こんにちは、韓国在住美容ライターのleomariです。
いきなりですが、みなさん。消えない目の下のクマに悩んだことはありませんか?
こういったクマはどれだけ睡眠を重ね、またコンシーラーで隠してもなかなか消えないものです。
青黒くくすんだクマは、実年齢よりも老けて見られる可能性がありますし、疲れて見られる分、周りに負の感情を与えてしまいます。
そんな厄介な目の下のクマ。こちらができる原因には、実はさまざまな理由があります。(その分、クマの種類も複数)
寝不足やストレスによる習慣的な原因、皮膚のたるみによる構造的な原因などなど。
原因によって治療法も変わってくるので、それらを把握し、それに見合った治療を受けることが大切なのです。
今回はこの目の下のクマの原因や種類、それを消す方法をご紹介していきます。
なので、目の下のクマに悩む人はぜひご覧くださいね。
目次
クマができる原因とその種類!種類別の対処法を紹介
先ほど、クマができる原因には様々あると言いましたが、その原因によってクマの種類も変わり、対処法も変わってきます。
ということで、種類別の対処法を一つずつ、詳しく書いていきますね。
脂肪のたるみによってできる影クマには脂肪除去
主に加齢によってできてしまう皮膚のたるみ。目の下の皮膚、筋肉が加齢によって緩むと、眼球の下にある脂肪が突出してたるみとなります。
この脂肪のたるみによってできる影がクマとなるのです。またさらに、たるみが進行すると目袋(目の下のたるみ)の原因にもなるので、ご注意を!
この場合の対処法は、一般的に、下まぶたの裏側(結膜)にメスを入れ、突出してしまった脂肪を摘出することです。これにより、クマを消す、または緩和することが可能です。
(ただ、このたるみの度合いや状態によっては、脂肪を除去するだけでは不十分な場合もあります)
逆にたるみによって凹んでしまった箇所には、脂肪を注入したり、全体的に再配置したりと、細かい施術法には違いが出てきます。
なので、どのような施術が適当かは、必ず医師と相談してから決めてください。
基本的なクマの対処として、施術により目の下の脂肪をなだらかに平らに整え、デコボコを無くし、クマを緩和させるのだ、ということを覚えておきましょう。
目の下の凹みによってできる影クマにはフィラー施術
生まれつき目周りの脂肪が少なく、皮膚がくぼんでいることによってできる影クマ。または加齢により皮膚が痩せ、くぼんでしまうことによってできる影クマ。
こういった凹み系のクマには、フィラー施術というものが効果的です。
フィラー施術の中には、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、PRP(自己多血小板血漿)療法等があり、これらによって、凹んだ部分をふっくらとさせ、クマを消すことができます。
施術内容によっては、それぞれ作用のメカニズムや効果の持続期間に違いがあるため、その際は医師によくご相談ください。
なので今回は、ごく簡易的にお伝えするに留めておきますね。
まずヒアルロン酸注入は、比較的値段が安く手軽にできる施術法です。ただ、徐々に体内に吸収されてしまうので、持続期間が短く定期的な施術が必要になります。
次の脂肪注入は、ヒアルロン酸に比べると定着率が高く、その分持続期間も長いです。
しかし、痩せている人は利用できないなどのデメリットが存在します。
最後のあまり聞きなれないPRP療法とは、自身の血小板を注入する、というもので、これにより血小板に含まれる「成長因子」の働きを生かし、自己治癒能力を高めます。
結果、徐々に肌を再生させることができ、クマができる原因となる肌の凹凸を無くせるのです。
再度お伝えしますが、どのフィラー施術が良いのかは、自身の予算や医師の意見をよく聞くようにしてください。
血管が透けて見える青クマにはレーザー治療
そもそも目元の皮膚というのは、他の皮膚と比べ非常に薄いです。
そのため、そのときの体調や見え方により、毛細血管が透けて青っぽく見えることがあります。
そして血行不良になると、毛細血管が拡張し色素が濃くなるため、皮膚が薄い人ほどこの青っぽさが目立ち、時にクマのように見えるのです。
これが青クマの正体となります。このような方には、細胞を活性化させ血行をよくする、レーザー治療が効果的です。
また、極端に目の下の皮膚が薄い場合には、上記のフィラー施術の方が効果的な場合もあります。
ヒアルロン酸や脂肪注入で目元をふっくらとさせることで、毛細血管が透けて見えるのを防ぐのです。
そしてレーザーとフィラーを複合的に用い、改善する方法もあるので、やはり詳しくは医師にご相談ください。
一時的な血行不良による青クマには十分な睡眠と休養
「最近あまり寝れていないんだよね」
というのは、クマの原因としてよく知られるものですが、このときにできるクマは先ほど説明した「青クマ」と同じです。
ただ、先ほどのように皮膚が薄い方だけではなく、どんな方にも当てはまるのが、この一時的な血行不良による青クマです。
主にストレスや過労、睡眠不足など、ホルモンの不均衡により、血行不良が起こり、こういった場合には、皮膚が薄いというわけでなくとも青クマができることがあります。
このような一時的な症状の場合には、十分な睡眠と休養、栄養のある食事、運動などにより、比較的簡単にクマを消すことができます。
個人的には、ホットタオルで目元を温め、血液の循環を促進させるのがおすすめです!ホットタオル、めちゃくちゃいいですよ。
また眼球運動とかも効果的みたいなので、ユーチューブ等で動画を参考に試してみてください。
簡単にいうと、目を閉じたまま眼球を上下左右に動かす運動となります。
色素沈着によるクマにはレーザートーニング
目の下の皮膚にメラニン色素が過剰に沈着すると、皮膚の色が茶色っぽくクマのようになります。
つまりは、色素沈着によるクマであり、これには生まれつきのものと後天的なものがあります。
後天的な色素沈着の原因は、目を過剰にこすったり、メイクによる刺激、着色などです。
このような場合は、レーザートーニングによって肌のトーンを明るくすることでクマを消すことが可能です。
レーザートーニングとは、しみやほくろの除去に用いられる、Qスイッチヤグレーザーというものを、低出力広範囲に照射することで、メラニン色素を少しづつ破壊していく施術法です。
(ほくろ除去に関しては、下記記事で詳しく説明していますので、そちらも興味がある方はぜひご参考ください)
関連記事:ほくろ除去って高いの?痛いの?レーザー照射でほくろを取ったので実際の流れを説明する
こちらのレーザーに関しては、回数を重ねることが大事で、その回数ごとにメラニン量が少なくなり、透明感のある肌へ導きます。
その他には、ビタミンC導入やハイドロキノンによる美白治療なんかもありますが、個人的にはレーザーがいいと思います。まあ詳しくは医師へご相談ください。
何はともあれ、後天的な色素沈着を防ぐためにも、アイメイクを毎日きちんと落とし、必要以上に目の周りを刺激しないようにしなくてはいけませんね。
最後に:クマの原因はひとつとは限らない
上記のように様々な原因によって起こるクマですが、原因がひとつだけとは限りません。
例えば、目の下のたるみと色素沈着が重なったクマなんてものも存在します。
脂肪除去をし、デコボコは無くなったけど、今度はドス黒さが目立つようになった…。そんな声もよく聞くのです。
なので自分のクマのタイプがどれに当たるのか、自己診断をした上で、医師にもしっかり診てもらい、適格なアドバイスを受けましょう。
そして予防としてできることと言えば、目の周りの皮膚を必要以上に刺激しないことです。
目の周りの皮膚は、先ほど言った通り、他の皮膚と比べて非常に薄くその厚さは0.6mm。もっとも厚さのある頭頂部で、2mmほど、身体全体の平均が1.4mm程度なので、目元の皮膚がいかに薄いかわかりますよね。
なのにも関わらず、「瞬き」という運動を常にしており、非常に負荷がかかりやすいです。
その為、クマ、シワ、たるみ、色素沈着が起こりやすい非常にデリケートな箇所と言えるでしょう。その分、ケアが大事なんですよ。
具体的なケア方法としては、
- 色素沈着を防ぐためにアイメイクはしっかり落とす
- 目元をゴシゴシこすりすぎない
- アイプチ、つけまつげはほどほどに
- スマホやPC画面を見すぎない
- しっかり眠る
これらが大事。将来のクマの原因は『今』の生活習慣です。
自分の目元、自分の体、大切に扱いましょうね。
leomari
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