ぴくあぶ編集部です。どうも。
季節はすっかり秋。10月に突入してしまいましたが、お肌のケアを怠ってはいけませんよ。
もっというと、「毛」に関することです。
夏は嫌でも露出するものですから、毛がボーボーなんてことは滅多にないでしょう。
ただ秋から冬にかけて、中には毛を蓄える系女子も少なくなく、それはそれでいいのですが、いざっというときに、ねえ〜。
ということで今回は、「秋冬でもしっかり毛を抜けよ!」と題し、脱毛方法のすべてを解説してもらいます。
安価で簡易的な方法から、少し高額だけど効果抜群の脱毛方法まで様々。
自分のお財布と相談しながら参考にしていただけると嬉しいです。
目次
自宅で可能!セルフ脱毛の種類とメリットなど
今回、ぴくあぶで書くことになりました、美容ライターの小鳥遊(たかなし)と言います。
よろしくお願いします。
さて、「脱毛」と言えば、ほとんどの方が『脱毛サロン』を思い浮かべるのではないでしょうか。
サロンに通うとなると金額的負担は結構なものになりますが、例えば、学生の方でも通われているくらいポピュラーなものになりました。
ただそうは言っても、中には「脱毛サロンやクリニックは高いし、痛みもありそうで不安だ」という方も一定数おられます。
もっと簡易的なものや、脱毛サロンよりも効果的で短い期間で終わるものは存在しないのか?と疑問に思う方もおられることでしょう。
ということでまずは、脱毛サロンよりももっと簡易的かつ安価で脱毛できるセルフ脱毛に関して解説していきます。
一重にセルフ脱毛と言えど、その種類は様々なので自分にあった方法で脱毛しましょう。
ちなみに以前、別の方でセルフ脱毛に関して詳しく書かれている方もおられるため、それもいっしょに読んでいただけるとわかりやすいかもしれません。
関連記事:自宅でできる脱毛方法『セルフ脱毛』を4つ紹介!一番おすすめなのは家庭用脱毛器?
さて、自宅でのムダ毛処理(セルフ脱毛)の方法は、だいたい以下に分けられます。
- カミソリや電動シェーバーで剃る
- 毛抜きなどで抜く
- ブラジリアンワックスで引き抜いたり、除毛クリームを使って溶かす
- 家庭用レーザー脱毛器やローラー式脱毛器で脱毛する
といった主に4つではないでしょうか。異論は認める。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、詳しく解説していきますね。
カミソリと電気シェーバー
カミソリなども脱毛と言っていいのか微妙ですが、毛を無くすという意味で同じと捉えましょう。
コスト的に安価で済み、簡単にムダ毛の自己処理ができる、カミソリや電気シェーバーは、女性の多くがムダ毛の自己処理に選んでいる方法だと思います。
脱毛サロンに通っている人でも、最終チェックでカミソリなどを使う人はいますよね。
メリットはそのまま、「金がかからない」のと、「簡単」というところです。
対してデメリットは、背中やVIOなど手の届かない部位がやりづらく、カミソリで切り傷ができてしまう可能性があるという点ですね。またカミソリ負けなど、肌への負担も心配です。
なのでカミソリ一本ですべての部位を脱毛する!というのは少し無理な話かもしれませんね。
毛抜き
続いては、毛抜きです。
今回紹介するなかで、もっとも安価に自己処理が可能です。ただもちろん全身毛抜きとかやってる時間がないですし、部位が限られ、眉毛や顔の産毛の処理などに使います。
また個人的なデメリットとして、毛を抜く時の痛みが、この世のものとは思えないほどの痛みだということです。そして先ほど言った通り、大量に毛を抜くとかは物理的にも精神的にも不可能です。
肌トラブルやニキビなどの毛穴トラブルにも繋がりやすいでしょうし、あまりおすすめはできませんね。
ブラジリアンワックスや除毛クリーム
欧米では、これが多く。
ビキニラインの処理などにブラジリアンワックスを使用されるみたいです。こちらはぴくあぶに体験談記事があるので、興味ある方は読んでみてください。たぶん、読んだらやらないと思いますが。笑
関連記事:ブラジリアンワックスって痛いの?脱毛したい人向けに使い方を解説
ガムテープを貼ってひき剥がすのと原理は同じなので、そらあめっちゃ痛いですよね。
慣れてしまえば大丈夫という女性も多いみたいですが、痛みに弱い方には難しいと思います。
そして除毛クリームは薬剤の効果でムダ毛を溶かして除毛するので、痛みは殆どありません。
ただセルフケアの中では一番お肌や毛穴に負担がかかるため、肌トラブルが心配です。
またブラジリアンワックス、除毛クリームともに、自己処理の中では金額的に高めではありますよね。
まあ脱毛サロンや医療脱毛に比べればまったくですが。
家庭用レーザーやローラー式脱毛器
脱毛サロンに通うのは嫌だけど、家で同じような効果を得たい!という方は、こちらをおすすめします。
値段はもちろん張りますが、それなりに効果はありますよ。
二つの簡易的な説明をしますと。
家庭用レーザー脱毛器とは、脱毛サロンにある機械の弱い版だと想像してください。専門的にいうと、出力の弱いレーザー光を、毛穴に向かって照射し、毛根にダメージを与えるものです。
もちろん、威力が弱いため、クリニック等で使用するようなレーザーに比べて効果は薄いです。
よく言われるのは、男性のヒゲやVIO(陰毛)、脇といった毛が太くて毛根が根深い部位には、「ほとんど効果がない」なんて言いますので、産毛とかを生やさないためのものだと思っていただければいいと思います。
次のローラー式脱毛器は、脱毛ヘッドがローラーになっており、自動でムダ毛を挟み回転しながらムダ毛を引き抜いていくものです。
これは比較的安価なものが多いですが、その分、例えば痛いとかのデメリットはありますね。
無難!脱毛サロンの種類やメリットなど
続いては、一番無難だと考える、脱毛サロンの紹介です。
脱毛サロンでの施術法は、主に光エネルギーを使った美容ライト脱毛と、ワックスを使ったワックス脱毛になります。
ただ、現在の主流は美容ライト脱毛であり、ほとんどのサロンがこの施術法を扱っています。
では、さらに詳しくご紹介していきましょう。
美容ライト脱毛
脱毛サロンでは、IPL(インテンスパルスライト)という、キセノンランプを光源に使用した脱毛機が一般的に使われています。
このIPLのキセノンランプというのは、カメラのフラッシュランプなどに使われるもので、このことから「フラッシュ脱毛」なんて言われ方もします。
フィルターを使って調節しながら光エネルギー(レーザー)を毛穴に向かって照射することによって、毛根のメラニン色素にアプローチし、脱毛効果を期待できる、というロジックになります。
(まあ簡単にいえば、毛穴を強烈な光で攻撃するのです)
ちなみにこのIPLは、脱毛機に使用される前からエステサロンやクリニックでフェイシャルマシン(美顔器)としても使用されています。
そしてよく聞かれる医療脱毛との違いですが、簡単にいうと、この光エネルギー(レーザー)の強さです。
医療脱毛はその名の通り、医療であり、一般的な脱毛サロンよりもより強力な光エネルギー(レーザー)を使え、その分、効果が高いのです。
SHR(スーパーヘアリムーバル)脱毛
上で紹介したように、従来のIPL脱毛は毛根をターゲットに脱毛効果を上げるので、毛周期にあわせて2~3ヶ月に一度の脱毛施術しか行えません。
よく脱毛サロンの『脱毛し放題』が、結局期間を空けないといけないため「全然し放題じゃない!」と苦言を呈される方がいますが、このような理由があります。
例えば毎日行うとかは、肌の負担を考えてできないのです。
ただ、毛穴の中にバルジ領域という立毛筋に繋がる新しい組織が発見され、今から約5年ほど前から新しい機械(方法)の導入が進んでいます。
これは、SHR(スーパーヘアリムーバル/蓄熱方式)やNPL(ニューパルスライト)といい、より負担が少ない方法なのです。期間でいうと、2~3ヶ月だったものが、最短2週間~1ヶ月まで短くできます。
また、SHR脱毛ではメラニン色素の影響をさほど受けないため、日焼け跡やホクロやアザに生えた毛、金髪や白髪、産毛といったように毛色や毛質に左右されることなく脱毛施術が可能になったことも注目すべきところです。
脱毛時の痛みも従来のIPL脱毛マシンより大幅に軽減されているので、ほとんど痛みを感じないレベルになっています。
SHR脱毛(IPL)ができるサロン
ということで、こんな画期的な機械が導入されているサロンを紹介しておきましょう。
- ストラッシュ STLASSH
- ラココ la coco
- ササラ SASALA
- アイセル iCELL
脱毛サロンのメリットとデメリット
ということで、脱毛サロンのメリットとデメリットを箇条書きでまとめておきます。
メリット
- 効果はまあまあで、医療脱毛に比べれば安い
- 一般的な脱毛サロンでは、比較的新機種のマシン導入が早い
- アフターケアのスキンケアも充実
- 自己処理の面倒から解放される(セルフでは永遠にする必要が...)
- ムダ毛のコンプレックスが解消される
- 一般的な脱毛サロンは比較的多いのでアクセスに困らない
デメリット
- 医療脱毛に比べれば、永久脱毛の効果が期待できない
- 毛根を破壊するIPL脱毛は施術時の痛みを伴う(一応、どれも痛い)
- セルフケア(自己処理)よりコストは掛かる
- 物理的にサロンへ通わなくてはならない(セルフなら自宅)
医療脱毛(レーザー脱毛や電気ニードル脱毛)の種類やメリットなど
続いては医療機関、クリニックでの脱毛についてです。いわゆる『医療脱毛』のこと。
美容外科や美容皮膚科といったクリニックにて、医療脱毛の施術を受けることができるのですが、みなさんご存知でしたでしょうか。
ちなみに医療脱毛には、
- 医療レーザー脱毛
- 電気ニードル脱毛
この二つの種類があります。
ただ電気ニードル脱毛は、現在ではごく一部のクリニックでしか施術を受けられませんのでご注意を。
一般的な脱毛との根本的な違いは…
美容外科や美容皮膚科といったクリニックは、医療施設ですので医師が常駐します。
脱毛施術の医療機器を操作したり施術を行うのも、国家資格を所持する医師や看護師です。
対して、脱毛サロンやエステサロンの施術スタッフは、エステティシャンや社内研修を受けたスタッフであり、現在日本ではエステシャンや脱毛士になるための公的資格は存在しません。
これが医療脱毛とサロン脱毛の根本的な違いです。
関連記事:もっと詳しい、一般的な脱毛サロンと医療脱毛の違いについて
あと、医療脱毛で使用する医療レーザー脱毛機は医療機器であり、例えば、その痛みが酷いときには、麻酔の使用も可能。もちろん、脱毛サロンで麻酔なんて打ってもらえませんよね。
そして、万が一肌トラブルや毛穴トラブルが出た場合、お薬(医薬品)を医師から処方してもらうこともあります。
まとめると、一般的な脱毛サロンとは下記のような違いがあります。
- 麻酔使用が可能
- お薬処方あるかも
- 医療機器の使用。というか医療行為
こんな感じですね。
医療レーザー脱毛
従来の医療レーザー脱毛は、IPL脱毛と同様、毛根のメラニン色素の反応を利用して毛根を破壊し脱毛効果を上げる方法です。
このため脱毛時の痛みは、部位によっては麻酔を使用しないと耐えられないレベルであり、特に男性のヒゲや男女ともにVIOはものすごい痛みを生じます。
しかし、2、3年前からクリニックでもレーザーSHR脱毛マシンの導入が進んでいます。
脱毛サロンでも紹介した、SHR脱毛マシンが、医療レーザーでも取り入れられており、前述で紹介したSHR脱毛マシンのメリットが医療レーザーSHR脱毛マシンでも受けることができるのです。
電気ニードル脱毛
およそ100年前から行われている脱毛施術が、電気ニードル脱毛です。
簡単にいうと、ニードル(絶縁針)というものに、直流電流と高周波を流し、毛根を破壊して脱毛する機械(ブレンド法)です。ちなみに当時は、全世界に普及していました。
日本でも、50年ほど前から美容外科を中心にニードル脱毛が行われるようになり、1980年代からは一般的な脱毛サロンでも電気ニードル脱毛の施術が頻繁に行われていました。
ただ、ニードルやレーザー光を使った永久脱毛行為は、医療行為であるという厚生労働省の見解から、今ではほとんどの脱毛サロンで行われなくなっています。
医療脱毛のメリットとデメリット
さて、医療脱毛のメリットとデメリットも箇条書きにてまとめておきましょう。
メリット
- 脱毛サロンよりも効果は高く、半永久的にムダ毛処理が不要になる
- ときに、脱毛施術の痛みを麻酔で対応が可能
- 国家資格の医師や看護師が施術するので、気持ち安心
- 当たり前ですが、ムダ毛のコンプレックスが解消される
デメリット
- 今まで紹介した中で、もっとも料金が高い(コスパで考えると、人それぞれ)
- 新機種(SHR)の脱毛マシン導入が遅い
- 毛根を破壊する電気ニードル脱毛や従来の医療レーザー脱毛は、とくに痛みが強い
- 脱毛サロンに比べると店舗が少ないので、アクセス的に不便かもしれない
- 脱毛なので定期的にクリニックへ通わなくてはならない(ただ一般的な脱毛サロンに比べて短期間で済む)
まとめ:個人的一番のおすすめは医療脱毛
今回、簡易的かつ安価に脱毛を行えるセルフ脱毛から、医療機関で行う医療脱毛まですべてを紹介し、それぞれ事細かく紹介してきました。
それぞれにメリットとデメリットが存在するので、ご自身にあった脱毛方法をお選びください。
個人的には、セルフ脱毛での全身や永続は絶対にやめた方がいいです。
もう、「脱毛したい!」と思ったのなら、脱毛サロンまたは医療脱毛に通うことを考えましょう。またサブ的にセルフ脱毛をしていけばいいと思います。
そして脱毛サロンと医療脱毛ですが、これは自分のお財布と相談し、もし出せるのなら医療脱毛をおすすめします。
一般的な脱毛サロンだと、効果は比較的薄いですし、その分、時間もかかります。定期的に通うことを考えると、「短期で終わるかどうか」がもっとも重要視されるべきではないでしょうか。
という感じで今回は終わります。楽しい脱毛ライフを。
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