目次
ホットヨガのデメリット
本来のヨガの目的とは少し異なる
本来のヨガの目的である「自分と向き合うためのツール」としては、ホットヨガはおすすめできません。
本来、ヨガは以下の3つの要素からなります。
- 「身体を整える調身:アサナ(ポーズ)」
- 「呼吸を整える調息:プラーナーヤーマ(調気法)」
- 「心を整える整心:ディヤーナ(瞑想法)」
ヨガの古典「ヨガスートラ」には、こんな定義があります。
「ヨーガとは、心を停止させること。」
心と身体の架け橋は「呼吸」。
ゆったりと呼吸をしながらポーズをとることで、心と身体を穏やかに静かに落ち着けることができます。
ポーズは要素の一つにすぎないのです。
ただ、ホットヨガの高温多湿の環境では「気持ちがいい呼吸」はとりにくく、クラスの人数も多いので、周りの人が気になって「自分自身と向き合う」という意識をもつことが難しかったです。
これがホットヨガのデメリットとなります。
つまり、ホットヨガは「ヨガのメソッドをアレンジしたエクササイズ」なんですね。
おまけ:冬におすすめのポーズを伝授
実は私、古代インドから伝えられているインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の「アーユルヴェーダ アドバイザー」という資格を取得しました。生活をよりよくするヒントとして、少しご紹介したいと思います。
秋の中頃から冬にかけては、空気が冷たく乾燥してきますよね。
身体を支える3つのエネルギーの一つ、「ヴァータ(風)」のエネルギーが増大して、腰痛や皮膚の乾燥が強くなります。
そんな時は、前屈系のポーズがおすすめ。
「ガス抜きのポーズ(バヴァナ・ムクタ・アーサナ)」
両膝をかかえ、頭をゆっくりと持ち上げます。
ゆっくりとした呼吸を味わいながら、おなかのぬくもりを感じ取ってください。お母さんのおなかの中で守られているような安心感を味わえますよ。
寒くて身体が縮こまり、乾燥が気になる今の時期。
身体を温めるホットヨガはおすすめです。みなさんも一度、検討してみてはいかがでしょうか。では!
きじ田 とらみ
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