こんにちは、yuzukaです。
皆さん、同棲って憧れませんか?
大好きな恋人との時間は、まるで魔法のように、あっというまに過ぎ去ってしまいますよね。
次のお休みまでの「またね」がなんとも言えない寂しさで、ずっと一緒に過ごせたら良いのに……。なんて、考えてしまうのはあたりまえ。
同棲を始めれば、もう、終電を気にしなくたって良いし、
毎日毎日、「おはよう」から「おやすみ」までをともに過ごせる。
ああ、なんて夢のようなんだろう……。
同棲すると上手くいかないだなんてよく聞くけれど、私達なら大丈夫。
付き合いたてで、相手のことはよくわからないけれど、運命の相手だから大丈夫。
面倒くさいことは抜きにして、とにかく一緒に住んでみたい。
細かいことはよくわからないけれど、とにかく長い時間、一緒にいたい。
だからさあ、今の気持ちと勢いに任せて……「ねえ、同棲しようよ」
って、ちょっと待った!!!
絶賛ラブラブモードの皆さん。ちょっとここで、一度冷静になってみてください。
あなたは同棲解消の可能性について、しっかり考えましたか?
同棲を考え始める時って、脳内がお花畑になりがち。
だけど、だからこそ。ちゃんと冷静に、「もしものこと」を考えて、計画的に行動してほしい。
だから今回は私が、同棲開始時に読んでも役立つ、同棲解消についてのマニュアルを作りました。
この記事を読めば、同棲解消までの手順、かかる金額、時間。その全てがわかります。
そして不動産スタッフである松崎さんに、初めての同棲を長続きさせる心得も、しっかり聞いてきましたから、これから同棲を始める貴女も、同棲を解消したいけれどどうして良いか分からずに右往左往している貴女も。役に立つこと間違いなし!
是非、読んでみてくださいね!
目次
同棲する前に、積極的に相手の家に転がり込んでみるべし
yuzuka:ということで、早速呼んでみましょう。松崎さーん!
松崎:おー!yuzukaさん!ご無沙汰しております。
yuzuka:今回お話していただくのは、池袋にある不動産会社オールワンズライフの代表、松崎さんです。私が初めて上京する時にお部屋を探していただいたのがきっかけで、今では引っ越しのたびにお世話になっているんですよね。いつもワガママを聞いてくださって、ありがとうございます。
松崎:とんでもありません。いつもお世話になっております。
yuzuka:早速ですが松崎さん、同棲カップルのお部屋探しを担当されたことってありますか?
松崎:勿論あります。オールワンズライフでは同棲専用のウェブサイトを作っているくらい、同棲生活のサポートには力を入れているんですよ。
yuzuka:おお、そうなんですね。因みに、同棲予定で入居されたカップルの中で、何割くらいが同棲解消に至るんでしょうか?
松崎:ど直球ですね(笑)そうですね……。正直、お部屋探しを頼んだ手前、「別れた」とは言いにくいという心理が働くと思うので、別れた後は他の業者さんに依頼されるケースも多いと思うんですよね。
yuzuka:なるほど。
松崎:ですので、正確な数字はわかりませんが、少なくとも僕自身が担当した中で5%〜10%は直接別れた後のお部屋探しを担当しましたので、実際にはもっと多いと思います。
yuzuka:それでも10%も別れてしまうんですね……。松崎さんから見て、同棲解消に至りやすいカップルの特徴ってあったりしますか?
松崎:一概には言えませんが、やはり交際期間が短いカップルは解消率が高いですね。
yuzuka:それはなんとなく想像がつきますね……。燃え上がった勢いに任せちゃったケース。反対に、解消しづらいカップルの特徴もあるんですか?
松崎:はい。お二人、もしくは両方が一人暮らしをされていて、転がりこむ形で半同棲をしていたカップルは、比較的成功率が高いように思います。
yuzuka:転がり込んでいると成功率が高い……。どうしてなんでしょう?
松崎:一人暮らしの部屋に相手が転がり込んだ場合、単身用マンション。つまりは狭い部屋で長い時間を共有しているケースが多いですよね。下手したらワンルームのお部屋で24時間、ずっと衣食住をともにした経験がある。
yuzuka:逃げる場所がない状態ですね。
松崎:それだけパーソナルスペースに踏み込んでも苦痛を感じなかったという経験があるお二人の場合、そこからお部屋を決めて同棲を開始しても、大丈夫な場合が多いんです。部屋数が増えて、更にうまく行きますね。
yuzuka:なるほど。「半同棲」でお試しするのって、ありなんですね。
松崎:はい。半同棲だとか、お泊りを繰り返してみるってのは、非常に大事なポイントだと思います。それから、お二人ともが一人暮らしを経験しているというのも、同棲を長続きさせる鍵になります。
yuzuka:たしかに!ずっと実家暮らしだった人って、家事がどれだけ大変か想像できていなかったりもしますし、お互いが初めてって、キツいかもしれませんね。
松崎:一人暮らしで自分のことは自分でできていたという事実がある場合、二人で暮らしても問題が置きづらいんですよね。逆にどちらも一人暮らし未経験の場合……。僕なら、「一人暮らしを経験してからにしたら?」って、言いたくなっちゃいますね(笑)
yuzuka:一人暮らし未経験の人って、家事を甘く見ていますよね。私も最初一人で暮らした時、びっくりしました。トイレってすぐ汚れるんだ!とか、食パンってこんな早く腐るんだ!とか、洗濯ってまわさないと着るものがなくなるんだ!とか……!
松崎:あるあるですね(笑)ですので、長続きしたいのであれば、お互いが一人で生きていけるようなスキルがある状態で同棲を開始することをおすすめしています。
家賃は低めを選んで、「同棲解消」もしくは「引っ越し」のために貯金しろ
yuzuka:家賃は低めを選ぶべき。これはどういうことでしょうか?
松崎:同棲をする場合って、家賃を折半する場合が多いじゃないですか。それで、少し気が大きくなってしまいがちなんですよね。例えば今までは7万円の家賃の家で一人暮らししていたから、単純計算で14万円の物件に住んでも、二人で折半すれば、今までの固定費と変わらないじゃん!って。
yuzuka:うう……。耳が痛い。私も同じような条件で探してしまいがちでした。
松崎:実際に家賃をあげて探すと綺麗な物件も多いですし、嬉しくなって、その予算で探してしまう。でも、僕は、その家賃の決め方を、絶対におすすめしません。
yuzuka:どうしてですか?
松崎:同棲をする時は、解消した場合のことを考えるのがベターです。どちらかが家を出ていくことになった場合を考えて、その家の家賃が一人でも払っていけるのかって、かなり大事なポイントです。
yuzuka:確かに、幸せいっぱいで考えそこねているけれど、リスク管理として必要な考えですね。
松崎:実際、一人では払い続けられないからと同棲解消を足踏みすることになったり、金銭的なトラブルに発展するケースも少なくはないです。
yuzuka:出ていってほしいけど、一人での家賃負担が厳しくて、ズルズル同棲生活を続けてしまう……。それって、ストレスにもなるし、お互いにとって良くないですね。でも、同棲開始時って幸せで仕方ないので、「同棲解消した場合を考えよう」って、実は言いづらかったり、考えたくなかったりすると思うんです。どう伝えたら良いでしょう?
松崎:僕は、初めて同棲するカップルの場合、とりあえはギリギリ払える金額より二万円程度マイナスした家賃の物件を探すことをおすすめします。余った二万円は二人で貯金していく。二年たって、次の引っ越し資金にしても良いですし、結婚資金にしたって良い。
yuzuka:そうですね。同棲解消という問題に直面した場合を考えたお守りにもなりますし、結婚や引っ越しなど、前向きな理由を告げることもできる。家賃は一人でも払える金額の家にするって、かなり大切なポイントな気がします。
今すぐ同棲を解消したい!どう動けば良いの?(必要期間と必要書類)
yuzuka:それでは、実際に「今すぐ同棲を解消したい!」という状況になった場合の手順を聞いていきたいのですが、最短どれくらいで、次の家を契約することができますか?
松崎:立地も部屋も選ばないから、とにかく今すぐに!というケースの場合、最短であれば1週間〜10日間あれば契約まですすめることができます。
yuzuka:そんなに早くすすめることができるんですね。
松崎:一ヶ月くらいかけて探していくのがベストですが、特殊なケースではそれくらいの期間でお探ししたこともありますね。
yuzuka:因みに契約期間ってあるじゃないですか?それ以前に不仲になって家を解約したい!という状況になった時って、違約金はかかるんですか?
松崎:それ、すごくよく聞かれるんですが、実は違約金ってかからないケースがほとんどなんです。勿論解約一ヶ月前通告が基本なので、その次の月の家賃までは払う必要がありますが、特別違約金というものが別途かかる物件は、ほとんどありません。
yuzuka:え!?滅茶苦茶意外です。「違約金がかかるから……。」って、結構耳にもしますし、口にもしました。契約書、ちゃんと読まないといけないですね。因みに違約金がかかる場合って、どれくらいのお金がかかりますか?
松崎:そうですね。もしもかかってしまう場合でも、おそらく一ヶ月以内に退去したとすると、家賃の一ヶ月分くらいではないかと思います。といっても敷金ゼロ物件や、フリーレントがついていて借りた物件などには必要になってくるケースがあります。物件にもよるので、契約書をしっかり確認してみてください。
yuzuka:結構大きな額なので、ちゃんと確認しておかないと痛い目に遭いそうです。
yuzuka:因みに契約をすすめる場合、用意しておかなければならない書類があります。下記の書類が揃っていれば、後は物件の審査のみになりますので、「出ていこう」と決めたら、まずは水面下でこれらの書類を集めて、内見の時には全部揃えて持っていくとスムーズです。
- 顔写真付き身分証明書のコピー裏表(免許証、パスポート)
- 健康保険証のコピー裏表
- 昨年度の源泉徴収、確定申告の記録など、収入が確認できる書類
- 現住所の住民票原本(3か月以内に発行したもの)
yuzuka:あ……!住民票って、面倒くさいですもんね。せっかく内見に行って家も決まったけど、住民票を取りに行くのに時間がかかっちゃった……。って、結構ありそうです。
松崎:この書類さえ揃っていれば、後は物件を決めるだけなので、同棲解消を決めたら、一番最初に始める準備だと思います!
今すぐ同棲を解消したい!どう動けば良いの?(必要経費)
yuzuka:それではもっと具体的なお話をしていきたいんですけど、同棲解消にあたって一番ネックなのが、金銭面だと思うんです。先程のお話にもあった通り、今住んでいる家をすぐに契約解除しても、その次の月の家賃も必要になりますよね。引っ越しをするには初期費用、引っ越し業者のお金もかかる。一体いくらくらい必要なんでしょうか……。
松崎:そうですね……。おそらく想像よりも、お金は必要になってきます。次の家の家賃にもよりますが、引っ越しの費用は、多めに見積もって、家賃×5、5ヶ月分。+4万円くらいの金額が必要になってきます。
yuzuka:ひえ……。因みにその内訳って、どのようなものが含まれているんですか?
松崎:敷金礼金(家賃2~3か月分)、仲介手数料、保証会社(0.5~1か月)加入費用、火災保険(2万円)、鍵交換代(2万)、前家賃(入居時に次の月の家賃の入金が必要)、前の物件の家賃、引っ越し業者を頼む場合は、その費用も必要です。最低限でも、これだけの項目がかかってきますね。
yuzuka:では、家賃7万円の物件から、7万円の物件に移り住む場合は、その5,5ヶ月分+4万円で、約43万円…!
松崎:そうなりますね。勿論、フリーレントが付いているだとか、敷金がかからない物件なんかもありますから、もう少し安く収まる場合もあります。それでも、予想外の出費がかさむものですから、やはりそれくらいは用意したほうが良いと思いますね。
yuzuka:それを踏まえると、先程の話題にあった2万円ずつの貯金って、かなり必要だと感じてきますね。
松崎:勿論解消しないのが一番ですが、もしもの備えはあっても困りません。それから、敷金は契約者に帰ってくるので、そのあたりも確認したほうが良いですね。どちらが契約者になっているかで、振り込まれる先も変わってきます。
yuzuka:もめそう……。もめそうなにおいがする。契約者がどちらなのか、要チェックですね。
松崎:それから、まとまった現金は今すぐ用意できないけれど、緊急で引っ越ししなければならない……。という場合、初期費用にクレジット決算ができる不動産を探すのもありですね。実は現金払いのみってところが多くって、クレジットカードを使える場所が少なかったりするので、事前に電話で確認すると良いかもしれません。
yuzuka:因みにオールワンズライフは……?
勿論、使用できますよ。
yuzuka:みんな松崎さんに頼めば良いと思う。(この記事はPRではありません)
実際、同棲ってどうなの?
yuzuka:はあ……。同棲解消って、考えれば考えるほど面倒くさくって、嫌になっちゃいますね。
松崎:そうですね。一度流れとポイントを、おさらいしてみましょう。
1、入居時審査に必要な書類を集めて、今住んでいる家の管理会社に電話。解約する旨を伝える。
〈必要書類〉
顔写真付き身分証明書のコピー裏表(免許証、パスポート)
健康保険証のコピー裏表
昨年度の源泉徴収、確定申告の記録など、収入が確認できる書類
現住所の住民票原本(3か月以内に発行したもの)
2、不動産に連絡。必要書類を持って新しい家の内見に出向き、物件を決めたら、すぐに審査をする
3,必要な経費は家賃×5,5万円+4万円。お金が用意できない場合は、クレジットカード決算可能な店舗を探せ!
〈必要な期間は最短で1週間。その間に荷物をまとめたり、引っ越しの準備を行う〉
yuzuka:おお……!こうしてまとめてみると、すごく分かりやすいですね。だけど、こんなに面倒くさい同棲。松崎さんは、するべきだって思いますか?
松崎:はい。同棲は絶対にするべきだと思います。外のデートだけでは、絶対にその人のことなんて、理解できていないです。同棲して、嫌な部分や汚い部分も全部見せあって、それでも全部ひっくるめて愛してる!って、素敵じゃないですか。
yuzuka:素敵ですね。実は私も同棲は賛成派で、とくに結婚を考えている相手とは、絶対にするべきだと思っています。プレ結婚生活と言いますか、結局それで解消しちゃう相手って、結婚しても離婚すると思うんですよね。「同棲すると別れるよ」って、よく聞きますけど、「よかったじゃん。結婚する前に分かってラッキーだったね」って思います。
松崎:僕も、同棲せずに結婚するのって、想像できませんね…。「大丈夫か?」って、逆に不安になってしまいます(笑)同棲で婚期が遅れるなんて話題もよく出てきますが、それなら二人で期限をきめて同棲を始めるだとか、とにかく二人で共同生活をしてみるって、関係を深めるうえでも絶対に必要だと思うんですよね。
yuzuka:たしかに。それでうまくいく相手がいるなら、本当に素敵なことですもんね。
松崎:はい。愛しているなら、汚い部分も見ておくべきです。絶対に。
yuzuka:大切だからこそ、もっと相手と距離を縮める。だけど、盲目にはならず、しっかりと「もしも」の時も、考える。恋愛の基本ですね。
松崎:その通りです。
一緒に住むというのは、ふわふわと雲が漂うような、夢のような生活ではありません。
お互いキラキラした瞬間しか見ていない別居中の恋愛生活に比べて、同棲生活は、お互いの汚い部分を見せつけ合う、夢物語とはかけ離れた時間。
いびき、スッピン、ムダ毛、おなら、寝起きのむくんだ顔に、お風呂上がりの全裸。
イライラしている時や、一人になりたい時間だって、たくさんあります。
だって今までとは違って、365日、ずーっとずーっと、一緒に過ごすわけですから。
そうやって長い時間を過ごしていく中で、細かい部分を見せつけあった結果、ラブラブな二人の関係に亀裂が生じ、「あ、この人とは合わない」と発覚するケースも、とってもとっても多いんです。
同棲を始めるときって、頭の中がお花畑状態で、「もしも」のことなんて考えるのも無意味に思えるけれど、それでもちゃんと考えてほしい。
だって同棲解消って、ちゃんと手順を知らないと、結構面倒くさいから。
「同棲解消が面倒くさいから、クズ男と一緒にいるしかない」なんて状況、真っ平ごめんだもん。
さて、次回は、水商売やフリーランスの方の審査のコツ、オールワンズライフの歴史についてをお伺いします。
乞うご期待!
yuzuka
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