今年も嫌な冬の乾燥の季節がやってきました。
寒さはもちろん、静電気や乾燥による喉の痛みなど、様々な問題が現れるこの季節。
中でも「乾燥」は厄介ですよね。
加湿器をフル稼働しているご家庭も少なくないでしょう。
この乾燥により、風邪を引きやすくなりますし、肌がボロボロになってしまうかもしれません。
また今回私が問題提起したい「フケ」!こちらも乾燥によって引き起こるのです。
実はこの私。乾燥フケに毎年といって言いほど悩まされていました。
ずーっと悩んでいたのですが、とあることを試し、改善できたので今回はそれら効果のあったものをご紹介していきたいと思います。
目次
そもそも何故フケはでるの?その原因とは
そもそもですが、フケは何故でるのでしょうか?
当たり前のことですが、フケに悩んでない人の頭皮にフケはありません。
一方、フケに悩んでいる人の肩は悲惨なもので、大量の白いアレが落ちています。
また頭皮が痒いこともあり、掻きむしり、さらに白いパラパラのアレが落ちてしまうのです。
このフケ。主に『脂性のフケ』と『乾性のフケ』の2種類に分けられます。
これらを細かく見ていきましょう。
脂性のフケ
脂性のフケはベトベトしていて湿っており、黄色がかっているのが特徴です。
これがでる原因は、
- 皮脂分泌が多い
- マラセチア菌の繁殖
- 免疫力が低下
などが挙げられます。
乾燥のフケ
乾燥のフケは、頭皮を掻きむしることでパラパラと落ちていき、細かい塊で白いのが特徴です。
こちらがでる原因は、
- 頭皮の乾燥
- 洗浄力の強いシャンプーでの洗髪
- シャンプーを使っての頭皮の2度洗い
などが挙げられます。
これらを説明したとき、よくある反応として、
「自分は脂性のフケだろう」というものです。なぜかほとんどの方が脂性のフケだと思い込むみたいなのですが、あなたはどう思いましたか?
結論からいうと、日本人に多いフケの特徴は、乾燥フケです。
なのでほとんどのフケで悩む方は、乾燥フケだということです。脂性フケの方ももちろんいらっしゃいますが、ごく稀に、というレベルの比率であることを覚えておいてください。
自分は脂性のフケだと勘違いし、対策としてシャンプーをゴシゴシする人がいるのですが、もし乾燥のフケだったら逆効果ですからね。
余計悪化してしまうのを防ぐため、まずは自分がどちらに当たるのかをよく調べるようにしてください。
また、まず誤解しないでほしいのが、「フケ=不潔」ではありません。
真逆です。フケ=清潔すぎるですからね。仮に、脂性フケであっても「自分は不潔なんだ...」とか思わなくて大丈夫です。
清潔すぎるからフケがでる!?
ということで、「フケは汚くない」ということを、もう少し詳しく解説しておきます。
皆さん、食器洗い洗剤は使ったことありますよね。
最近は漬けておくだけでオッケー!なんていう、強力なものまで販売されていると思います。
そんな油汚れによく効く食器洗い洗剤ですが、長時間素手で洗い物をすると手がカピカピになってくるのですが、経験ありませんでしょうか。
この、カピカピになる原因は、食器油と同時に手の脂まで落としてしまっているからなのです。
カピカピの手は、手が突っ張ったり痒くなったりしますよね?
痒くてかいたらボロボロ落ちてきますよね?フケはあれと同じ!
皮膚の油(皮脂)というのは、キレイに落としすぎてはいけないのです。
みなさん嫌う皮脂ですが、頭皮をコーティングし紫外線や頭皮のかゆみ、フケなどを抑えてくれるちゃんとした働きがあったんですよ。(もちろん皮脂出まくりはダメ)
そんな大事な皮脂を根こそぎシャンプーでとってしまっては本末転倒。日本人は毎日シャンプーをしている方が多いですが、そもそもシャンプーは、整髪料でも付けていない限り毎日洗う必要はありません。
ということで、フケというのは、清潔過ぎるが故に出てくるものということがわかります。
本当に正しいフケ対策とは
先ほど言ったとおり、正直、シャンプーは毎日しなくて大丈夫。
刺激の強いシャンプーで毎日洗ってしまうと、必要の皮脂まで洗い落としてしまい、結果的にフケがでます。空気が乾燥している冬場であれば、特に症状が出やすいです。
なので簡単な話、本当のフケ対策は「毎日シャンプーで洗わない」ということです。
というか、海外ではそっちが主流であり、多くのハリウッド女優や海外の有名モデルなどが明言していますよ。
また日本人は、外国人に比べて、さらに皮脂の分泌が少ないですから、やはり毎日の洗髪など不要なのです。
ただですね!洗わないことに抵抗があるのはわかりますよ。私だって多少あります。
ということで、毎日シャンプーをしても、皮脂を取りすぎない方法を最後に紹介しておきます。よかったらご参考ください。
フケ対策になるシャンプー洗髪の方法
まず始めに頭皮を1分ほどよくすすぎましょう。
よくすすいだら、500円玉程度の量のシャンプーを手のひらでよく泡立て、髪ではなく頭皮を指と手のひらで撫でるように優しく洗ってください。
※その際、間違ってもゴシゴシ洗わないよう注意して下さい!
そして時間が結構ポイントとなるのですが、シャンプーの時間は長くても1分以内です。
※優しく頭皮を洗っても、長い時間シャンプーの泡を頭皮に触れさせておくと皮脂を必要以上に奪ってしまうため
これだけ。
最後はシャンプーをよく洗い流して終わりです。
また、シャンプーはアミノ酸系シャンプーなどの洗浄力がマイルドなものをおすすめします。
紹介したシャンプーの方法を1週間は継続してみてください。きっと何かしらの変化があると思います。もし、それでもよくならない方は、一度皮膚科を受診するようにしてください。
まとめ:フケは勘違いされがち!正しい対策法を
以上です。
フケって、頭皮の垢みたいなものですので、汚いっちゃ汚いですが、不潔だから出るというものではありません。そもそも垢自体、人間誰しもが抱えているものですし、フケ0の人なんて存在しないのです。
なのでフケが出たからといって、自分が不潔だなんて思わなくて大丈夫!
むしろフケが出る原因は、何度も言いますが、清潔にし過ぎた結果であることが多いです。
無駄なシャンプーや、強引なゴシゴシ、これらは絶対にやめましょう。では。
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