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看護師志望必見!看護師の実態と、看護師になるためのプロセスを順を追って解説!

みなさん、初めまして!

健康と生き甲斐を守りながら働くフリーランス看護師、ユナ(@YoonA_partydoll)です。

ダンサーとしても活動しています。

 

「フリーランス看護師です」って自己紹介すると大抵の方が「????」と不思議そうな顔をされます。

そりゃあ、そうだ。フリーランス?ニート?の看護師?ドユコト?

 

ということで本題に入る前に少し自己紹介をさせて下さい。 

 

「フリーランス」

最近この言葉を耳にすることが増えましたが、医療業界にはまだ浸透していないですよね。 

 

【フリーランスの定義】

フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』[1]『フリーランス』と呼ばれる。

つまりは、雇われない+個人事業主の看護師です。

 

「私、失敗しないので」でお馴染みのドラマ、ドクターXの大門未知子先生がフリーランス外科医として大活躍されていました。

そんな大門未知子先生の有名なセリフ。

  • 「教授の研究のお手伝い致しません!」
  • 「論文の下調べ致しません!」
  • 「院長回診・教授回診致しません!」
  • 「愛人の隠蔽工作致しません!」

「以上、医師免許がなくてもできることは一切致しませーん!」

ヒールでカツカツ歩く姿に脳内をシビれさせられたのは、私だけではないはずです。

 

私も看護師として、採血やルートキープ(末梢静脈路確保)、大量の便失禁の中、いかにしてシーツ交換を避けながらオムツ交換をするかなどの場面で、「私、失敗しないので」とサラッと言い退けたいところではありますが、そんな叩き上げのスキルや、言い切れる自信はないので「私、看護師以外でも稼げるので」を目標に活動しています。

  • 「モンスター患者のクレーム対応致しません!」
  • 「お局看護師の機嫌取り致しません!」
  • 「前後のサービス残業致しません!」
  • 「休みの日の病棟会の参加致しません!」

「以上、看護師免許がなくてもできることは一切致しませーん!」

それをできるのが組織・会社に属してないフリーランス看護師かな、なんて思ったり。

 

そんな私が今回、「看護師の仕事について(総合外科の場合)」と「看護師になるためには」を解説します。

看護学生の方や、将来看護師になりたい!と思っている方に見て頂けたらと思います。

 

目次

看護師の仕事(外科の場合) 

私は大学病院で年間と少し、総合外科病棟で勤務しました。

外科です!というと「あぁ、手術の!」と言われる事が多いけれど、それは手術室看護師(通称:オペナース)。

 

外科は大雑把に言うと、手術を終え状態の安定している患者さんが初めに運ばれてくる病棟です。

血や体液を抜く管(ドレーン)や心電図、酸素マスク、おしっこの管(尿道カテーテル)、足にマッサージ機(フットポンプ)を巻きつけられ、時により抑制バンド、とにかく手術後で管だらけになった患者さんが麻酔から冷めたばかりで意識がはっきりしない中、ベッドで運ばれてきます。

 

術直後は51015分後30分後と日勤であれ、夜勤であれ頻回に訪室し、患者さんの観察。

術後の合併症の有無や全身状態に目を光らせ、異常があれば直ぐにドクターコール!

 

夜勤中の見回りで、手術後の患者さんのベッドが血の海!手術後の出血!うわぁぁぁぁあ!!!輸血オーダー!となり輸血を取りに、7階の病棟から1階の輸血室まで階段全力ダッシュ!(こういう時に限ってエレベーター来ない)なんてことも 

常にアンテナを張っているのでアドレナリン出っぱなし戦闘モードですね。

 

手術を受けられる健康状態の人が入院し、手術をして、元気になって帰っていく。

ここが内科と違う点、急性期はとにかく入院~退院までの展開が早いです。

 

体力があり性格がテキパキしている人は外科向き、ゆっくり関わりたいおっとりした性格の人は内科向きなんて言われていますが、本当にその通りだなと実際に働いて感じました。

 

体育会系のサバサバテキパキの集まりの故、「外科の看護師って怖いよね」と他科に言われがち。ですが、その分仕事が早く、タスク管理が得意な人が多い印象です。

ちなみに外科の先生もゴリゴリ体育系が多いです。なぜかうちの病院はラグビー部出身が多く、ガタイが良いムキムキの先生が多かった。

でも、おっとりタイプの私も先輩たちのご指導のもと外科でやっていけたので、外科の看護師になりたい!と思っている方はぜひ目指して欲しいなと思います。

 

看護師になるには。大学?専門学校?

さて、看護師になるためにはどうすればいいのか。

看護師になるためにはまず「看護師国家試験」に合格しなければなりません。 そしてその看護師国家試験の受験資格を得るためには、文部科学大臣指定の学校もしくは厚生労働大臣指定の看護師養成所を卒業する必要があります。 

  1. 4年制大学
  2. 3年制の短大・専門学校
  3. 2年制の看護系学科やコースも存在はしますが、2年制で目指せるのは国家資格ではない「准看護師」(准看護師は将来的に廃止する方向性で検討されているため、これから目指すのであればご自身でよく調べることをオススメします)
  4. 5年制の一貫性高校。最短ルートで看護師になれますが、マイナーな印象。

これらは学ぶ期間だけでなく、授業内容や取得できる受験資格など、さまざまな面で違いがあります。

では、以上を細かく順を追って説明していきましょう。は、今回は割愛しています。

 

看護師になるための方法を細かく説明 

1. アセスメント能力が身につく4年制

看護大学は高度で多様な医療に対応できる看護師を育成するため、看護師に必要な判断力や実践力といった基礎や土台をじっくりと養うことを目的としたカリキュラムが組まれています。

また4年制のため、幅広い分野を学ぶことができるという特徴もあります。

 

看護師を目指していても学ぶ事が医療の事だけでは飽きてしまうかな、他のことを学びたいなと思い、私の場合はそれに惹かれて4制大学を選びました。

専門学校では習わない知識や理論的思考が身につくと言われており第二外国語や経済学や教育学なども学べたため息抜きになって楽しかったです。

 

大学生活においては、一般教養科目の単位も取得しなければならないことが多いため、幅広い知識をいかに効率良く習得していくか、勉強時間をどのように確保するかが鍵となります。

ちなみに4年制の看護師を目指すに当たって覚悟を持たなければならない点、試験の科目が多いためすごく大変です。

 

想像していた「夢の大学生活」とは程遠く、講義も朝から夕まで詰め詰め、試験も「いっけな〜い!単位落とした~!」が通用しません。

私の学校は単位を落としたら上がれない=留年でした。どのようにして人に流されず自分を制するかが大事ですね。

 

2. 実践力が身につく3年制

3年制は、卒業後に即戦力として勤務できることを目標に、看護技術を身につけていきます。

カリキュラムは、看護師として必要な知識と技能を習得するために、実習が多い傾向にあります。大学よりも1年短い3年制であるため、履修時間の3分の1程度も看護実習に当てるところもあるらしい

 

また、看護専門学校は看護大学よりも学費が安いという特徴があり、中には看護大学の10分の1程度の学費というところも存在します 

ただ病院によって差がありますが就職してからのお給料が少し少なくなります。例えば、私の病院では4年制と3年制では月の基本給において1万円の差がありました。

 

以上のような点を考慮し、4年制か3年制のどちらかを選べばいいと思います。

もちろん2年制と5年制も選択肢です。

 

最後:看護実習や国家試験合格率について

最後に、看護師になる前の鬼門となる「看護実習」について少しお話しします。

「これを乗り越えたら何も怖くない」と言っても過言ではないくらい、実習は大変だった思い出があります。

 

でも看護師になるために欠かせないのが看護実習であり、いくら座学で知識を叩き込んだとしても「いのちの現場」に出ないことには頭でっかちの看護師になってしまいます。

実際に患者さんを受けもたせて頂き、座学で学んだ事を実践に移します。他職種との連携を目の当たりにし、病院という組織についてを学ぶ事ができるのです。

 

なんと言っても、患者さんから学ばせてもらう事が多い。

そして、実習中は患者さんとのコミュニケーションの時間が1番の癒しであり、1番優しく出迎えてくれます(意味深ですね)。なので看護実習は、無理しない程度に頑張って乗り越えましょう。

 

また皆さん心配される国家試験の合格率についてですが。

平成30年度のデータだと全体として合格率が91%、新卒者だと96.3%の合格率になっています。(既卒だと合格率が全体で44.5%に落ちる) 

新卒者であれば、普通に勉強していたら合格できます。そんなに心配しなくて良いと思います。

 

以上、フリーランス看護師のユナでした。では!

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yuna

#フリーランス看護師(保健師)#ダンサー 3歳からバレエ、踊り歴14年。東京の急性期大学病院(外科)過労で心身共に壊し退職。生活習慣を1から見直して復活。自分の健康と生き甲斐を守りながら働くことにしました。看護師+αを目指し、看護師の働き方を広げます。札幌⇄東京

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