女性なら誰しもが1度は経験する、あそこのかゆみ。
かゆみがひどい時は、それはもうずっとかきむしりたくなるくらいで、憂鬱になってしまうものです。
かゆいことを他の人にはなかなか相談できず、困っている方も多いのではないでしょうか。
あそこのかゆみが気になって日常生活に支障が出てしまうのは困りますよね。
ということで今回はデリケートゾーンのかゆみの原因やどうやって対策をするのかを、わたしの経験談を交えながらお伝えします。
関連記事:鳥肌必須!性病の中でゴムで防げない「毛じらみ」がもっとも厄介だと思う話【体験談】
目次
あそこのかゆみ!原因は色々あった
それでは、どうしてあそこがかゆくなってしまうのか。
その原因を詳しく解説していきますね。
あそこの蒸れと刺激
そもそもあそこは常に下着に接している部分ですよね。
なので通気性が悪く、汗やおりもの等により大変蒸れやすい環境になっています。これが原因の一つです。
粘膜に近いデリケートな部分ということもあり、敏感でちょっとした刺激にも弱いあそこ。
なのにも関わらず、環境が悪くなりがちなので、頻繁にかゆみを引き起こすということです。
私も生理中にショーツを付けて30分自転車を漕いだときがあったのですが、あそこがかぶれ、かゆくなってしまった経験があります。
運動とナプキンで蒸れた場所に、サドルが当たって摩擦が起こり、とてもかゆくなるのです。
とくに生理中は気をつけましょう。経血やナプキンで蒸れてしまい、さらに刺激に弱くなっています。
もちろんですが、こういった場合にかいてしまうのはNG!皮膚に炎症が起こり、かゆみが強くなるという悪循環が発生してしまいますよ。
不潔にしている
デリケートゾーンは皮膚同士が接している面が多く、汗だけでなく、おりものや排泄物の汚れが溜まりやすいところです。
何日もお風呂に入らなかったり、排泄の時に汚れを拭いていなかったりすると、かゆみの基となる雑菌が増え、かゆみが引き起こりやすくなります。
また、おりものシートやナプキンを交換せずに長時間つけっぱなしにすることも控えましょう。
過剰な洗浄
不潔はもちろんですが、逆に性器の洗いすぎにも気を付けてください。
排尿後にゴシゴシ拭いたり、性交渉の後に膣内まできっとり洗い流そうとする方がいますが、これも良くありません。
あそこの皮膚のバリア機能が低下し、結局、これもかゆみの原因となります。
なので洗浄もほどほどにしておきましょう。
性病
あそこのかゆみが生じる性病もあります。
トリコモナス、カンジダ、性器ヘルペス、毛じらみなどです。
トリコモナス
トリコモナスは原虫という寄生虫です。濡れたタオル、トイレの便座や銭湯の椅子などから感染することがあります。
膣や尿道を住みかとすることを好み、感染するとかきむしるほどの強烈なかゆみを感じます。
関連記事:トリコモナスの痒さや痛さなどの症状を経験者が語る!病院での治療中に大絶叫した話
カンジダ
カンジダはカビの一種で、もともと人間の体内にいる菌です。
健康な時は悪さをしない菌ですが、風邪や生理、妊娠中など免疫力が下がった時に発症しやすくなります。
多くの女性が一生のうち1回は経験することがある、とても身近な病気なんです。
こちらもあそこにかゆみを生じる性病です。
私も何度もカンジタになった経験がありますが、初めてかかったときはカンジタとは知らずにかきむしり、炎症であそこが腫れてさらにかゆくなるという悪循環を体験しました。
何をしていてもかゆくて集中できず、婦人科で薬を処方してもらうまで気が気ではありませんでした。
関連記事:もっとも辛い性病って何?性病の辛さランキングを経験から独断でつけてみた
性器ヘルペス
ヘルペスウイルスが性器に感染したことによって引き起こされる性病です。
あそこやその周辺に水疱やただれができ、痛みだけでなくかゆみを生じます。
「なんだかあそこが痒いなあ」と思っていたら、水疱がいくつか発見...というはよくあることで、こまめに痒いと思ったらこまめにチェックしてみてください。
関連記事:性病の中でもっとも痛い?性器ヘルペスの実態(症状や注意点など)について経験者が語ってみた
あそこのかゆみを防ぐには!予防法を紹介
原因がわかった!ということで続いて、防ぐための予防法をお伝えします。
まあ原因となる部分に気を付けるだけなのですが...
蒸れと刺激に気を付ける
あそこはとても蒸れやすく刺激に弱い場所だと言いましたよね。
なのでまずは通気性の良い下着を身に着け、こまめにナプキンやおりものシートを交換するよう心がけてください。
あと、アンダーヘアを少しだけハサミでカットするのもおすすめです。
アンダーヘアが多いと蒸れやすく、性器に尿やおりものが残りやすくなってしまうからです。
必ず、剃毛の肌トラブルも刺激になりますから、毛を剃るのではなくハサミで少しだけカットするだけにとどめておきましょう。
私も毛が多いなと感じる部分だけ軽くハサミでカットするようになってから、蒸れが改善されましたよ。
関連記事:セックス前、女子ってこんなにも大変なんです…。デリケートゾーンのお手入れ方法6つ紹介!
やさしく洗い清潔に保つ
洗い過ぎは禁物!と言いましたよね。
入浴の時は、ぬるま湯で優しく洗うようにしてください。
またできれば、デリケートゾーン専用ソープを使うことをおすすめします。
性器だけでなくアンダーヘアにも汚れが付着しやすいので、アンダーヘアもやさしく泡立てて洗ってくださいよ。
関連記事:デリケートゾーンの黒ずみに効果的だと感じた専用対策クリームを市販と通販から合計8つ紹介
一点注意として、膣の中までは洗浄しないようにしましょう。
女性の膣の内部は乳酸により酸性に保たれていますが、洗浄してしまうと良い菌が洗い流されてしまい、PHバランスがくずれて炎症が起こりやすくなってしまうのです。十分に気を付けるようにしてください。
性病を予防する
痒いとか以前の問題ですが、性病は当然に予防するようにしましょう。
セックスの際にはコンドームを着用し、セックスするパートナーをなるべく限定することが、簡単にできる性病予防です。また、日ごろから自分のあそこを鏡で観察することをおすすめします。
かゆみがあるときだけでなく、健康な状態をみておくことで、異常を発見しやすくなるからです。
自分で観察をするというのは、少し恥ずかしく感じるかもしれませんが、自分の身体を大切にするために必要なことなんですよ。
私も定期的に手鏡でチェックをしています。
既にかゆい!あそこの痒みをなくすには
既にあそこが痒くなってしまった!
そんな場合は、どうしたらよいのでしょうか?
かゆみが長引いてしまうときは自己判断で対処せずに、必ず医療機関を受診するようにしてください。
婦人科か皮膚科を受診するのがベスト!痒みを侮ってはいけません。
わたしもあそこがかゆくて治らない時、必ずかかりつけの婦人科医に診察してもらいます。
1度カンジタ症でかゆみが出たときに、かゆみ止めをぬり症状が悪化し、引いてしまった経験があります。
かゆみが続くと憂鬱な気持ちになるものです。
ちょっとした事と考えて自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
まとめ
あそこのかゆみは誰にでも起こりうることですが、実情は様々。
単にかぶれているだけかもしれませんが、性病である可能性も多いにあります。
不自然なかゆみを感じたら、即座ん病院へ!
これ、絶対ですよ。
寄稿者
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