考えたとき、一番最初に思い浮かぶのがコレだと思いますが、まさにその通りで、ほとんどの方がこのルートで資格を取得します。

 

そしてもう一つは、保育士試験というものに合格する方法です。これに受かることで、保育士資格を取得することができます。

なので養成学校に行けない人は、必然的にこちらの保育士試験を受けるための勉強から始めることになりますが、今ではユーキャンなどにも教材があるので、そういったもので勉強しましょう。

 

保育士に必要なこと!よくある疑問に答える

保育士になるための、およその道のりがわかったところで、それらに関するよくある疑問へお答えします。

よく聞かれるのが「ピアノは引けないといけないんですか?」などですが、そういったものに答えていきますよ。

 

ピアノは引けないといけない?レベルは?

保育園の先生といえば、ピアノに向かっている姿を思い浮かべることでしょう。

正直それは正解で、保育士とピアノというのは切っても切れない関係にあります。

 

しかし、実際に保育園で働いてみると分かりますが、「ピアノが苦手」という保育士は結構いるんですよね。

また私が通っていた養成校では、楽譜が読めないという人までいたので、『ピアノが得意だから保育士になる』というのは、少し間違いなのです。

 

そもそも保育士になるための養成校では、ピアノの授業が必修です。

なのでピアノが苦手な人でも、半ば無理やりに上達するようになっています。

 

もちろん苦労するかと思いますが、学校の課題曲を1曲1曲丁寧にクリアしていくことで誰でも克服できるはずです。諦めず頑張ってください。

先ほど言った、楽譜が読めなかった方も、ピアノ授業の単位を落とすことなく卒業し、今も保育士として活躍しています。

 

ちなみに養成校にいかないで保育士試験を受けるという方であっても、保育士試験ではピアノの実技があるため、結局どこかでピアノを練習することにはなります。

つまり、ピアノを全く弾かないで保育士なるのは難しいですが、そこまで気にしなくてもいいということです。

 

保育士になるためのピアノ!その注意点

ちなみに、現時点でピアノは得意という人にも、気をつけてほしいことがあります。

幼少期からピアノを習っている人も、保育士になりたいと思うまでに、「童謡」や「わらべうた」などを弾いたことがある人は大変少ないことでしょう。

 

どちらかというと、クラシックの曲を多く弾いてきたのではないでしょうか。

実は、私もそうでした。

 

養成校を受験するときに、中学で1度辞めたピアノ教室に再び通い始めたのですが、そこで実技試験の課題曲であった「とんぼのめがね」や「ぞうさん」をひたすら練習したことを覚えています。

クラシックとは違い、重要なのは「笑顔での弾き語り」です。

 

簡単だろうと思っていましたが、これがなかなか難しい。

まず「恥ずかしさ」が大きな壁となります。

 

静かな中、自分の弾くピアノと自分の地声を響かせるのは、やってみると分かると思いますが、結構精神にくるんですよね。

そして「弾き語り」も、やってみてその難しさに驚いたほどです。

 

通常、ピアノを弾くことに集中すればいいものを、前奏から始まり歌いながら弾くというのはピアノ経験者でも苦労するはず。

また現場で大事なことに「決して止まってはいけない」というのがあり、ピアノがつっかえてしまっても、歌は歌い続けなければいけません。逆に歌を間違えても、ピアノは弾き続けなければならないのです。

こういったのを現場にいく前からよく指導され、練習するのですが、なかなか心が折れます。笑

 

ただ安心してください。これは誰もが初めはそうなのです。

ピアノが得意だった私も、このスキルを習得するまでには大変苦労しましたし、いざ子どもたちの前で実践しないことには克服できないことだとよくわかりました。

(新卒で保育士として働き始めた頃はピアノだけに向かってしまい、子供達の顔を見る余裕などない。これが普通)

 

こういったのは、時間と経験を積むことで必ずできるようになります。

ある程度メロディーが弾ければ歌でカバーしている先生もいますし。笑

 

話を戻しますが、保育士になるため(保育士試験に合格するため)だからといって、高いピアノの技術はいりません。

前述した通り、楽譜が読めなくてもピアノの経験が浅くても、自分の努力次第で保育士にはなれるものです。

 

ただ、もしも現時点でピアノを弾ける!という人は、弾き語りの練習はしておいた方がいいかもしれません。それだけで現場に出てからの苦労も減ると思います。

まずは、難易度の低い「かえるの合唱」等から練習を始めてみてはいかがでしょうか。

 

学校は専門学校?短期大学?四年制大学?

続いてはよく聞かれる、専門学校と短大、四年制では違いがあるの?保育士になるためにはどこへ入るべき?へ答えます。

前述で少し触れましたが、前提として保育士になるために学歴や年齢は関係ありません。

 

ただ、保育士になるために一番の近道となるのは、短大または専門学校の保育士養成コースだと思います。

というか一昔前は、短大と専門学校での資格取得が一般的でした。ほとんどの方がこれです。最近になって、四年制大学で保育士資格を取得する人も増えていますが、まだまだマイナーでしょう。

 

保育士としての資格には、どれも変わりはありませんが、四年制大学であれば時間をかけて勉強や実習に励むことができます。

そして保育士と関わりの深い資格にも手広く対応できることのがメリットです。

 

例えば、保育士になりたいと四年制大学の保育科に入ったけれど、社会福祉士について学ぶうちにそちらへ興味を持ち、結局、社会福祉士として働いている、なんて人もいますよ。

四年という時間があるので、視野を広く持ち将来への選択肢が広がるのだと思います。あとは、実際に就職してからの初任給が、短大専門卒よりも高くなっています。

就職する施設によっても違いますが、平均して5000円前後の違いがあるのではないでしょうか。

 

まあただ、同い年の短大卒の保育士は、もう3年目として働いているので、そこへ新卒として入るという心構えは必要になってきますね。

 

逆に定番である短大は、2年という短い期間で保育士の資格取得の為だけに集中して過ごします。

もちろん他の資格取得にチャレンジすることはできますが、なにせ時間がありません。私も短大卒ですが、本当に忙しい2年間でした。

 

毎日5~6時限目までびっしりで、放課後はアルバイト、実習も入れば余裕もなくなり、他の資格や職業に精を出している時間もなく保育士まっしぐらでした。

でも充実した2年間だったと思いますし、保育士になることしか考えていなかった私にとってはこの最短コースが一番よかったと思います。

 

初任給も大卒よりは低くなりますが、毎年昇給があれば3年目の給料と、同い年の大卒新卒の初任給はそれほど変わりません。

ちなみに専門学校も短大と同じようなもので、ほとんどが2年コース。ときに3年コースがあります。

 

短大と専門で迷えば、最終学歴を大学卒にしたいか、高卒にしたいか、くらいではないでしょうか。

どのみち保育士にはなれるので、私的にはどちらでもいいと思います。(ほかの業種に転職するときのために、大学を出ておくのはもしかしたらいいのかもしれない)

 

このように、結局保育士養成校となっているところであれば、どこでも卒業と同時に保育士資格を取得することが可能です。

卒業と同時に、なので、必要単位を取って無事に卒業することが前提ですよ。保育士養成校に入学できたからといって油断しないように気を付けましょうね。

 

保育士養成校に入らなくてもなれるの?

これも既に答えを言っていますが、もうすこし丁寧に言っておきます。

結論からいうと、保育士資格を取得することで保育士になれます。

 

「保育士試験」というものを受験するのです。

ただその前に、「保育士試験を受ける権利」というものを取得しなければなりません。

 

これが以下のような条件で得ることが可能です。

  • 高校を平成3年3月31日以前に卒業
  • 平成8年3月31日以前に高校の保育科を卒業

この2つに当てはまっていれば無条件で受験することができます。

 

上記の2つに当てはまっていない人は、以下の条件です。

  • 保育所などで2年以上、かつ2880時間以上の実務経験が必要

 

ちなみに最終学歴が中学卒業の方は、以下の条件です。

  • 保育所等で5年以上、かつ7200時間以上の実務経験が必要

高卒・中卒どちらの場合も実務経験を摘む施設は、児童福祉法で定められている施設でなければなりません。

このように、高卒でも中卒でも保育士資格取得を諦める必要はありません。

 

ただ、国家資格である保育士資格なので、何も対策をせずにはまず受からないでしょう。

養成校に行かずに個人で保育士資格を受験する人の合格率は毎年約10%ほどです。記念受験にならないためにも、しっかりと対策することが必要ですよね。

 

参考書を使って勉強したり、先ほどいったユーキャンなどの通信講座を受講するのをおすすめします。

独学でであれば費用の大幅削減になることは間違いないですし、金銭的な面を考慮する場合にも、良い選択肢と言えるのではないでしょうか。

 

自分に当てはまる条件とそれに準じた方法であれば、誰でも保育士資格を取得することが可能。

それが保育士です。

 

純粋に「大変なこと」とは

続いて、保育士になるまでに「大変なこと」ですが、私的にはやはり実習がキツかったです。

短大在学中での保育実習では、特に苦労の連続だったと思います。

 

複数の園を回るのですが、園によって雰囲気がガラっとかわり、内容や苦労も全然違っていましたね。

ハッキリと言ってしまえば、いじわるな保育士もたくさんいるので、注意してください。

 

実習生をいじめる対象にしたり、必要以上に厳しくしたり…。女の世界の洗礼を保育園実習で浴びた気がします。

負けん気の強い私でも帰宅してから泣いたことは多々。

 

加えて、実習中は毎日実習日誌を書かなければいけません。

これもまあ大変。

 

そして実習期間の後半には、担任保育士の代わりに、一日担任をつとめる責任実習というものがあり、そのための指導案や日案などの書類を数多くこなさないといけないのです。

コレら、なかなかツライと思いますが、がんばって!

 

ちなみに実習は2年間で4回ありました。ほかもそんな感じだと思います。

期間は1施設2週間~4週間です。

 

実習中はこのように大変な日々ですが、社会の厳しさや保育士の仕事の過酷さを肌で感じられる大変貴重な日々だったと思います。

実習にいった際、保育士の実情を知り改めて保育士になりたいと思う人もいれば、保育士はやめようと決断する人もいます。もし、自分に合っていないとそこで思えたならいいのです。

実際に働きはじめてから気付くのとでは時間的リスクも少ないですからね。

 

まあしかし、ただ大変なことだけではありません。

雰囲気のいい園に実習に行けたときは、子供たちもかわいいし毎日本当に学ぶことも多くて充実した日々でした。

 

実習1つ目の園が自分に合っていなくても、せめて2ヶ所位の園実習をこなしてみることをおすすめします。

私は、実習生のうちに保育士の酸いも甘いも学べてよかったと思っています。今ではいじわるな先生に感謝するくらいです。笑

 

保育士は保育園でしか働けないの?

保育士といっても、活躍できる場は保育園だけではありません。

保育士資格で働ける場所は、

  • 保育園
  • 児童養護施設
  • 乳児院
  • 一部の介護施設
  • 託児施設
  • ベビーシッターとして
  • 児童クラブ
  • 障がい者支援施設

など、多数あります。

今は保育士の人手不足の時代ですから、どの場所を選んでも資格を生かして働くことができます。

 

保育園の先生だけにこだわらず、様々な分野で活躍する保育士を知ることもこれからの時代には必要になってくるでしょう。

 

まとめ:ツラい仕事ではあるけど、好きな仕事

保育士は給料が安いとか、仕事量の多さ、過酷さなどに注目されがちです。

これは残念ながら事実ではあります。

 

しかし、それ以上に幸せな職業だと思うのです。

子供の成長を間近で感じられる、毎日同じ日なんて1日もありません。

 

純粋で真っ白な子供たち。

その子供たちを預かり保育する、命を預かる本当に責任の重い仕事ではあります。

 

でも、私がずっと保育士を続けている理由は、その子供たちから得るものが多いからです。

給料の安さをカバーできるくらいの充実感があると思っています。

 

また明日もこの子達に会える。

そんな気持ちを持てるなんて、保育士になって本当によかったです。

 

保育士は、なんとなくでつとめられる仕事ではありません。

それでも保育士を目指す志があるなら、是非1人でも多くの人と一緒に保育業界で働けたらと思います。

保育士の卵さん達、応援しています!

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今回は、peek a booに寄稿していただいた記事です。peek a booでは寄稿者は募集しております。ご応募は『お問い合わせ』からお願いいたします。

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