緊張や温度変化により汗をかきますが、その際気になるのが脇の臭い。
今や様々なデオドラント剤が発売されていますが、本当に効果があるのってどれくらいあるのでしょうか。
私は一握り中の一握りだと思っています。
さて今回、そんな一握りの効果あるデオドラント剤とは一体どれなのか?
私なりに経験し、おすすめできると思った商品を紹介しようと思います。(注意:わきがの臭いと単なる汗の臭いへの対処法は違います。自分はわきがだと思われる方は、一番最後に紹介する商品をご覧ください)
目次
デオドラント剤の適切な使い方
さっそく紹介していく前に、適切なデオドラント剤の使い方を説明しておきます。
これができていないと、いくら良い商品であっても十分な効果を得ることができません。
まず多くの方が勘違いしている点として、『市販されているデオドラント剤は、汗をかいた時点で使う』と思われているところです。
これ違いますよ!デオドラント剤というのは、ほとんどが”制汗”することにより、汗の匂いを抑えています。
なので汗をかいた後や、既に臭いが気になっている時点での効果はほとんどありません。(気休めにはなりますが、変な匂いが残る可能性があります)
デオドラント剤の効果的な使用タイミングは、汗を落としたあとの状態です。すなわち“入浴後”に使うのがベスト!(一部そうでない商品もあることにはあります)
デオドラント剤を5つ紹介
という前置きで、さっそく5つの商品を紹介していきます。
冒頭、注意として書きましたが、わきがの人は市販のいわゆる普通のデオドラント剤では効かないことがほとんどのため、最後に紹介しているわきが専用の対策クリームを検討してください。
ロールオンタイプ(デオナチュレ ソフトストーンW)
- 原産国:日本
- 内容量:20g
ここ数年で一気にメジャーになったデオナチュレのソフトストーンタイプです。有名なので一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
デオナチュレからは様々なタイプのデオドラント剤が発売されていますが、最も手軽に使えて効果を実感できるのが、ソフトストーンタイプだと思っています。
使い方
入浴後などの清潔な肌に乾いた状態で5~6回、むらなく塗布してください。
入浴後でなく、汗を拭き取った状態でも使用できますが、既にニオイがある場合は効果が薄いです。
有効成分
脇の臭いは、下記記事でも紹介されていますが、アポクリン腺と呼ばれる汗腺から分泌された汗が、肌表面の常在菌によって分解されることが原因です。
関連記事:わきが体臭で手術も考えた私がその原因と対策法をできる限り細かく解説する
ここで対策の鍵になるのは、制汗で発汗を抑えること、常在菌による分解を抑制することの2点です。
デオナチュレ ソフトストーンWの有効成分として、焼ミョウバンが含まれています。
焼ミョウバンには様々な効能があり、アポクリン腺を塞ぎ、発汗そのものを抑える点と微量の金属による殺菌作用があります。
デオナチュレ ソフトストーンWは焼ミョウバンの効能を、他成分で密着させ効能を高めており、経験すればわかりますが思っている以上に長時間の効果を得ることが可能です。
スプレータイプ(レセナ ドライシールド パウダースプレー)
- 原産国:タイ
- 内容量:135g
みんな大好き!手軽なスプレータイプです。
様々なメーカーから販売がされているスプレータイプですが、最も効果を感じれたのが、レセナ ドライシールド パウダースプレーです。ちなみにスプレータイプ自体は手軽な分、他のタイプに比べ効果は薄いように感じています。
使い方
いっしょですね。基本的には、入浴後などの清潔な肌にスプレーしてください。
先ほど言いましたが、効果は一番薄いので臭いが付いている時点では全くおすすめできません。
有効成分
レセナ ドライシールド パウダースプレーは“プレケア”と呼ばれる、汗腺そのものを塞ぐ制汗作用に着目したデオドラント剤となります。
独自配合のドライシールドパウダーが、微量の汗によって溶け、汗腺そのものを塞ぎ、高い制汗効果を発揮するのです。
またパウダー自体、白ではなく透明のため、このタイプによくある、スプレーした後に白い痕が残ることがありません。
ちなみに汗腺自体を防ぐといっても知れているのは知れているため、例えば健康に害とかも今のところ発見されていませんし、まずそういったことはないと思われます。(というか、正直かくのはかく。あくまでスプレータイプでおすすめ!という感じ)
ちなみに汗ジミへの効果もあるので、洋服へのダメージを気にされている方は、こちらを普段から持ち歩き、こまめに振りましょう!
シートタイプ(エージーデオ24 クリアシャワーシート)
- 原産国:日本
- 内容量:40枚
続いて、AGシリーズのシートタイプの紹介です。ここ数年でもっとも知名度があるのではないでしょうか。
このデオドランド、汗をかいた後でも十分な効果を得れるという特徴があります。まあシートタイプに関しては、いっしょに汗も拭き取ってしまうため、基本的に効果があると思っていただいて大丈夫です。
使い方
汗をかく前に予防として使うのもいいですし、先ほど言った通り、汗をかいた後に使っても効果があります。
CMのインパクトとシンプルなデザインに定評がありますが、個人的には非常に重宝されるべきデオドランドだと思います。
有効成分
AGシリーズは、CMでも大々的に言われていますが、“銀成分"を使用されています。
微量金属の殺菌作用と、ミョウバン成分の2つで効果を高めており、高い制汗性と殺菌作用があるのです。
そして、このシートのもっとも評価されるべき点は、個人的に『液体』と『パウダー』の両方が入っているところだと思います。
液体成分が肌に密着し、硬い制汗性を発揮するとともに、その後汗をかいてもパウダーが汗を吸収してくれるようになっているのです。
また女性に嬉しいヒアルロン酸がパウダーとして配合されており、拭き取り後の乾燥も他製品に比べ少ないと思います。ぜひお試しあれ。
番外編(日邦薬品 オドレミン)
- 原産国:日本
- 内容量:25ml
皮膚科での腋臭(えきしゅう)の治療にも用いられる塩化アルミニウムが入った制汗・防臭剤のオドレミンを紹介します。
汗腺の細胞に作用し、汗腺を閉塞することで汗を抑える症状が期待できるという感じです。(ただコチラに関しては、私も詳しく知るわけではないため、使用前に必ず説明を受けるようにしてください)
*「腋臭」というのは、いわゆる「わきが」のことです*
使い方
入浴後などに、指でスリこむよう塗っていきます。
そして塗ったあとは、必ず十分な乾燥をするようにしてください。
有効成分
再度お伝えしますが、こちらは腋臭(えきしゅう)治療にも用いられる、“塩化アルミニウム”を配合した制汗・防臭剤となります。
汗腺に直接作用し、閉塞させることで発汗自体を抑える効果があるのですが、それゆえ使用前には必ずお医者さんからの説明を受けるようにしてください。
市販デオドランドに比べ高い効果が期待できますが、全ての人に効果が出るわけではありません。
また皮膚との相性が悪いと湿疹が起こる、なんていうデメリットもあります。よくよく注意しながら使用しましょう。
私も使っていたことがありますが、汗が出ないのは本当で、その分臭いも消えた気がします。
少々肌の乾燥や突っ張り感を感じたものの、かなりの効果を得られたのではないでしょうk。デオドラント剤というより、薬品に近い位置づけなので、今回「番外編」とさせていただきました。
わきが専用クリーム(テサランクリア)
最後に紹介するのが、ネット通販で買えるわきが専用の対策クリームとなります。
名前が『テサランクリア』であり、顔用のクリームも販売されています。正直、わきがの疑いや他のデオドランドを使ったことがある場合には、さっさとこのわきが対策用デオドランドを使用した方がいいです。
全員に効くなんてことはもちろん言えませんが、個人的には一番推したい商品です。
とくにわきがの人は数ヶ月間使用してみてください。大分変わってくると思います。
公式サイト:テサランクリアの公式サイトをチェック
まとめ:脇に臭いは抑えることができる!
最後にもう一度言っておきますが、わきがの場合はほぼほぼ市販のデオドランド剤は効きません。
私がわきがなので十分に理解していますし、色々と使用してきましたが、さっさとわきが専用のものへ変更した方がいいです。それも長期間毎日使うようにしてください。
それか下の記事で紹介されているような、『わきが手術』を検討してみてください。こちらは手汗手術の記事ですが、仕組みは結局同じなので考える良いきっかけになるはずです。
関連記事:中学生時代、手汗が嫌で手術を受けた話!手汗は止まったけど、あるデメリットが…
個人的にはわきが専用のデオドランドで試してから、それでもダメだったらでいいと思います。
がんばってくださいね!
寄稿者
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