目次
頬
頬は皮脂が少ないUゾーンにあたります。なので基本的にはニキビができにくい個所ではあります。
ただ皮脂が少ないことによるバリア機能の低下で、肌が傷つきやすく、その結果ニキビができることは多々。なので気をつけないといけない個所ではありますよ。
顎
顎へのニキビは20歳以降の方によく見られます。
頬杖をつく癖、服の襟や化粧等よる機械的、科学的刺激がニキビの誘発に繋がるため、そういう癖のある方はよく注意するようにしましょう。(手で触ることにより、雑菌の繁殖を増長している場合があるため本当に注意)
また意外に思われるかもしれませんが、顎って非常に紫外線を浴びやすい部位です。なので日焼け止めをこまめに塗り直すなども結構大事なんですよ。
顎ニキビへの予防は上記のようなことと合わせ、ホルモンバランスを整えることがとても大事。
できる限りストレスを溜めないよう、上手に発散しましょう。規則正しい生活のもと、十分な睡眠とバランスのとれた食生活が理想的ですね。
フェイスライン
先ほど紹介した頬やフェイスラインなどのUゾーンは、思春期にできる皮脂の分泌が過剰になってできる額や鼻のニキビとは違い、成人してからしばらくしてできることの多い部位です。
原因として多いのは、やっぱりストレス等のホルモンバランスの乱れ。また女性であれば生理前の不調の一環としてできることも多々あります。
首
後ろ側の生え際付近のニキビはシャンプーやコンディショナー、前側やあご下のニキビは洗顔料の流しそこねが原因になりがちです。
また、こまかみの時にも言いましたが、熱いお湯やドライヤーの熱風は皮膚の乾燥につながり、バリア機能を低下させ、ニキビの原因に繋がります。なのでお風呂等ではできる限りぬるめのお湯で洗いましょう。
一日一回、泡立てた石鹸でやさしく洗い清潔に保つことに加え、睡眠不足を避け、リラックスする時間をつくることで新陳代謝を下げないことがニキビ予防になります。
背中
背中は皮脂の分泌が多く、汗もかきやすい部位です。さらに洋服等で常に覆われていることが多く、湿っぽくなりやすいため、背中の風通しを良くし、蒸れさせないことを意識してください。
また洋服や肌着をコットン等、汗をよく吸うものにすること、汗をかいたらできるだけ早くシャワー等で流して着替えることがニキビ予防になります。
ヘアケア製品の流れそびれが発生しやすい部分であるため、ゴシゴシこすらず、やさしく洗うようにしましょう。
デコルテ(鎖骨部分)
デコルテってわかりますか?鎖骨周辺のことを言います。
この部位は季節や服によって露出をする部分になり、そのため紫外線等の影響を受けやすい場所です。なのでこの部分が露わになる場合は日焼け止めを忘れないようにしましょう。
また、髪の毛の先端がかかる恐れがある場合、それ自体が刺激になったり、洗い残したコンディショナーや整髪料等の刺激も加わることがあり、結果的にニキビのできやすい環境になってしまいます。
この場合、簡単ではありますが髪の毛をくくるなどして先端が肌に当たらないようにすることが大事です。
そしてバスト周りにもなるデコルテ。
下着による圧迫や蒸れ、擦れ等が主な刺激となり、これもニキビの原因となってしまうため、下着は自分にフィットしたものを用い、素材も通気性の良いものを選ぶようにしましょう。
まとめ
今回はニキビができる場所別の主な原因と簡単な予防についてお話しさせていただきましたが、見てわかる通り、ニキビというのは様々な原因が重なり、出来るものです。
なので予防や治し方も一筋縄ではいかないもの。
と、いうことで次回は、出来てしまったニキビを治すにはどうすればいいのか?というのを中心に、ニキビの治療法についてお話しさせていただきます。
では!
RISA
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