こんにちは、かしなもです。
現在コロナ禍による自粛で、おうち時間を楽しむ人が増えていますよね。
そんな中で急増しているのが「映画鑑賞」を趣味にする人でしょう。
そんな人に向けて今回の記事では、映画を年間100本以上観る映画マニアの私が皆さんに注目してほしい”洋画”をご紹介します。
しかし
- 英語が苦手だから観るのを避けている
- 文化の違いが理解できず苦手…
などの理由から、洋画に対して苦手意識を持つ人もいるのではないでしょうか。
私の周りにもそのような友達が多く、邦画が人気な印象です。
ですが邦画とはまた雰囲気の違った、洋画だからこその良さがあるのも事実。
洋画初心者さんや苦手意識がある人でも楽しめるのが『ワンダー君は太陽』という映画です!
あまり洋画を観ない友人たちもこれを観ると絶対に「感動した!観て良かったー!」と言ってファンになります。
そんなワンダー君は太陽の魅力を今回はチェックしてみましょう。
目次
ワンダー君は太陽の基本情報
2017年に制作されたアメリカのドラマ映画で、スティーブン・チョボスキー監督の作品です。
なんと原作の小説は全世界で800万部以上を売り上げたベストセラー!
どの国からも愛されている小説が、映画化したことにより再度人気を獲得しています。
映画公開初週で2754万ドルもの売上を記録していて、映画好きならチェックしておきたい作品です。
批評家からの評判も良くストーリー性重視の人なら気に入るでしょう。
『ワンダー君は太陽』のあらすじ
主人公は10歳の少年、オーガスト・プルマン。愛称はオギーです。
心はどこにでもいる普通の男の子ですが、彼の見た目は普通ではありませんでした。
遺伝子疾患で人とは異なる顔で生まれ、彼はいつも宇宙飛行士のヘルメットで顔を隠し、学校に行かず自宅学習を続けていました。
そんなオギーを変えるため両親は外の世界へ息子を送り出そうと決意し、オギーは学校に入学。
しかし5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会います。
くじけそうになりながらも家族の愛を勇気に変え、立ち向かうオギー。
やがてユーモアに溢れた「彼の太陽のように輝く魅力」に生徒たちが気づき始め、事件を乗り越えていきます。
そしてさまざまな困難を乗り越えて迎えた修了式。
彼の1年を締めくくる、過去最大の出来事が起こるのです…。
おすすめポイント1:登場人物の関係性が理解しやすい
ワンダー君は太陽は、オギーだけでなく周りの人間一人ひとりの人生を深堀していきます。
そのため主人公のオギーはもちろんのこと、オギーの友人や姉、姉の親友まで登場人物に感情移入ができるのです。
「この人とこの人ってどういう関係だっけ?」と相関図を思い浮かべながら映画を観る必要がなく、出てくる人物の関係性をスムーズに理解できるでしょう。
洋画が苦手な人の意見として、「登場人物の関係性が分かりにくい」という点が大きく挙げられます。
関係性を思い出しながら観ていると映像がどんどん流れてしまい、理解が追い付かずよく分からない…ということも。
分かりにくい理由は、英語に馴染みがないこと、その国の文化・習慣に馴染みがないことが関係しています。
一方でワンダー君は太陽は、一人ひとりの生い立ちやその時感じている気持ちを事細かに説明。
それぞれの人生にフォーカスすることで、深堀りして考える時間を与えてくれるのです。
そうすることで言葉の違和感や習慣の違いを「この国ではこうなんだな」と理解し、受け入れやすくなります。
他の洋画よりも違和感を覚えずに映画のストーリーに集中できるため、世界観に没頭することができますよ。
洋画ではなかなかできない登場人物への感情移入も、生い立ちから知ることで寄り添った気持ちで見れるので、そこも物語を存分に楽しめるポイントになっているのではないでしょうか。
おすすめポイント2:登場人物が変わり物語が好転していく
この映画では主人公オギーを中心に、登場人物の性格や人生が変化し、面白いくらい物語が好転していきます!
よく「自分が変われば周りも変わる」という言葉を聞きませんか?
ワンダー君は太陽では物語を通してその言葉を体現しています。
おすすめポイント①で解説したように、登場人物に感情移入している状態でこのストーリーを観ると感動が倍になるでしょう!
洋画では主人公の変化で感動することが多いですが、一人ひとりの変化を感じられるこの映画だからこそ感動が大きくなります。
「何があって今こうなっているのか」がはっきり分かることが、その世界に入りこんで感動できるポイントになるでしょう。
ここまでワンダー君は太陽の良さを見ていると、あらすじの最後に合った「忘れられない1年を締めくくる最大の出来事」がどんな内容なのか気になりませんか?
次のおすすめポイントは、少しネタバレを含む可能性があります。
すでにこの映画を観たい気持ちが大きい人は、映画を観てから次のポイントを読むのがおすすめです。
おすすめポイント3:誰もが前向きな気持ちになれるラスト
映画の見どころと言えばやっぱりラストのシーンでしょう!
多少のネタバレがあるので、注意してください。
これまで何度もお伝えしてきたように、登場人物それぞれが人間として成長して感動するラストへと繋がっていきます。
それぞれの人生の転機となった瞬間や感情を理解しているからこそ、それらの事象が全て感動の瞬間へと向かうのです。
大感動のラストシーンは主人公オギーが中心ですが、その周りで登場人物全員が関わり、全員で同じように感動します。
中でもオギーの親友の表情や行動には、私も心が動かされました…!
ここまで感情移入してきたからこそ、まるで自分も物語の登場人物かのような気持ちになります。
オギーの最後のセリフである
「Be kind for everyone is fighting a battle - みんな闘っているんだから、人を労わろう。」
というセリフにグッとくる人も多いでしょう。
辛いのは自分だけだと感じていたオギーが、他の人達の苦悩に触れ、そして人と関わることで生まれる喜びに触れたからこそのセリフだと感じてなりません。
「辛いときこそ、人を労わろう。自分だってそうされたいでしょ?」
といった、辛さを乗り越えたオギーだからこそのメッセージであると思いました。
まとめ
『ワンダー君は太陽』が洋画初心者におすすめの理由を改めてまとめると次の2つです。
- それぞれの人生を深堀するから感情移入できる
- 全ての登場人物によって物語が好転していく
障がいという重くなりがちなテーマが、爽やかで前向きに描かれていて俗に言う「お涙頂戴テイスト」の映画とは全く異なります。
誰が見てもオギーの前向きな姿とオギーに励まされる人々の姿に感動し、生きる力を得られるでしょう。
言葉や文化に馴染みがなくても実感できるこのストーリー性。
洋画に苦手意識を持っている人もまずは『ワンダー君は太陽』を観て、前向きで豊かな気持ちに出会ってくださいね。
かしなも
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