「片想いが楽しいのはわかってる。それでもやっぱり一緒になりたいの」
こんにちは、ゆきのです。
突然ですがみなさんは、女の子からの告白についてどう思われますか?
男の子の草食化が進み、女の子は積極的になっていると言われている今、告白に対する価値観は多岐にわたっています。
私は、女の子から告白することも告白を受けることもどちらも賛成です。
というよりも、告白を男女で分けることは現代においては少々古い考えではないかと思います。
そのうえで、「やっぱり好きな人からは告白されたい!」という人や、
「気になるあの人に告白してアピールしたい!」という人、両方へのアドバイスと注意点を贈ります。
告白する、されるで気をつけるべきところは変わるのでは?と思うかもしれませんが、根本的な考えにそう大きな違いはありません。
ですので、今気になる人がいる方はもちろん、これから恋が始まるすべての人へ向けて言葉を紡がせていただきます。
目次
相手と仲良くなる
まずはじめに、相手と仲良くなる必要があります。
「何当たり前のことを言っているの?」とお思いかとは存じますが、実はこれを出来ていない人が結構多いのです。
少し昔話をします、まだ制服のありがたみを知らなかったころの話です。
当時私には気になっている先輩がいました。
放課後練習しているその人を見ては友人ときゃあきゃあ言うだけで話すだけ。
声をかけることも何もしませんでした。
そして彼が卒業する日、意を決して想いを伝えました。
「え、ごめん。本当にごめんなんだけど、誰?」
みなさんも見たことや聞いたことはありませんか?
学生時代に、突然ほとんど知らないに等しいような子から告白を受けたこと。
「え、この子誰……?」と思いながらその告白を断ったこと。
あの時の私は、ただただ後悔をしたくなくて告白をしましたが、結局彼に不審人物としての印象を残して終わりました。
卒業式などもう会えないかもしれないタイミングに自分のけじめをつけるために行う記念告白でよく見られる状況ですが、実はこれは、日常の中で不意に訪れることもあります。
こういった告白をした場合良くても何も思わない、最悪の場合は迷惑に思うことが多く、悪い印象で終わってしまいます。
そのため、告白をする場合最低でも相手と2人で会話ができ、盛り上がることができるほどの仲にはなっておきましょう。
そして告白を受けたいあなた、「自分から告白するわけじゃないから」なんて他人事に思っていませんか?
告白を待つ、あわよくば告白してもらえるよう促そうと思っている場合、自分から告白しようと思っている人よりもさらに仲良くなり、かつ好意があることを伝えていかなくてはなりません。
男の子は、「絶対にいける!」と思うような状況でしかほとんど告白をしません。
絶対両思いだと側から見て分かりきってる状態でも、どちらも告白をせずそのままなぁなぁに終わった男女を見たことがあります。
男は言いました。
「確かに彼女とは仲がいいと思ってるけど、それが友人としてか男としてなのかわからない。そんな状態で告白を失敗して“友人”を失うくらいなら告白なんかしないほうがいい。」
それにと彼はこう続けました。
「もしかしたら僕のことを好きな女の子がいて、その子に告白のことを知られたらチャンスがなくなるだろ?」
彼の言葉は、一見ずるいように思われるかもしれません。けれど私は、今を生きていく中では賢い考えだなと思います。
私たちだって日々様々なたらればの中で生きています。
少しでもいい結果を生みたいと慎重になってしまうのも無理はありません。
だからあなたは好きな彼に「私はあなたに男として好意を持っていますよ」という気持ちをはっきり見せ、
彼の気持ちをほぐしてあげましょう。
愛情だけで突っ走ってはいけない
仲良くなるべき、好意を伝えるべきと言ったばかりですが、それだけで行動してはいけません。
私の友人に気になった人のSNSはもちろん学生時代の写真や友人関係、卒業論文まで調べ上げる子がいます。
簡単にそれらの情報が手に入る現代に恐れを抱くと同時に、彼女が“好き”と言う感情だけを行動理由にしているところにも驚きが隠せません。
想像してみてください。たとえ距離が近くなっていても友人や知り合いといった間柄の相手が自分の過去を知っていて、会話の端々にそれが透けて見えることを。
もはやホラーじゃないですか?
自分のことを調べ上げる子に告白したい人はいませんし、告白なんてされたら恐怖に震えてしまうかもしれません。
これはほんの一例ですが、大切なことはバランスです。
「押してダメなら引いてみろ」とはよく聞きますが、ダメになる前に引いてみましょう。
それに、彼のことで頭がいっぱいになり友人のことを気にかけなくなる恋愛は、たとえ成就しても長い間満たされる恋愛に発展することはありません。
彼一筋の時のあなたを好きになった彼は、交際後も自分のことを第一に考えてくれる彼女を求めます。
彼以外のことに目を向ける余裕ができたあなたを、彼はきっと自分への愛が冷めたと勘違いし、最悪の場合あなたを束縛してしまいます。
そうすればあなたは、「あの時告白しなければ」「あの時告白を受けなければ」と思ってしまうでしょう。
自己肯定感を高めるべき
自己肯定感。
最近何かと目にするこの言葉が告白及び恋愛全般には必要不可欠です。
まず告白するあなた、告白とはつまり自己アピールです。星の数ほどいる女の子の中から自ら立候補し告白をする。
そんな子が自分の悪いところをわざわざアピールしてきたら、好きになれますか?
彼女を従えたいと思うような最低な人の目には留まるでしょう。
しかしあなたが求める恋は上下関係の強いものでは……きっと、ないですよね
この話は前回の記事でも書かせていただきましたが、コミカルに言っている自虐もあなたの価値を落としてしまいます。
要注意です。
次に告白を受けるあなた、あなたの周りに付き合った理由を聞かれてこう答える人はいませんか?
「だって、私のこと好きになってくれたから。」
本人の気持ちではなく、相手が自分に好意を持っているから付き合う。
これは自己肯定感が低い人が起こしてしまう典型的な理由です。
先ほどの言葉の裏にはこう言う気持ちが隠れています。
「だって、私みたいな人のことを好きになっていただいたんだから、断るなんて申し訳ない。」
こうやって付き合い、愛されるうちに自己肯定感が高まる人もいますが、多くの場合、相手のことを尊重し自分を下げているため永久に自己卑下が収まることはありません。
まとめ
「みんな1人1人素晴らしい人だから」なんてカッコつけた言葉は言いません。
ただ、自分自身を愛せない人を愛してくれる人はそういません。
まずは、あなたがあなたのことを認めてあげてください。
自信に満ち溢れた人を放っておくほど世の中の人の目は濁っていませんから。
ゆきの
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